コンパクトなポタアン「Astell&Kern AK10」レビュー

2015.01.10 その他レビュー ライター:__agar

年末にMDR-EX1000を購入したのでさすがにスマートフォン直刺しではもったいないと少し上流にもこだわってみることにしました。

レビュー

色々試聴してみたのですが(高音質な)DAPは操作性に納得の行くものがなく、ポータブルアンプならば好きな機器に繋げるので操作性の心配はありませんがどうも継続的に持ち歩いていける気がせず…といったところで触ったこの機種、非常にコンパクトで持ち歩きの負担は無さそうですし音もまあまあ満足出来そうだったので最初の一台はこれで行くことに。

DSC03541
購入したのはAK10本体と別売のmicro USBケーブル。AK10にさす側が専用端子となっているのでAndroid端末で使うならば必須です。

DSC03542
決して高価な機種ではないですがそれでもAstell&Kernブランドの一員であるゆえか、パッケージはそこそこ高級感を出しています。

DSC03543
付属品はlightningケーブル、USBケーブル、ケース。ケースはなかなか良い出来ですぐ使い始められありがたいです。

DSC03544
特徴的な表面のダイヤルを回して音量調節ができるようになっています。
各側面に入力端子、3.5mmヘッドホンジャック、電源キー(ロック機構付き)、再生/曲送りボタンなどが配置されています。

DSC03548
Androidスマートフォン(Xperia Z3 Compact)と接続してみた図。なお、iOS/Android端末との接続の他、USB DACとしての使用も可能です。

同社のAK100と同じWolfsonの「WM8740」というDACを搭載し、チューニングの違いはあるようですがほぼ同等とも言える性能を持っています。小さいけれどなかなか本格派。

Androidの場合だと対応/非対応の判断が難しく(公式サイト内に対応表のpdfはありますがリストアップされている機種は少ないです)、micro USBケーブルもオプションのため試聴機には用意されていないケースが多いため少々リスキーですが、iPhoneユーザーならばなかなかおすすめできるアイテムではないでしょうか。

後日談:片側だけ聞こえなくなったので修理

DSC03599
『ヘッドホンの片方しか音が出ない』 のクチコミ掲示板 ー 価格.com

調べてみると何やら同様のトラブルが起きている方がちらほらいらっしゃるようです。こちらを参考に対処してみることに。

DSC03600
入力端子がある側に小さな+ネジが2つあるのでこれを外します(ここから先は自己責任で!)。
ネジさえ外せればあとはバックパネルの隙間にカードなどを差し込んで浮かせていけば簡単に開けます。

DSC03602
右上の小さな黒い箱がイヤホンジャック部分です。

DSC03602
小さな金色の点が3つ見えますがこれが実際にイヤホンやヘッドホンのプラグに触れる接点です。3つのうち右下の1個が少し外側にずれているのがお分かりいただけるでしょうか?これが今回右側の音がまったく聞こえなくなっていた原因です。
この接点は板バネでできているので、ピンセットなどで内側に向けて曲げてあげましょう。

どうもプラグの抜き差しをした際にこのように曲がってしまうことがあるようで、構造上はどの機種のヘッドホンジャックでも起こり得ることですがAK10の持病とも言えるかもしれません。少し注意して着脱するのが吉です。