isai(LGL22)レビュー(4:機能)

2014.01.09 ガジェットレビュー ライター:__agar

isai LGL22のレビューです。今回はisaiに搭載されているこの機種ならではの機能やLG端末共通の機能を見てみたいと思います。

まずはこの機種の名前がそのまま付けられた機能、「isaiスクリーン」。
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簡単に言えばニュースフィードのような機能です。
ホーム画面に表示されるのですがウィジェットではないので移動させたりということはできません。ホーム画面1ページに1項目、初期状態では4ページ4項目が表示されています。「それちょっと邪魔じゃないの?」というところですが、初めてスマートフォンを持つ方でも複雑な設定なしにこういった機能を楽しめるというところを意識したものなのでしょうね。

まったく弄れないというわけではなく、設定画面から表示項目を絞ることはできます。全項目チェックを外せばisaiスクリーンは表示されなくなります。とてもシンプルな設定内容です。
見せ方は大きく違いますが立ち位置としては他社端末で言えばHTCのBlinkFeedなどに近いかもしれませんね。
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同様に分かりやすさを重視した機能として「クリーンビュー」というものも用意されています。
これはカメラやギャラリーなど一部のシステムアプリでのみ使えるものなのですが、下をご覧ください。
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これはギャラリーアプリですがどうでしょう、非常にシンプルな表示ですよね?
初心者の方でも「ここを押せば写真が見られるんだ!」とばっちり分かります。

一方で既に使い慣れている方ならこの画面を見て「クラウドストレージ上の画像も見たい」「フォルダ名がないじゃないか」「複数選択ができないぞどうなってるんだ」となるかもしれません(実際私も複数選択ができず困りました…)。
ここで注目したいのが画面右下。メニューキーの右になんだか見慣れないキーが追加されていますね。これが「クリーンビュー」機能の肝です。

このキーを押すとより詳しい表示に切り替わります。
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仕組みに気付かないと少々混乱するかもしれませんがなかなかよく考えられた機能だと思います。
初めての方にはより扱いやすく、そしてもう分かっている方にはいつも通りに、とうまく共存させたUIではないでしょうか。

もうひとつ、機能ではないのですがisaiを使い始めて気付いたのが、かなり説明のポップアップが出る個所が多いことです。
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単純に機能が多いからということもあるのでしょうが、説明表示が出る個所が多く、1つ1つ教えていくような親切な作りをしているように感じました。

こちらはホーム画面のアプリドロワーです。
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いくつか緑色に光っているアプリがありますが、使用頻度の高いアプリが目立つようにしているとのこと。確かに言われてみれば目に留まりやすいです。特にプリインストールのアプリの多くはデフォルトでは白いアイコンで統一されているのでこういった形で判別しやすくしてくれるのはありがたいですね。

こういったエントリーユーザー向けの機能も盛り込まれている一方で、マニアも触って楽しいディープな機能も多く搭載されています。
そのあたりはベースモデルのG2から引き算はしていないといったところでしょうか。

G2に搭載されているオンスクリーンキーの配置変更や、ダブルタップでスリープ解除できる「ノックオン」機能もそのまま搭載。
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欲を言えば、せっかくオンスクリーンキーの配置を変更できるならば「通知領域を開く」「Qメモを起動」といったものではなく、タスクキーや検索キーも実装して欲しかったところです。
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ノックオン機能は文句なしに素晴らしいです。画面を2回タップするだけで起動できる手軽さはもちろんですし、タッチパネルを常時使える状態にしておくということでなんとなく心配な電池消費もそう多く取ってはいないようでした。
スリープにするときにも同様のジェスチャが使えて、そちらはステータスバーを2回タップで画面が消灯してスリープに入るようになっています。

ゲストモードも搭載されています。
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ロック画面をパターン解除にしていないと使えないのが残念ですが、一時的に使える範囲を制限したモードに入れます。

各社似たようなものを搭載している、バッテリー消費を抑えるモードもあります。
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防水化などの兼ね合いでG2よりバッテリー容量を削られているだけにいざという時には頼れるかもしれません。

また、最近のLG製端末ではおなじみの”Q”から始まる機能も各種しっかり入っています。

まずはQメモ。
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スクリーンショットのようなものですがサクッと手書きでメモを残すことができます。
スタイラスを使ってもうちょっとしっかり書けばブログでアプリレビューするなんて時も説明に使いやすいかもしれませんね。

次にQスライド。
XPERIAの「スモールアプリ」、GALAXYの「マルチウィンドウ」「ペンウィンドウ」などAndroidでの複数アプリの同時起動は今のところ各メーカーが独自で工夫してやっている状況ですが、LGの場合はこのQスライドがそれにあたります。
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前述した他メーカーの似た機能と比べると対応アプリの追加ができないことが痛いですが、優れている部分もあります。

ひとつはQスライドのウィンドウは自由に透過させられる点。
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透過させておけば後ろのアプリが見やすいのはもちろんですが、ただそれだけではなくて透過させている間は小窓のアプリはタッチできず後ろの物を操作できるんです。行き来して使いたいときに非常に便利。

通常サイズのアプリとのサイズ変更も自由です。
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もう1種類マルチタスクのための機能が用意されています。
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スライドウィンドウと言って、起動中のアプリを3本指で横にスワイプすると状態を保存したまま他のアプリを使えます。
こちらの機能は正直なところ「アプリ履歴を呼び出して行き来すれば済むのでは…?」と思ってしまいます。私が見落としているのかもしれませんので何かメリットを知っている方がいらっしゃればぜひお教えください!

また、こんな機能もあります。
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充電のためにmicro USBを刺したところ、こんなアニメーションが表示されました。ちょっと楽しくなります。
これはただの飾りではありません。イヤホンを刺してみると同様のアニメーションの後にこんなランチャーのようなものが表示されました。
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例えば音楽が聴きたかったらとりあえずイヤホンを刺してみれば目当ての操作が出てきて選べるわけです。非常に分かりやすいですし素早く扱えますね。

ちなみにmicro USBを刺した際に、ACアダプタの出力が低いとこんなことも教えてくれます。
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他にも機能というかは微妙ですが、親切な部分がありました。
まずは通知領域のトグルからWi-FiをON。
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普通ならこれでONになって終わり、使ったことのあるSSIDが見つからなかった場合は設定を開いて選ばないといけませんが、この機種の場合は保存されているスポットがなかった場合こんな風に小窓でWi-Fi設定の画面と同じものを出してくれます。
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とにかく至るところに使いやすい気配りが届いています。isaiに限らずLG製の機種の多くに同様のものがあるようですが、これに慣れてしまうと他メーカーの機種が面倒に思えてしまいそうなくらいです。

面白い工夫が盛り沢山で触っていて飽きませんし、ただむやみに機能を盛り込んだのではなく使いやすさを考えていることが汲み取れる節も多くあります。初心者から上級者まで幅広く満足できる機種ではないかなと感じました。
本当にあまり売れていないのが不思議なくらいの仕上がりなので気になっている方はぜひショップなどで触ってみてもらえればと思います。

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