「SmartWatch 3 SWR50」レビュー(2:電池持ち/不満点)

2014.12.09 ガジェットレビュー ライター:__agar

「SmartWatch 3 SWR50」のレビューです。今回は実使用での電池持ちの感覚や不満点について。


DSC02913
まずは電池持ちです。参考までに公式の記載は「約2日」となっています。
実際の使用では、1日目の朝スタートで2日目の夕方が上の写真。ほぼ使い切った状態です。ギリギリ2日届くか…という程度ですね。

ただ、使用し始めたばかりでほとんどスマートウォッチらしい使い方の開拓もできておらず、時間を見たり通知を受け取って読んだりするだけな最低限の状態でこの持ち。まともに使ったら2日目は無理でしょう。基本は毎日充電ということになりそうです。
Tizen搭載のGearシリーズという強力なライバルを考えると正直厳しいところですね。


次に実際使ってみての不満点について。

Android Wear自体がまだスタート地点でアーリーアダプターが手にする製品であることを踏まえて、機能面での不足やらUIの使いにくさといった部分にはあえて突っ込むことはしません。そこは今出ているWear搭載機を購入して不満に思ってもOSのアップデートなりアプリの増加なりで時が解決してくれるでしょう。
逆に言えば、Android Wearにすごく期待していたり完璧を求めているならば今の時点で買うときっとガッカリします。思ったほど役に立たない、となってしまうと思います。実用性から見ればもう少しこのプラットフォームが成長するのを待ったほうがいいです。

今の時点でAndroid Wearに手を出すのは青田買いのようなものであることを踏まえて、それでも個人的にSW3にどうしても納得できなかったのは「時計表示」です。
最悪ここさえ完璧に使えればひとまず腕時計としての役目は果たせるのですが少々不満がありました。

液晶の表示自体は良いです。素晴らしい画質や発色というわけではありませんが日光下の視認性が良く、非常に腕時計型端末に適したものを持ってきていると感じました。
その見やすいディスプレイで時間を見ることの何がダメだったかというと「自動点灯」の精度です。

腕を上げて手首を見たら時間が見える。普通の腕時計ならば当たり前のことですがディスプレイを使ったスマートウォッチだとどうしても点灯するタイムラグが出来てしまいます。一応バックライト消灯のままでも明るいところならば読めるような待機表示が用意されているのですが、それでは読めない場面での話。
DSC02731
腕を上げて時計を顔に向ける、という動きを感知して画面がつくようになっています。他のスマートウォッチでも同様の機能はあるのですが、正直SW3は遅いです。初スマートウォッチで比較対象がない状態でもその一瞬の待ち時間はうっとうしく感じましたし、他機種(Gear Fit)を使っている方に見せてもらうとやはり差があります。

反応速度もさることながら精度も微妙で、腕をぶらーんと下げた状態からスッと上げる分には遅くともほぼ確実についてくれますが、ちょっと移動距離が短かったりパターンから外れるとうまく点いてくれません。
また意外とあると思うのですが、時計が少し袖に隠れた状態からちょっと袖を引っ張って時計を出しつつ…なんて動作だとより確実性は下がります。
両手使える状態なら最悪画面をタップすれば良いのですが、そうでない時に気軽に見にくいのは腕時計としてはつらいところです。スマートウォッチとしての現時点の完成度の問題よりこの点が私としてはあまり使いたいと思えない点でした。