Xperia Z Ultra SOL24 発売前レビュー

2014.01.23 ガジェットレビュー ライター:__agar

Xperia™アンバサダー・プログラムの企画で、1月25日発売のXperia Z Ultra SOL24をお借りしています。今回はそのZ Ultraのレビューです。

今回お借りしているのはau版Xperia Z Ultra(SOL24)のホワイトです。
外観をチェックしていきます。

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前面は6.4インチの大きなディスプレイとそれを囲むアルミフレーム、シンプルながら美しいデザインになっています。
受話口やマイクはフレームの一部を削って収めたような形になっているので本当に余分なもののない一枚板という印象を受けます。
他のau版Xperiaでも同じことですが前面のロゴは上部にあるSONYロゴだけなので、先に発売されている海外版や24日発売のWi-Fi版と正面から見るとほぼ違いはありません。
SONYロゴの左側にはインカメラやセンサー類があります。

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右側面を見ますと中央にXperiaシリーズ共通の丸いアルミの電源ボタンがついています。本体の薄さゆえか、Zなどの電源ボタンと比較すると少し手探りで見つけにくい時があるかな、というように感じました。
電源ボタンの下には音量キー、上端寄りにはイヤホンジャックがあります。側面にイヤホンジャックを持ってきたのはもしかするとサイズ的に横持ちで使用する場合のことを考慮したところでしょうか。
下端にはストラップホールもしっかり用意されています。

また、側面の一部が蓋になっていて、開けるとmicro SIMスロットやmicro SDスロットがありました。
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この蓋の部分もしっかりアルミ製で周りのフレーム部分と質感の違いが少ないためとても綺麗にまとまっています。

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左側の中央にはZ1やZ1fにも搭載されているマグネット充電端子があり、卓上ホルダやマグネットケーブルを使った充電に使用できます。

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micro USB端子は左上に付いています。

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背面の素材はガラスです。最近はすっかりXperiaといえばこれになりましたね。
下の方に「au」「SOL24」の表記がありますが、Z Ultraの外装でau版であることを主張する部分はここだけ。Z1(SOL23)でも同様ですが極力デザインを崩さないよう配慮されたロゴ配置です。

背面には海外版やWi-Fi版とのちょっとした違いも見られます。
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カメラの横には赤外線ポート、少し下にFeliCaマークが印刷されています。日本国内の独自機能にもばっちり対応しているのです。
背面中央には「XPERIA」ロゴがありますがこれも実はZ Ultraの場合au版だけで、他のモデルではSONYロゴが入っている場所です。


スペックについても少々触れておきましょう。au版、海外版(グローバルLTE版)、Wi-Fi版の3種類、基本的には同じですがそれぞれ若干異なる点もありますので比較できるよう並べてみました。
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少し卑怯な比較だと言われればそれまでなのですが日本で使うなら一番何でもできるのはau版でしょう(どうしてもdocomo網やSoftBank網で使いたいという方なら別ですが…)。上の表のものに加えて、テレビで録画した番組を持ち出せる「おでかけ転送」を使う場合にWi-Fi版よりau版の方が対応形式が多いなんて隠れたメリットもありますし、auのキャリアサービスも当然使えますから「ビデオパス」で映画などを見るにもぴったりです。

スペックのほうに話を戻しますと、Snapdragon 800でRAM2GBという他の冬春モデルの多くと変わりない基本性能ですし特に文句の付け所はない快適さです。
お借りしているのはまだ製品版ではない段階のものということでベンチマーク結果を上げることはできないのですが、おおよそカタログスペックからイメージする通りの性能です。

さて、Z Ultraを語る上で外せないのがそのサイズについてです。
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とても小さいスマートフォンであるXperia ray(SO-03C)と並べてみました。すごいサイズの差です…!

「いやいや、それは右のが小さいだけやろ」なるほど、確かにそうかもしれません。
では結構大きめな5.2インチディスプレイのisai(LGL22)と並べてみましょう、こちらです。
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やはり大きいのがお分かりいただけるのではないでしょうか。

UIも他のXperiaシリーズと似たものですがサイズが規格外なので少し雰囲気が違います。
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解像度的にはフルHDなので5インチクラスのスマートフォンと同等のUIでもおかしくはなさそうなところですが、きちんと6.4インチの大画面に最適化されているので広さを十分に生かせます。
一方でChromeなどのアプリを起動してみるとスマートフォン向けのUIで表示され、なんだかもったいないなあというところもあります。個々のアプリまではメーカーさんの管轄ではありませんし仕方のないことではありますが、特殊なサイズ故にそれを生かせるアプリ選びというところも重要になるかもしれないという感想を抱きました。


「大きければ大きいほど良い」ということではないのはもちろんです。しかし、「この大きさだからできる」という楽しみ方、使い方も少なからずあります。
写真や動画をみんなで見たりもしやすいサイズですし、1人で見るにしても大画面でコンテンツを楽しめる良いマシンです。

筆圧検知こそないものの、上のような先の細いスタイラスが使えるので大画面と相まって手書きデバイスとしてもなかなかいけます。

ちょっとマニアックなことを言えば、Xperiaシリーズなのでこれもできちゃいます。
jubeat plus 2.0.2
カテゴリ: アーケード&アクション
販売元: KONAMI
サイズ: 70M
インストール数: 50,000~100,000
更新日: 2013年12月18日
対応OS: Android2.3.3 以上
平均評価: 3.2 (1,117件の評価)
Google Playで詳細を見る

音楽ゲームのjubeat plusです(au端末でもあるのでこちらではなくてスマートパス版のものも遊べますね)。
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大画面なのでこのようにゲームを楽しむにも他のスマートフォンより良い点があります。

Bluetoothキーボードでも用意すればブログを書くにもミニノート感覚でいけるかな…?というサイズです。
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このあたりはタブレットに近いサイズならではです。

スモールアプリも活用しやすいかもしれません。
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こういったZ Ultraのサイズならではのサイズを活かした楽しみ方については今後他の記事で付け加えて発信して行きたいと思っております。


唐突ですが私はどうも「ファブレット」という呼び方が出始めた頃からその分類がしっくり来ませんでした。
「スマートフォンとタブレットの中間のサイズ」というのがファブレットの定義だそうですが「大きいスマートフォン」が5インチ台後半、タブレットも小さいものなら6インチちょうどのものだってあるというのに、その中間といえるエリアってほとんど無いんじゃないですか?というのが私の考えです。

Z Ultraだってau版は「スマートフォン」として売りだしているけれどWi-Fi版は「タブレット」としていますしなかなか複雑なラインです。少なくとも大きさで「ファブレット」の線引きをするのは厳しいでしょう。

それでも「ファブレット」という呼び名を使うとすればそれは大きさに限った話ではなく「スマートフォン」「タブレット」どっちとして見てもありなものに与える名前ではないかなと思うのです。

そういった意味ではZ Ultraはかなり近いかもしれません。サイズはどちらかというとタブレット寄りで使い勝手としてはそちらに近いですが、7インチタブレットと比較すると小柄で持ち運びやすいサイズです。

スマートフォンとして見るなら規格外の大きさになってしまいますが、それでも通話/赤外線/おサイフケータイ/ワンセグ…等々、日本のスマートフォン事情として必要な機能はすべて網羅しているのでスマートフォンでやりたいこともすべてやろうとと思えばできなくはない、そういうデバイスなのです。

普通のスマートフォンからの機種変更や乗り換えを考えるには勇気のいる物かもしれませんが、こういうタイプの新しいデバイスなんだと思ってみるとなかなか便利に思えます。こればかりは実際に触っていただかないと分かりにくいかもしれませんが、遅くとも発売日には全国のauショップなどの店頭で触れられるようになると思いますので、興味をお持ちの方はぜひ一度試しに行ってみてください!