「MEDIAS U N-02E」レビュー

2014.10.06 ガジェットレビュー ライター:__agar

既にメーカーのスマートフォン事業からの撤退で過去のものとなってしまったMEDIASブランド。少し気になっていた機種を入手したので記録しておきたいと思います。


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MEDIASと言えばやはり初代から続いた薄型モデルが主流だと思います。私自身このシリーズは好きで、N-05D(ES)、上写真のN-06E(X)、それからN-07DをベースにしたMVNO向けモデルNE-202などを購入して使っていました。

ちょっと脱線しますがこれらの中ではダントツで気に入っていたのがN-05Dです。薄さのインパクトもそうですが側面にアルミパーツを入れた質感に素直なデザインで綺麗なライン。これが好きだっただけに、少し女性的なデザインに振られたその後のMEDIAS Xシリーズを見て「これじゃない」という思いはありました。似た路線の後継機、欲しかったですね…今となっては叶わぬ願いです。手放してしまったのですが機会があればまた手に入れたい一台です。

さて、そんなMEDIASシリーズですが、いくつかのシリーズに分け展開して行く構想がありました。


MEDIAS TAB (TAB) – タブレットライン(TABLET)
MEDIAS Z (Z) – 究極のハイスペックライン(ULTIMATE)
MEDIAS X (X) – 上質なスタイリッシュライン(STYLISH)
MEDIAS U (U) – 愛着の湧くコンフォートライン(COMFORT)
(出典:wikipedia)


撤退のこともあるので実際にこういう風になったとは言いがたいのですが、この「U」に分類される数少ない機種が「MEDIAS U N-02E」です(本機種以外では、遡って分類が適用されたIS11NだけがUシリーズに当たるようです)。

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防水防塵はもちろん、MIL規格準拠の耐衝撃性能も持つタフネススマホ…なのですが、「いかにも」ではないデザイン。G’sやTORQUEのようにデザイン面でも強さを押し出していくのではなく、羊の皮を被った狼的な機種です。今で言うとY!mobileの302KCが近い路線かも。

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とは言え、汚れにくさに気を使った塗装や表面加工、投入時期的にはオンスクリーンキーが主流の中であえて付けられた物理キー、バッテリー横に備えられたロック機構など見る所を見れば確かに中身はタフネス仕様。ギャップがおもしろいです。

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厚さはありますが丸みを帯びたフォルムと4.0インチのディスプレイなので操作性は良好です。解像度が800×480と低いのが今の感覚だと結構気になりますね。

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ホームアプリはdocomo共通のものの他にAndroid標準に近い物が入っています。

とはいえ多少カスタマイズされていて、例えばドロワーがカテゴリー分けされるようになっていたり。
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どうもやっつけに見えるのは私だけでしょうか…。
他のMEDIASシリーズもそうではありましたが、UIや機能面ではあまり特筆する所がないです。

G’z OneではAndroidでの開発に移ってからも独自の世界観に沿って作り込みをしていて、決してNECカシオに出来ないということはなかったはず。
MEDIASシリーズでもハードはかなり個性的な物が多かったのですから、こういうところでしっかり個性を出せていたらもう少し違ったのかもしれませんね。

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他のMEDIASシリーズと同様にIMEはT9入力付きのATOK。

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水滴が付着した際のタッチパネルの挙動は良好でした。静電容量式のタッチパネルである以上水滴に対する誤反応は仕方ないはずですが、N-06Eなども良かったです。NECカシオにはチューニングのノウハウがあったということでしょうか。
さすがに画面に直接シャワーをかけたすれば当然反応しますが、かなり水滴が乗った状態であっても普通の感覚で操作が出来るのは良いです。

今回は少し、撤退したメーカーに思いを馳せるレビューでした。防水防塵や耐衝撃などのタフネス性能は必要だけれど見た目がごついのは嫌、という方には良いでしょう。と言っても2年前の機種なのでさすがに見劣りする部分はあります。方向性の似ているDIGNO T 302KCが触ってみたいですね。

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