ARROWS NX F-06Eレビュー(後編)

2014.05.23 ガジェットレビュー ライター:__agar

ARROWS NX F-06Eのレビューの続きです。よろしければ前編も合わせてお読みくださいませ。


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前回はデザインを中心に見てきましたが、今回はソフトウェアや動作についてです。

はじめに参考としてベンチマーク結果。
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24000前後。Snapdragon 600世代の機種としてはこんなものでしょう。

実際の操作感についても言及しておきます。筆者の乏しい知識の中での比較ではありますがご参考までにお読みください。
さすがに現世代の機種と比べて評価するのは酷ですので、Snapdragon 600の機種で筆者が触ったことのある機種ということで同じくdocomoの2013年夏モデル、SH-06Eとの比較になります。
ハードウェアのスペックはほぼ同じなのでチューニングでの差、という部分で言いますとSH-06Eはスクロールに癖のあるチューニングで違和感を感じました。そちらと比較するとスクロールはF-06Eの方が一般的な挙動で優位なポイントかと思います。
しかし、レスポンスに関してはF-06Eの方に難があるように感じます。画面遷移やダイアログ表示などでワンテンポ遅いのを素人目でも感じました。

電池持ちに関しては、Snapdragon 600搭載機共通の悩みとしてあまりよくはないです。ただそれは燃費の話であって、バッテリー容量が3020mAhと同世代機の中では多めの部類に入るのでそれなりには持ちます。例えるなら”燃費は良くないけれど燃料タンクが大きいから航続距離はそこそこ”といった具合。

次にソフトウェアの面。富士通の機種ではおなじみですが独自機能が盛りだくさんです。
例えばディスプレイ関連の設定画面を見てみましょう。
Screenshot_2014-05-20-19-25-56 Screenshot_2014-05-20-19-26-06
ここだけでも他社端末にはない項目が非常にたくさん並んでいることがお分かりいただけるでしょうか。
これらは最初からすべてがONになっているわけではないのですが、もし使っていて「ん?」と違和感を感じる挙動があったら設定画面に当てはまるものがないか一度見てみるのがおすすめです。

これはほんの一例に過ぎませんが、一つ一つを書き始めたらそれだけでかなり長い文が一本書けてしまうくらい色々な機能がついています。それらを「自分好みに調整することができて便利」「至れり尽くせり」と感じるか、「意図しない挙動をする」「おせっかい」と感じるかでこの機種の評価は分かれるのではないかなと感じます。

不要ならばオフにしてしまえば良いですし個人的にはたくさんの機能があるのは決してマイナスではないとは思うのですが、見せ方が悪いのではないかと感じました。説明のポップアップが出る機能もあるのですが、一方で「初めからオンになっていて特に機能の説明もなく動いている」というものもあるのです。他社端末でAndroidに慣れ親しんで来た人ほど”もやもや”感を感じるのではないかという印象でした(逆に言えば富士通の機種を乗り継いでいる方が他の物に変えると「あれっ?」となるのかもしれませんね)。

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カメラはオートでの撮影のみになっている代わりにかなりシンプルな設定項目になっていました。サクッと撮って共有するといった使い方が多いであろうスマートフォンのカメラとしてはこういうアプローチもありかも、と感じさせてくれます。

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フルセグ対応も見どころですね。

好みは分かれるかもしれませんが独自性は高いので触ってみると目新しさのある機種です。多少のクセはありますが富士通お得意の”全部入り”で目立った不具合等がないことを考えれば十分に使い甲斐のある機種ではないでしょうか。
今ご愛顧割対象になっている機種の中なら冬モデルで唯一対象になっているL-01Fが無難ではありますが、他の物を触ってみたいということならばアリだと思います。気になる方はぜひ!

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