EMOBILE Nexus 5 モニターレビュー(5日目:ネットワーク編)

2013.11.26 ガジェットレビュー ライター:__agar

「Nexus 5 モニターキャンペーン」に参加中です。今回はイーモバイル版のネットワーク関係についてです。


イーモバイル版のNexus 5(EM01L)はイーモバイルから販売されているスマートフォンですが、使用するモバイルネットワークは少々変わっています。
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上の写真はロック画面ですが、キャリア表示が「SOFTBANK」になっているのがお分かりいただけるでしょうか。SIMフリーだからSoftBankのSIMを刺してみた、というのではなく、これは正真正銘、イーモバイルのSIMが刺さったNexus5です。

ではなぜ「EMOBILEのNexus5だけどキャリア表示はSoftBank」という不思議なことが起こるのか、それはEMOBILE版Nexus 5の契約プランに秘密があります。
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EMOBILE版Nexus5は「EMOBILE 4G-S」というプランでの契約になります。これはどのような物かといいますと、EMOBILEのネットワークではなくSoftBankのネットワークを利用する契約です。Nexus5以外ではEM01Fが同様のプランでの契約になっています。

ただし、Nexus5の場合は完全にSoftBankの回線のみを使用するというわけではなく、EMOBILEの回線もLTEのみですが使用できるようになっています。

整理しますと、EMOBILE版Nexus5(EM01L)の契約で使用できるモバイルネットワークは
SoftBank 3G,SoftBank LTE,EMOBILE LTEという組み合わせです。

これに、2社が提供している回線とNexus5のハード、両方のバンドを考慮すると
SoftBank 3G(900/2100MHz),SoftBank LTE(2100MHz),EMOBILE LTE(1700MHz)
これらに対応しているということになります。
加えて、SoftBankが今後開始するSoftBank LTE(900MHz)もNexus5の仕様を考えるとおそらく使用できるようになるでしょう。
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こういった複雑な内容になっているのは両社の特殊な関係などもあるのですが、とりあえず利用者の視点からすればEMOBILE版Nexus5は「通話はSoftBank、データ通信はSoftBankとEMOBILE両方が使える」という捉え方ができるのである意味お得かもしれません。

ひとつ注意しておきたいのがSoftBank/EMOBILE両方のLTE網を使えるといってもユーザーの判断で切り替えられるわけではない、という点です。

どちらの通信網を優先して使うようになっているのか、またどのような条件の際に切り替わるのかといったことは分かりませんが、場合によっては「混んでいて速度が出ない方を掴んでしまって、もう片方に切り替えたいけれどそれはしてくれない」というようなケースが出てくることも十分に考えられます。どちらのネットワークも良い環境ならかなり速度が出るので、せっかく両方対応しているならば切り替えられるようにしてくれても…という気はします。ただ、それはキャリア関連のアプリは一切ないNexus5に求めるのは筋違いかもしれませんね。

最後に、左がSoftBank LTE、右がEMOBILE LTEのスピードテスト結果です。
テスト環境は「エリアの整備はそれなりに進んでいるものの混んではいない郊外」といったところでかなり良い条件での結果ではありますがどちらも似たような好成績となっています。
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