AQUOS PHONE Xx 303SH レビュー(1:外観/ディスプレイ)

2014.08.17 ガジェットレビュー ライター:__agar

SoftBankのAQUOS PHONE Xx 303SHを購入してみました。以下、レビューです。


少し前から安くなっている機種です。色によって多少差が出ていますが今はだいたい1万2千円台で買えます(8/17現在)。

以前にもこのブログでその安さを紹介したことはあるので(参考記事)その説明は省きますが、Snapdragon800+2GB RAM+FHDディスプレイという構成の機種の中ではかなり安いほうです。

とは言え、「安いよ!」と勧めるだけと自分で買うのとでは正直少し話が違うもので、やはり面白いものでないと食指が動きません。

普通に使う分にはXperia Z1とZ1fを持っているのでただ割安というだけで飛び付くほどではないなあ…という感じでしたし、昨夏以降のSHにはあまり良い思い出がなかったのもあって迷ったのですが、この機種、わずか4.5インチのディスプレイにFull HD解像度を詰め込むという尖った部分も持ち合わせていたり。個人的には「動作やバッテリーとの兼ね合いを考えれば5インチ未満の機種にFHDは要らない」派なのですが、この4.5インチFHDディスプレイを試すだけでも12000円なら安いか、ということでとりあえず買ってみました。

前置きが長めになってしまいましたが、開封してみましょう。
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ちょっとしゃれた箱ですね。8色のカラーバリエーションをイメージしているのでしょうか。豊富なカラーバリエーションは魅力ですよね。

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私はブルーを選びました。ちなみに付属品はACアダプタと試供品のmicro SDのみとシンプルな内容です。

狭額縁を強調したEDGISTデザインの機種ということもあって外観上特筆すべき点は少ないですが、注目ポイントをいくつか。
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画面下にはAQUOS PHONEのロゴ。
この機種は”AQUOS PHONE”としての最終世代の機種。次の304SHでは”AQUOS PHONE”から”AQUOS”に変わったのに合わせてロゴも”AQUOS”になっているのでこの代で見納めですね。

micro USB端子の位置は下端。邪魔にならない位置です。
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兄弟機でより大型の302SHでは右側面の下寄りという扱いにくい(ケーブルをさしたまま持ちにくい)位置になっているのですが、スペース的に余裕が少ないはずの小型な本機では素直な位置に収まっているのは不思議なものです。

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ブルーの場合裏面はサラサラした触感。デザイン自体はよくあるスマートフォン、といった感じのデザインで好き嫌いは少なく受け入れられそうです。

小型機同士、ということでXperia Z1f(4.3インチ)と並べてみました。
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Z1fは4.3インチ、303SHは4.5インチと画面サイズは違うにも関わらずほぼ同じサイズ。EDGISTの威力です。
重量も117gとかなり抑えられているので優秀な点と言えるでしょう。

ただ、デザインの問題か塗装の質感の問題か定かではありませんが滑りやすく、必ずしも扱いやすいかは微妙です。落下対策は必須。

両機の画面を点灯させてみると、303SHがより大きい画面を同サイズに押し込んでいる凄さが分かります。
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3辺のベゼルを徹底的に削る一方で下端だけは残していて、これのおかげでさほど操作性を犠牲にせず済んでいます。
ただそれでも持ち手と反対側の端をタップする時などはベゼルが狭すぎることのデメリットを感じる場面に出会うかもしれません。持ち方にもよるので気にならない方はまったく気にならないようですし、一度触ってみるのがベストかも。

電源を入れると本体サイズに対する画面の大きさとともにインパクトがあるのはやはりその解像度。5インチFHDでも十分すぎるほど細かいですが、4.5インチに同じ解像度を持ってくるとまた新たな印象です。
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初期状態でステータスバーにあらわれる犬の絵の描かれたWi-Fiスポットのアイコン。正直ステータスバーの小さな場所で見せるには細かすぎるんじゃないの?と言いたくなるようなデザインなのですがバッチリ見えちゃうんですよね…!

5インチFHDでもほぼこれに近い感覚は味わえますし、そんなに違うかと言われれば正直そうではないと感じます。
5インチFHDはそれ以上を追求しても肉眼ではさほど違いを感じにくいレベルに細かく、それは一部で登場し始めているWQHDの機種を触った方の感想からも垣間見えます。
なので、4.5インチFHDの価値は「5インチ機のFHDよりもっと細かくて綺麗」というところではなくて、「これまでは大型機でしか味わえなかった高精細な世界を小型機にも持ち込める」ということではないかと私は考えます。

と、革新的なディスプレイは事実。ここまではポジティブな感想です。ただ良い点ばかりではなくて、初物なせいもあるのかもしれませんが画面のチラつきという欠点を抱えています。主に暗めの画面で起きるそうで、しばらく使っていると実際に目にすることができました。一番の特徴のディスプレイを勧めにくいというのはちょっと残念ですね。

動作の印象などについては次回に続きます。