STREAM S 302HWレビュー(2:UIなど)

2014.11.23 ガジェットレビュー ライター:__agar

DSC02485

Y!mobileから発売されているSTREAM S 302HWのレビューです。2回目の今回はUIを中心にチェック。前回の記事(外観編)はこちら


DSC02485

Screenshot_2014-11-22-20-42-31 Screenshot_2014-11-22-20-42-58
他のHuawei製スマートフォンと同じくEmotion UIと呼ばれるUIを採用する本機種。
標準のホームアプリはドロワーがなくiOSのホームのようにすべてのアプリがホームに並ぶ形式です。ドロワーという概念に慣れていない初心者の方などにも分かりやすい点は評価できます。
ただ、デザインを重視したのかプリインストールアプリの多くのアイコンをシステムカラーと同じ茶系の色で揃えているのはいただけません。アイコンパックなどではよくあるものですが、サッと見分けが付きにくいのが難点。カスタムを楽しむ人のためのアイコンパックではなくデフォルトで多くの人が使うものですからもう少し実用性に振っていただきたかったと思います。

Screenshot_2014-11-22-20-44-27
通知領域のトグルはこのような表示。
余談ですが通知領域を開く際の慣性の付け方が独特(自動で開いて行く速度が遅め?)なため、ある程度引っ張って途中で離すような普通の開け方をすると指を離した段階で急にゆっくりになり「ガクッ」と引っかかるような感じになります。実際の動作自体に引っかかりがあるわけではなくあくまで動きの付け方の問題(証拠に下までしっかりスワイプしきると特に引っかかりはないです)のでおかしな動作に見えてしまっているのはもったいないですね。

Screenshot_2014-11-22-20-44-45
アプリ履歴の画面でRAMの空きが見られるのは良いですね。確かにここにあるのは合理的です。

Screenshot_2014-11-22-20-45-53 Screenshot_2014-11-22-20-47-01
UIはフラットデザインではないです。最近のアプリはフラット系のデザインが主流でGoogle系のものに至ってはほぼ5.0を見据えたマテリアルデザインになっていますし、今時の端末としてはアプリとのマッチングを考えると少々チグハグ感は否めません。
もちろんメーカーの自由がある部分ではあるのですが、ステータスバーやナビバーはAOSP準拠の物を使っているので上に書いたような端末を取り巻く環境のことは差し引いても、やはり統一感がない印象があります。

Screenshot_2014-11-22-20-45-36
こちらはプリインストールのIME、FSKAREN。富士ソフトが開発しているアプリで通常版はPlayストアで980円で売っているものであることを踏まえるとお得ではあります。
ただ、決して現代のスマートフォンとしては高解像度な部類ではないHDの302HW上ですらUIの一部の画像がボケていてあまり今の端末事情にそぐう物ではないように思います。UI自体もあまり最新のAndroid OSに合うものではなく変換精度も特段秀でているようではありませんでしたし、使わないかなという感想。ただ、手書き認識の精度は比較的良好で、プリインストールのIMEとしては一通りの入力方法が揃っていて一定の需要はあると思います。

辛口な感想になってしまい好きな方には申し訳ないのですが個人的にはこの機種のUIやプリインストールアプリに関しては好みではなかったです。


さて、明るい話題に移りましょう。
この機種、HiSilicon KIRIN910 1.6GHzという少々珍しいSoCを搭載しています。クアッドコアCPU搭載で、HUAWEI製品以外ではHP Slate 7 VoiceTab Ultraで採用例が…と、日本では聞き慣れない端末ですがどうやらHUAWEI MediaPad X1のOEM製品のようなのでほぼHUAWEIのみかと。
Screenshot_2014-11-22-22-12-53
スペックはそう高くはないですね。あまりベンチマークを当てにする気はないですがMSM8974ACの機種で4万点台ということを踏まえるとトップクラスではないでしょう。

とはいえ実際の操作感自体は良好で、サイズ感も相まってSNSなどを使った文字媒体のやりとりなら十分すぎるほど快適ではないかなと思います。やはりY!mobileのプラン設計やターゲットには結構合っていて程よくまとまった機種だと感じます。


はじめの方のスクリーンショットからお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんがdocomoのSIMをさして使っています。一応SIMフリー機なのです。
“一応”というのはLTEバンドがBand 3しかなく他キャリアでは厳しく(一応docomoが使えますが局地的)、Y!mobile以外で使うには実質3G端末になってしまう点。自分はデータ通信させない通話用の回線を入れているのであまり関係ないから良いのですが、こういった特殊な事情と定価の安さで白ロムはかなり格安なので、低速系のMVNOなどでフルにLTEを使える必要がないならば有意義な一台かと。