「AQUOS PHONE ss 205SH」レビュー

2014.03.04 端末レビュー ライター:__agar

風呂用、アラーム用などに適当に扱える手頃なAndroid端末が1台欲しかったので購入してみました。
防水でできれば小型なものがよかったのでこちらの機種に。



205SHは2013年6月発売のモデルで、Snapdragon S4を搭載するミドルレンジの機種。4インチディスプレイで幅60mmとコンパクトな端末です。
2014年3月現在では一括0円+キャッシュバックでの販売もよく見かける機種となっているためか、新品未使用でも5000円台で入手できる状況です。

色はピンク/ゴールド/ホワイト/ネイビー/ブラックの5色が用意されています。今回はホワイトを購入しました。

開封


箱は淡い色の模様が入ったデザイン。どちらかというと女性向けな機種なのかなという印象です。


先代の107SH譲りの放射線測定機能を搭載しているので、説明書にもその注意書きがあります。

右下の黒い小さな部品はSIMカードの着脱に使う物です。
SH-06Eなどでも同様のものが付属しているのですが、SIMスロットが奥まっていて爪などで押しにくいため必要になります。

外観


丸みを帯びたフォルムが可愛らしいですね。


画面下に配置されたタッチ式の音量キーと、「クイック起動キー」が特徴的です。
音量キーに関しては、正直なところ誤操作に繋がりやすくあまり良い印象ではありませんでした。

クイック起動キーを押すと割り当てておいた任意の機能が起動できるというのももちろん便利なのですが、これがあるおかげでオンスクリーンキーの端末でありながら電源キーに指を伸ばさずにスリープ復帰できるのもなかなか良いと思います。


下部にはマイクとmicro USB端子があります。
防水端末ながら端子にキャップはないのが便利ですね。


上部にはmicro SDとmicro SIMのスロット、電源ボタン、イヤホンジャックなどが配置されています。角にある切り込みはストラップホールです。


音量キーが画面の下にあり端子類も上下に集められているので、側面は左右ともに何もついておらずすっきりしています。


背面は石のような滑らかな形状で、小柄なことも相まって手になじみます。
表面はさらさらした手触り。

ソフトウェア・動作



UIはいつも通りのAQUOS PHONE。

初期設定では「3ラインホーム」に設定されていますが、スペックが非力なのか3ラインホームが重いのかもっさり気味。3ラインホーム自体好みが分かれるUIであることを考慮してか、より普通のAndroid端末のホーム画面に近い「SHホーム」もプリインストールされているので真っ先にそちらに変更するのが吉かも。


現状ではSHARP製端末の中でもSoftBank向けの一部機種にしか搭載されていない「クイック起動キー」。使ってみるとなかなか便利な代物です。

短押し/長押しで2種類の操作を割り当てることができるので、ロック解除のためのキーにするもよし、よく使うアプリのショートカットキーにするもよしと自分好みの操作にすることができます。
ぜひ他キャリア向けの機種でも欲しいところです。


画面をなぞるだけでスリープから復帰することができる「Sweep On」や本体を振ってスリープにする「Shake Off」などの機能も同時期のハイエンドモデルと同様に搭載しています。
こういった部分で出し惜しみをしていないのは良い点ですね。


マイナスの点としては、ディスプレイの発色がどうにも気になりました。
いくつかの設定があるのですがどれにしてもどこか違和感があります。

205SH以外でも最近のAQUOS PHONEでしっくりこないなと感じた機種はいくつかあるのですが、この機種こそそうでないもののAQUOS PHONEシリーズでは画質を売りとしてアピールしている機種も多いだけにこの問題は早めに解決して欲しいですね。

また、この設定項目の存在に気付かない、あるいは手を出さないユーザーも一定数いるであろうことを考えると極端な発色をする「ダイナミック」が初期値になっているのは疑問です。

Antutuベンチマークの測定結果は以下の通りです。

スペック相応といったところですが、実際に操作してみた感触としても先述の「3ラインホーム」を除けば相応の動きをしてくれている印象でした。

854×480という低解像度のディスプレイでSnapdragon S4を搭載していることからするともう少しキビキビ動くのではないかなという期待はありましたが許容範囲ではないかと思います。

放射線測定機能

SoftBank向けAQUOS PHONEのうち、107SHや同機種をベースにしたDisney MobileのDM013SH、107SHの後継にあたる205SHなどの機種には他のスマートフォンには見られない変わった機能が搭載されています。


それが「放射線測定」機能です。

もちろん本格的な測定機器と比べれば精度は低く、そのことは本機の測定画面でもしっかり注意喚起されてはいるのですが、世界的にもスマートフォンにこんな機能を搭載しているのはこのシリーズだけという珍しい代物です。



短時間で確認できる簡易測定モードや、規定の高さでスマートフォンを持ち1分ほどかけて測定するより正確な測定モードが用意されていました。



さらには常時測定や測定位置の記録機能まであり、ウェルカムシート(ロック画面)で線量を確認することもできます。

とりあえず話題性を狙って搭載したというような出来ではなく、なかなか手が込んでいるのが印象的でした。

まとめ

ホームアプリの動作の重さ、癖のあるディスプレイ発色、誤爆しやすい音量キーなどオススメできない点も多々あるのですが、サイズ感の良さや現状の安さなどを考えると、面白い機能も付いていますしそこそこ楽しめる端末ではないでしょうか。