INFOBAR A02(HTX21)レビュー (4:不満点編)

2013.10.08 ガジェットレビュー ライター:__agar

INFOBAR A02(HTX21)を使用し始めて1週間ほど経ち、概ね満足していますが不満な点もいくつかあります。褒めちぎるばかりのレビューをしていても仕方がないので、不満な点について今回はまとめたいと思います。


1.ハードの作りが甘い

最大の不満はこれです。
最近のHTC製の端末といえば、
防水端末として設計した形跡があるのに非防水(ISW13HT)
micro USBの蓋が取れやすい(HTL21)
裏蓋や前面のアルミ外装が浮いてる(HTL22)
と、色々と甘さがうかがえる出来事があるわけですが、このHTX21にはあまりそういった噂はないよな…と思いながら購入したのですが、完全にリサーチ不足でしたorz
ある異常に気付き、すぐにそのことについて検索したところ、似たような事例が…

それに気付いたのはこのブログでのレビュー用の写真を撮っていた時のこと。
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普段は見ない角度から見て違和感を感じました。
よーく見ていただくと…
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そう、前面ガラスの左下の角が浮いてるんです…
気付いた時はちょっと落ち込んだというか、「ああ、この機種もやらかしてるのかHTCよ…」という思いが。
押しこむと浮いていたのが感じられるほどの浮きですし、ホコリや、防水端末であることを考慮すると水も心配です。気になり始めると止まりません。

ネット上の情報を見ると、他の方の報告もこの左下の角が浮いていることが多いようです。同じ部分が浮くということは製造レベルではなく設計から問題があるのでしょうか。かなりメーカーに不信感を持ちます…
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2.イヤホン出力時のノイズがひどい
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最近のbeats audio対応の他のHTC機同様、音自体はそう悪くないものです(余談ですがこの機種は他の機種のように外装にbeats audioのロゴこそないもののしっかり対応しています)。ですが、ノイズがあまりにもひどいです。
イヤホンを刺して、ホーム画面を操作すると明らかにわかるレベルでノイズが入りますし、動画再生していても無音の部分が無音に聞こえません。
拙い表現で申し訳ないのですが、例えば動画を再生していて、BGMのない会話のみの場面があると
A「ごにょごにょごにょ」

(ノイズが入る)

ノイズが止まって無音

(ノイズが入る)

B「うにょうにょうにょ」
と言った具合で本来静まり返っているはずの部分でセリフの前後にノイズが入ってしまいます。気がそれると言いますか、間もへったくれもないと言いますか、この点は不満です。

3.画面サイズの割には大きめ
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丸みを帯びたデザインの関係もありますし、そういった実用的な視点から選ぶ機種でないことも理解してはいますが画面サイズの割に大きいです。
4.7インチのディスプレイでありながら幅は70mmに及び、昨今流行の5インチ級のスマートフォンと差がありません。
重さに至ってはこの機種より大きい5インチの同社製端末、HTL21より重いです。
デザインに重きを置くiidaブランドの端末であるという性質上、他の端末と単純な比較をすべきではないですが、それにしても想定しているユーザー層などを考えると大きく重いのはそぐわないのではないかと感じます。

4.素っ気なく、安っぽい背面
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(不具合でディスプレイが浮いていて段差があることを除けば)綺麗に丸みを帯びて側面につながっていく前面、INFOBARらしさのあるキーやデザインの一部としてうまく取り入れられた充電用接点が配置された側面、これらはとても良いデザインだと思いますが背面だけはどうも納得行きません。
本体色一色で特に装飾もない面になっていて、カメラユニットも非常に飾り気のないデザインです。そんな味気ないデザインのおかげで、ポップさを狙ったのであろうプラスチックらしさをごまかしていない光沢処理がただの安っぽいものとして逆効果に映ってしまいます。

こういったいくつかの不満点がありますが全体的には良い端末だと思います。効果音まで含めてデザインされたUIは綺麗で癒されるものですし、それなりのスペックですから動作も悪くなく、また電池持ちも優秀ですし普通のAndroid端末として見てもある程度満足できるくらいのものは備えていると感じます。デザインはところどころ文句はありつつもかわいいですし、生産数が少ないこともあってかあまり持っている人も見かけず今後投げ売りされることもまずなく、大切に使っていきたい端末ではあります。