EMOBILE Nexus 5 モニターレビュー(3日目:ART編)

2013.11.24 ガジェットレビュー ライター:__agar

「Nexus 5 モニターキャンペーン」に参加中です。今回はAndroid 4.4の大きな変化の1つ、ARTの効果を検証してみたいと思います。


まずはじめにARTとはなんぞや?という方のために軽く説明しておきますと、ARTとは「Android RunTime」の略称でAndroidのための新しいランタイムです。これまでのAndroid OSではDalvikというものが使われてきたのですが、それに代わるものとなります。
ランタイムはアプリケーションを動作させる基礎となるので、このランタイムがより良いものに変われば、Android OS上で動くすべてのアプリがより高速になるかもしれないというものです。

よく分からなければ「ARTというものにしたら速くなるかもしれない」で十分です。普通に使っている分には気にすることではまったくないです。

さて、Android 4.4ではそのARTに対応しているのですが、現時点ではまだ「試験導入」となっています。
相性の問題が出る可能性もあり、従来のDalvikを想定して作られたアプリで問題が起きることを想定した措置かと思われます。
そのためAndroid 4.4では初期状態ではこのARTを使うようにはなっておらず、従来のDalvikのままです。

設定→開発者オプションからいつでも切り替えられます。切り替え時にはインストール済のアプリをARTに最適化し直すので少々時間がかかります。もちろん戻すことも簡単にできるので興味のある方はぜひ試してみてください。
Screenshot_2013-11-22-21-00-17

Dalvik使用時、ART使用時の両方でAntutu Benchmark、Quadrant Advancedを使ってベンチマーク計測をしてみました。

こちらがDalvik使用時のNexus5のベンチマークです。
Screenshot_2013-11-22-20-57-33 Screenshot_2013-11-22-20-58-42

ART使用時の結果はこちら。
Screenshot_2013-11-22-21-46-09 Screenshot_2013-11-22-21-47-08

結果としてはARTに切り替えて明らかに上がったのはQuadrantのほうのみとなりました。もちろんベンチマークはあくまで参考なのですべてではありませんが、実際に使用してみた感覚としてもARTに切り替えて速くなったという感じはないです。

現時点ではあくまでお試しで、普通に使う分にはDalvikにしておいたほうが都合が良いかと思います。私も少し試したあとDalvikに戻しました。
Nexus5自体が元からかなり動作が良いので違いが感じにくいというのもあるかもしれませんね(最新機種を色々持っている方ならまた感じ方が違ってくるかもしれませんが…)。