Xperia ZL2(SOL25)ファーストインプレッション #Xperiaアンバサダー

2014.06.01 ガジェットレビュー ライター:__agar

ソニーモバイルコミュニケーションズ様よりXperia ZL2 SOL25をお借りしています。今回は実際にXperia ZL2を手にしての第一印象をお伝えします。


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右側面にお馴染みの丸い電源ボタンがあり、本体の形状はZ/Z1/Z2のような一枚板のデザインではなくラウンドフォルム。

Xperia Z1(SOL23)と並べつつ各部を見て行きましょう。
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ここ最近の他のXperiaシリーズ同様、主なキーは右側に集約されています。

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反対側にはマグネット充電端子があるのも同様です。
Z2ではmicro USBとSIMカードの端子蓋が一緒になっていることへの批判も散見されましたが、ZL2はmicro USB端子は単独、micro SDとmicro SIMのスロット蓋が一緒になっていて無難な配置です。

先ほどから並べているXperia Z1とは画面サイズが同じなのですが、端末自体のサイズ感はかなり異なります。
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Z1ではベゼルが広かったのですが、ZL2は一般的なバランスになり持ちやすいです。ただし、厚さが増してしまったのはマイナスポイント。


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Xperiaシリーズでは世代ごとにほとんどの機種でUIが共通しているのでソフトウェアについては実のところあまり言及するところが…という感もあるのですが、日本向けのXperiaとしてはAndroid 4.4搭載の機種は初めて。

そこで、Android 4.4のXperiaは今までとこんなところが変わっていた、というポイントを挙げてみます。少しネガティブな点かもしれませんが、これまでXperiaを使っていて、流れでZ2/ZL2に乗り換えようかな、と考えていらっしゃる方はぜひお読みください。

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まず、通知領域の仕様が異なります。
Android標準の仕様に従った形になり、通知とトグルが別のページに表示されるように。表示面積を広く取れるメリットはあるのですが、操作の手間が増えてしまうことから面食らう方は少なくないかもしれません。

そして、個人的に少し悲しかったのがPOBoxの仕様変更。もちろんバージョンアップされていること自体は嬉しいのですが、これまでできていたことが出来なくなっているのはどうなのかな?と感じます。

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(↑SOL23,POBox Touch 6.2)

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(↑SOL25,POBox Plus)

上の2枚を見比べていただくとまずボタン配置が少し変わっています。こちらはこれまでのバージョンアップでも何度かあったことですが、「これはおかしいんじゃないかな?」と感じる最大の点は「POBox Plusはフルサイズか上のスクリーンショットのサイズの2択(左右どちらに寄せるかを入れて3択)」なのです。
従来機では自由にサイズや位置を調整できたのですが、設定の分かりやすさを重視したのかこのような仕様に。
POBox Plusの設定画面自体も従来のものと比べるとかなり階層が変わっていて簡単になっているので今回はそういう方向性なのかな、と納得は行くのですが、少し思う所はありました。

新たに触れる方から見ての分かりやすさも大切ですが、従来のXperiaからの乗り換えの方から見た際の配慮ももう少ししていただけたらな、というのがアンバサダーとしての率直な要望です。「文字入力」という要素はスマートフォン全体のユーザーエクスペリエンスの中で決して小さくないポイントなのでぜひとも今後のアップデート等での改善にも期待したいところです。


さて、少し辛口な意見も挟んでしまいましたが、ZL2は機能面で楽しいポイントもあります。これまでXperiaシリーズの別々の機種で採用されていた機能が集結しているのです。

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手ぶくろモード。名前の通り手袋操作ができます。Xperia solaや最近ではXperia Z1fなどで採用されていました。

そして気に入ったのがこちら。
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タップして起動。スリープ中に画面を2回叩くだけでロック画面が表示されます。他メーカーでおなじみの方も多いのではないでしょうか、XperiaシリーズではTablet Zなどで採用されていました。
一度慣れるとこの機能がない機種でもやろうとしてしまう、というぐらいナチュラルに使えて便利な機能なので対応は非常にありがたいです。


ZL2全体の第一印象

Z,Z1,Z2といったフラッグシップ機のような特別な仕上げではありませんし(多重構造の裏蓋などのこだわりはあります)誤解を恐れずに言えば地味な機種でもあるのですが、同時に、日本向けの機種、特にアーリーアダプターのような層ではない人々にも広く受け入れられ人気のあったacro HD,A,ULなどの流れを継ぐ機種かな、と感じます。尖ったものを求めるというよりは安心して使える無難な選択肢として有力ではないでしょうか。

それでありながら、フラッグシップのZ2とスペック的に肩を並べる部分も多くソフトウェアでも共通する面が多いです。どうしてもZ2のデザインじゃなければ嫌だ、ということでなければau版Z2として見ても楽しめる、懐の深い機種です。

一見おとなしいデザインの中にとうとうRAM容量が3GBとなり前世代より少し上がったスペック、付加機能の面でもZ2と同様のデュアルスピーカーやノイズキャンセリング機能など試してみたくなるものが多くあります。追ってご紹介していきたいと思いますのでご期待ください。