α7II(ILCE-7M2) 購入レビュー

2015.05.10 カメラ ライター:__agar

実は少し前に新たな機材としてα7IIを導入していました。購入のいきさつやこの機種に決めた理由なども含めてレビューしておきたいと思います。

なぜα7IIにしたのか

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1年ちょっとEマウントユーザーとして過ごしてきて、特にα6000を持ってからは動体を撮ろうが性能を足かせに感じることはほとんどありませんでした。一眼レフとの実力差って確実に縮まっているし今後も縮まっていくと思うんです。ひねくれ者なのでミラーレスがもっと存在感を強めていく未来に賭けたいと思っていますし、フルサイズに手を出すにも現状唯一のフルサイズミラーレス、α7シリーズに手を出そうとするのは必然でした。

高感度番長なキワモノのα7sか、無難に第二世代のα7IIか。この2つでギリギリまで悩んだのですが、やはり出始めのカテゴリーなだけに1世代の差が非常に大きく、より長く使えるのはどちらかというところを真面目に考えたらα7IIにしておくべきだろうということで決定。sはいつか、縁があればもっと先の世代で買いたいと思います。

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ただ、先述のようにミラーレスというジャンルそのものに関しては期待していますしネガティブなイメージもないのですが、α6000やE-M5 MarkIIのような完成度の高い機種と比べるとα7シリーズ自体はまだまだ足りない部分が多すぎると感じています。
そこは承知の上でメイン機に選んでいるので、動体撮影は引き続きα6000に任せつつの2台体制で(Eマウントレンズは現状240mmまでしかないので欲しい焦点距離がフルサイズだと足りなさすぎるというのも理由だったり)。

開封の儀

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箱は黒地にαシリーズのいつものシナバーカラー。

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本体を正面から。α7/7R/7sと比べると少しコンパクトになって中央に寄ったEVFとマウント部。大型になったグリップにシャッターボタンなどよりカメラらしく使いやすい感じに。

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サイドから。前モデルより大きくなっているのですがそれでもミラーレスらしいコンパクトさはあります。フルサイズ機なことも考えれば十分すぎるくらいです。

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背面。操作は他のEマウント機とそう変わりません。
ただ、α7系列はみんなそうなのですが使用頻度の高いMENUキーが左肩に飛ばされているのは納得が行かないです。ゴミ箱のキーあたりと入れ替えてくれたほうが左手でレンズをホールドしたままでも設定変更などが出来て手早く済むのですが…。

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モニターは2軸で上に90度以上、下に40度ほど向けられる仕様。

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カスタムキーやダイヤルなどが右肩に集中的に詰め込まれているので先述のMENUキーの件を除けば左手はフォーカスやズームに集中できるのが良いですね。

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個人的にデザイン上あまり好めないポイントはここだけ。どうもEVFの部分が長くボディ後ろに突き出ているのが不格好な気が。まあそのうち見慣れるでしょう。

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付属ストラップはα6000とほぼ同じですが「7」と書かれていました。

形状や操作系も考え直されていますし表面の質感も第一世代のα7シリーズと比べると使い勝手重視にシフトしていて好印象です。

試写

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α7IIとSEL2470Zの組み合わせで試し撮りしてきました。

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試し撮りは横浜中華街にて。
今回は廻平門という門から入りましたが最近改修されたばかりなので綺麗です。新緑や通り過ぎるバイクも合わせて爽やかな一枚に。

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派手な色使いとひしめき合った感じが独特の空気です。5軸手ぶれ補正もありますし拡張ISO感度で50まで下げることができたりと選択肢が多いのは良いことです。制限なしにやりたい設定ができます。

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お昼は秀味園さんの魯肉飯。台湾の屋台料理です。

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休日のみなとみらい。

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一日撮り歩いてみた感想としては画質面では満足。
ボディ内手ブレ補正でシャッタースピードをある程度遅めにしてもいけますし、α7sほどではないにせよフルサイズらしい高感度耐性はあります。

動体を撮る人や超望遠が必要な人でさえなければ現状一番実用的なミラーレスといっていいでしょう(フルサイズミラーレス自体がEマウントにしかないので一人相撲の感はありますが…)。逆に言えばもっと層の厚いレンズラインナップ(オールドレンズの受け皿として優れているなどは置いておいて)や高速なAFが必要ならE-M1かX-T1かα6000のほうがいいです。

APS-CのEマウント機と共通のバッテリーを採用しているおかげで電池持ちが極端に悪かったりと手放しに勧められはしないもののフルサイズミラーレスという唯一無二のジャンルのメリットは確実にあるので魅力を感じるなら買って損はないでしょう。