見られたくないアプリをガード!「アプリロック」レビュー

2014.03.10 Androidアプリレビュー ライター:__agar

開発元のDoMobile Labさんより依頼をいただいてのアプリレビューです。


はじめにどのようなアプリなのかの紹介から入りましょう。

アプリロック AppLock 1.98.6
カテゴリ: ツール
販売元: DoMobile Lab
サイズ: 2.1M
インストール数: 10,000,000~50,000,000
更新日: 2014年1月10日
対応OS: Android2.2 以上
平均評価: 4.4 (548,516件の評価)
Google Playで詳細を見る

アプリロックは、ロック画面などのセキュリティとは別に個々のアプリの起動を制限(起動時にパスコードやパターンを使った認証を設定できる)アプリです。

Screenshot_2014-03-04-23-19-06
インストールして「アプリロック」を起動するとまず暗証番号を決める画面が現れます。
ここで決めた暗証番号はアプリを保護する際に使う、というのももちろんですが、「アプリロック」自体を起動する際にも同じパスワードを使うことになります。

Screenshot_2014-03-04-23-19-51
上に並んでいるいくつかの機能は特殊なものなので後に説明しますが、「通用」と書かれているところより下がインストールされているアプリの一覧です。右にあるスイッチを押せばロックがかかるというわけですね。

試しにロックをかけてみましょう。
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画面中央の「Gmail」をロックしています。メールボックスは個人情報の塊、保護したい方は多いのではないでしょうか。

Screenshot_2014-03-04-23-24-34
この状態でホーム画面からGmailを起動しようとするとパスコードの入力画面が表示されます。
最初に設定したパスワードを正しく入力しないと起動できないというわけです。

これでアプリロックの基本的な使い方の説明はおしまいです。かなり単純明快にアプリを保護できることがお分かりいただけるのではないでしょうか。

ここまでの感想としては、情報を保護するという役割をしっかり果たしてくれることはもちろんなのですが、動作の面で優れていると感じました。
アプリの起動前に割り込んでパスワードを入力させるという仕組みですから下手をするとタイムラグが発生してしまいかねませんが、入力画面の表示時/入力後のアプリ起動ともに非常に軽快です。これならばストレス無く使い続けることができるのではないかと思います。

ところで、上のスクリーンショットで最初のパスワードの入力画面とデザインが変わっていることに気付かれた方はいらっしゃるでしょうか。
気付いた方はなかなか鋭いです、AppLockにはテーマ機能があります。

Screenshot_2014-03-04-23-21-09 Screenshot_2014-03-04-23-21-33

種類は非常に多いというわけではないのですが、クールなものからかわいい系のものまでバランスよく揃っています。
毎日見るものですしやはり見た目も大切ですよね、ありがたいポイントです。

ここまでの基本的な機能だけを使っても十分役立つアプリですが、まだまだ多くの機能があります。

冒頭の部分で後に回した特殊機能を解説していきます。

Screenshot_2014-03-04-23-27-03

上の2つは説明文の通り、アプリのインストールやアンインストールを制限することができる機能です。
勝手にインストールされるのはもちろん困りますが、勝手にアプリインストールされるというのもせっかく設定したセキュリティを破る抜け道になってしまう場合があり危険です。各アプリの起動制限と併用しておくと役立つでしょう。

着信通話の制限もその名の通り、電話がかかってきた際に勝手に取れないようにする機能。ただ、すぐに電話を取りたいという時にパスワードを入力する手間が入ってしまうのでこちらはどこまでのセキュリティを望むかによって便利さとどちらを取るかというところでしょうか。

最後に残った項目、「最近使用したアプリを表示しない」とは何かといいますと、機種によって呼び出し方はことなりますがこのような画面の呼び出しに制限をかける機能です。
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もちろん「アプリロック」はこの画面からアプリを起動する際でもロックしてくれるのですが「だったら最近表示したアプリを見られるだけでしょ?どこが問題なの?」と思われた方、甘いです!

上のスクリーンショットを見ていただくと分かりますが、この画面には各アプリの画面が縮小されてそのまま表示されています。
もし電話帳やメールなどの個人情報を含むアプリをこの画面に残したまま、誰かにスマートフォンを触られてしまった!ということになった場合、それらのアプリを直接使うことこそ彼にはできないものの、「最近表示したアプリ」の画面を通して覗き見することが可能というわけですね。

こういった細かい部分まで念入りに保護できるところに、「アプリロック」が数千万件ダウンロードされ支持されているだけの実力を感じました。

もう一つ、「最近表示したアプリ」関連で書かせていただきますと、驚いたのが「アプリロック」を起動して設定などをした後、ホームボタンを押すなどして「アプリロック」から離れるとすぐにアプリ履歴から消え完全に終了した状態になること。使用するユーザーにとってはセキュリティの要となるアプリだけに抜かりないです。

さらにこだわる方ですと「テンキーって指の動きでバレやすいんじゃない?」なんて意見もあるかもしれません。
そんな時にはこの機能が使えます。

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テンキーの並びをシャッフルしておくことができるのです。
もちろんこれでも数字の並びまでじっくり見られてしまってはかないませんが、ここまで出来れば合格点ではないでしょうか。あとはユーザーの注意で補う部分かと思います。

ただ強固に守るだけが能ではありません。時には状況に応じて守りを緩めることができる、そんな作りのほうが気軽に使い続けることができるのではないでしょうか。「アプリロック」にはそんな機能もいくつか用意されています。

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こちらは特定のWi-Fiネットワークに接続された際だけロックを無効にして、そのネットワークから切断したら再びロックをかけるということを自動で行ってくれる機能です。
家に帰ったら自動でロック解除、外に出る際にはロックをかけるなどといった自動化に活用できます。

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時間を基準にして同様のことを行うこともできます。
逆に夜だけロックをかける、といった使い方をすれば、お子さんに持たせるスマートフォンのルール作りなどにも応用できるかもしれませんね。

依頼された記事だから持ち上げているなどというわけではありませんが、細かい所まで手の届く充実の機能で非常に使いやすいセキュリティアプリでした。ただアプリの起動を制限するというだけならば他のアプリも数多くある激戦区ですが、支持されているだけの理由があるアプリといえるでしょう。

褒めているばかりというのもなんですので一点だけ要望を挙げるとすれば、日本語化が不十分(というより正確でないところがあります)なせいで意味が伝わりにくい機能がいくつかあるという点です。
世界中で支持されているアプリではありますが、日本でもさらに普及させようということを考えるとここが障壁になってしまうのではないでしょうか。ただ単に「分かりづらい」という意味ではなくて、セキュリティのためのアプリとしてはおかしな日本語翻訳から「胡散臭さ」が出てしまうとマイナスのイメージを持たれてしまいかねずもったいないかな、と思います。

とはいえその一点を除けば非常に完成度の高いアプリです。Android端末のセキュリティを強化するアプリを探していてどれが良いのか分からない、という方にはこの「アプリロック AppLock」をおすすめいたします。

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