「綾鷹茶会」イベントレポート

2014.03.18 イベント ライター:__agar

日本コカ・コーラ株式会社によるイベント、「綾鷹茶会」に参加することができましたのでイベントレポートをお送りいたします。



「綾鷹茶会」という名からもお分かりかと思いますが、同社のペットボトル飲料「綾鷹」に関するイベントでした。
と言っても、ただ「綾鷹」が振る舞われたわけではもちろんありません。


みなさん、こちらをご覧になられたことはあるでしょうか?
こちらも同じく「綾鷹」という名を冠するお茶ですが、コカ・コーラ社の綾鷹の由来のような存在でもあります。
おなじみの「綾鷹」を監修している上林春松本店の商品です。

今回のイベントはこの上林春松本店の当主、上林秀敏さんから直接、お茶に関するいくつかのレクチャーを受けることができる機会でもありました。

そちらのお話は一旦置いておきまして、ペットボトルの綾鷹のお話に戻ります。

今回はイベント当日(3月18日)から発売されたばかりの新しいパッケージの綾鷹が用意されていました。
中身が変わったわけではないのですが、525mlに容量が変更され、ボトルデザインも変わっています。


やはり和食に合うということで、贅沢にもお寿司まで頂いてしまいました。
「急須で入れたお茶のような味わい」を目指して作られている綾鷹は、お寿司に限らず和食全般に合います。


余談ですが、綾鷹のペットボトルにはよく振ってお飲みください、ということが書かれています。
これは何もシャカシャカと音を立てて泡立つように振るわけではなくて、底にたまっている「にごり」が広がる程度に優しく混ぜるのが美味しく飲むポイントだそうです。ぜひ試してみてください。

プレゼンテーション


上でも書いたように「綾鷹」といえば急須で入れたお茶のような味わいが売り。


そのポイントはそれまでのペットボトルのお茶ではなかった「にごり」。
やはり工業製品としての生産の過程ではそういったものを残すのは難しく、苦労があったようです。

もちろん急須で入れたような本物のお茶を目指すことはそれだけではできません。


やはり専門家の協力が不可欠、ということから老舗の茶舗、上林春松本店とのタッグが実現したわけです。

お茶淹れ体験

このような綾鷹の誕生に関する映像を見た後に、上林氏の指導によるお茶の体験が始まりました。


まずはお茶の淹れ方についてです。


「ひとまず普段通りの淹れ方で」というところからスタート。
ここで使用したのは上林春松本店の綾鷹です。このような本格的なお茶を入れるのに、粉末のお茶のような手順で入れてしまうとかなり薄くなってしまうのです。

正しい淹れ方をスタッフの方に実演していただきつつ教わります。


まずは湯冷ましにお湯を注ぐ。


冷ましている間に急須に茶葉を。


適温になったお湯を急須に移します。


注ぐ際は一気に一杯ずつではなく、少しずつ分けて注ぐことでバランスが取れます。

こうして正しい手順で淹れられた一杯と先ほどの普通の淹れ方のものを比べると、淹れ方だけでここまで変わるのか!という驚きがありました。

「合組」体験

続いて、お茶を作る上で重要な工程のひとつである「合組」を体験しました。
もちろん、ペットボトル飲料でありながら本格的なお茶を目指して作られた「綾鷹」にも深く関わりがあるものです。

「合組」とは何かといいますと、通常、緑茶は一種類の茶葉だけで成り立つということはあまりありません。複数の茶葉を混ぜ合わせ、それぞれの個性を活かしつつ狙い通りのお茶にまとめあげるということが茶師の腕の見せどころとなるわけです。


それに先立って、「拝見」ということを行います。合組するそれぞれの葉の特徴を掴む作業です。


まずは茶葉そのもの(「乾物」と呼んでいるそうです)を手で掴み、感触や香りを調べます。


次に、実際にお湯で出してみて改めて香りを調べます。


そして最後に茶葉を取り、淹れたときの色や味を確認するのです。

この工程で茶葉の特徴を掴まないことには「合組」は始まりませんが、これがなかなか難しいのです。
それぞれのわずかな違いを感じ取り、表現する。まさに職人の繊細の感覚が光る部分なのだろうだと感じました。


そしてその感覚を元に各茶葉の割合を決めて行きます。


イベントでは時間の都合で全員の考えた合組が行われたわけではありませんが、何人かの案を実際に上林氏が実演。


華麗な手さばきで混ぜ合わせて行きます。


参加者の考えた割合で合組されたお茶と、同じ茶葉を元に上林氏自身によって合組されたお茶の2杯が振る舞われました。
元は同じもので構成されていても配分によってまったく違う印象のお茶に変わるのが興味深いです。扱う者の感覚が問われるということでしょう。

今回のイベントでは、普段はなかなか見られない職人技を目の前で見ることができ、茶の世界の奥深さを垣間見ることができました。

それとともに、こういった本格的なお茶の世界をそのままとは言わないまでも可能な限り近付こうと開発され、実際に老舗茶舗の当主である上林さんのお墨付きを得ることができている「綾鷹」もやはりすごい製品でしょう。
そんなことに思いを馳せつつ飲んでみると、いつもの綾鷹もまた違って感じるのではないでしょうか。

多忙な中で貴重な機会を設けてくださいました上林様、イベントを主催された日本コカ・コーラ株式会社様とアジャイルメディア・ネットワーク様、今回はありがとうございました。また機会があればぜひ参加させていただきたく思います。