ftfが入手できないXperiaの復元方法

2013.09.03 雑記 ライター:__agar

(この記事の方法を実践したことによるトラブルに関して当方は一切の責任を負いません。実行される際は自己責任でお願いいたします。また本記事は改造行為を推奨するものではありません)

Xperiaといえばカスタマイズしてもftfを用意していればflashtoolで焼くことで簡単に復元することができたり、あるいはSony mobile Update Service(旧名:Sony Ericsson Update Service)を使って最新バージョンにはなってしまいますが復元することができたりと起動できない状態、あるいはシステムをいじり倒してまともに動かせない状態での復旧可能なケースの多さも魅力です(普通に使っていれば関係ないのですが)。

以下、覚え書き(もしかしたら助かる人もいるかも?)。

先日私はtwitterのフォロワーさんからXperia AX(SO-01E)を譲り受けて使っていたのですが、Xperia V(LT25i)、つまりグローバル版のROMに書き換えてある状態とのことでした。このほうが都合がいい面(MVNOでのテザリングとかですね)があったので喜んでそのまま使っていたのですが、運用の関係でこの端末でおサイフケータイが使いたくなりました。

Xperiaはそれなりの機種数触ってきていたので、ftfを探してきて焼けば簡単にAXの仕様に戻せるだろう…と思っていたのですがネット上を探しまわってもAXのftfは落ちておらず、どうしたものかと考えこんでいたのですが…

解決方法としては
・Xperia AXを持っている人を探してftfを作ってもらう
 これが一番確実かとは思ったのですがあいにく周りにユーザーが見つからず。

といったところで、万事休すかと思いましたが、ftfを必死に探している間にあるものを見つけました。
保管庫(「忘れがちなメモ帳」様)
(こちらの情報には大変お世話になりました、この場を借りて深くお礼申し上げます)

こちらのサイトを失礼ながら最初は「お、大体の機種のftfあるじゃんきたー!」と思って開いたのですが、賢い読者のみなさんは開いてすぐお気付きの通りこちらにあるのは各機種のbuild.propの中身です。

ところが目当ての物でないからといって素通りするにはもったいない素晴らしいデータの宝庫です。
私はこのbuild.propをお借りしてあることの実行を思い付きました。

「build.propだけ目当ての機種のもの書き換えればSony mobile Update Serviceを騙してROMを書き換えられるのではないか?」

一見とんでもない荒業のように思われるかもしれませんが、この方法がうまくいけば助かる人もいるはずです(主に自分)。早速人柱してみることにしました。

LT25i化されているXperia AXのrootを取りbuild.propを編集できる状態にします。
そしてbuild.propをバサッと全選択&消去して先ほどのサイトからお借りしたSO-01Eのbuild.propを貼り付け。
build.propを丸ごと書き換えなんて野蛮なことをしたのは初めてですがとても爽快です。

そして再起動すると無事に起動…はしましたが突然build.propが丸ごと書き換わってしまったわけですから謎のプロセス停止の嵐です。*どんどん沸いてくるそれらのダイアログに「OK」を押しつつだましだまし設定に入ってみるとちゃんと機種名はSO-01Eに書き換わっています(当たり前ではありますが)。

さて、問題はSony mobile Update Serviceがbuild.propを見て機種を判別しているのかどうかです。そうでなければこの粗暴なチャレンジはまったくの無駄となってしまいます。

結果は…無事に大成功!SO-01EのROMに戻すことができおサイフケータイもワンセグも正常に動いています。

海外機種のほうがアップデートが早かったりプリインアプリが少なかったりと様々な理由で海外版化している方はいらっしゃると思いますが、万が一国内ROMのftf作成を忘れていたりネットにもなかったりと言った場合にはこういう方法も可能かもしれない、というお話でした。