魅惑のF1.8通しズーム、SIGMA 18-35mm F1.8を購入

2015.07.23 カメラ ライター:__agar

世界初F1.8通しのズームレンズ、SIGMAの18-35mm F1.8を数週間前に購入しましたのでレビューします。


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APS-C専用とはいえぶっ飛んだスペックは魅力。

α7IIとα6000の2台体制で運用しているもののフルサイズだけでは(ましてやEマウントのレンズラインナップでは)困難な場面もあるし、何よりα6000に惚れ込んでいたのもあってα7IIを使っていてどうもしっくりこないところがあったりと色々なジレンマがあったので「APS-Cだからこそできる」布陣でポジティブにAPS-Cを選んでやり直すのもアリだなというところで目を付けたのがこの一本。

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Eマウント用はないのでA→Eのマウントアダプターを用意しました。AF用のトランスルーセントミラー入りのLA-EA4です。

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本題のレンズの開封。他のSIGMAレンズと同様に黒いレンズポーチに収められた状態で出てきました。

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明るいズームレンズなので仕方ないですが、2倍にも満たないズーム倍率の、それも標準域のレンズとは思えない存在感があります。800g超えなのでキツい人はキツいかと。

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フィルター径は72mm。前玉の周りには何も刻印はなくスッキリ。

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質感も良いですね。「A」のロゴが付いたArtラインのレンズです。

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α6000+LA-EA4+18-35mm F1.8のイメージ。なかなかな重装備です。ただこれでも344+160+810=1314gなので一応ミラーレスらしい軽さのアドバンテージはあります、本当に一応のレベルですが…。

LA-EA4経由でもAF/MFの切り替えスイッチがちゃんと使えます。ピントリングの感触も良くMFはしやすいですね。AFの精度はあと一歩という感じ。まあこの明るさだと被写界深度も浅いですしMFが多くなるので許せるかなと。

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SIGMAらしく解像力の高いレンズですね。

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18mmでF1.8のレンズって結構珍しい気がします。表現の幅は広がりますね。

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結構寄れるレンズなのも長所です。

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開放からかっちりシャープに描いてくれますし色乗りも良いのである程度は普通に使えるレンズです。
画質向上のためにちょっと絞ったってF2.8くらいまで絞れば十分なくらいなので暗所でもかなり使えますよね。

ただ…そううまい話ばかりではないわけで。
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F8まで絞っているのですがかなりパープルフリンジが出ています(左側の建物)。

購入前に一番心配していたのはボケ味。Artラインのレンズというとこれまで触ったことのある物のイメージだとどうも解像度番長でボケはあまり…という印象が抜けなかったのです。
結論から言うと決して「ボケが綺麗」とは思いませんが「まあこのスペックのレンズこれしかないし許容範囲かなあ」くらいには思える程度なので一安心。ただやはり背景がうるさくならないように構図に気を使う必要はあるなーという印象です

ズームレンズとしては最高の明るさですし、接写もそこそこ行けたりとオールラウンドに使える感じではあるのですが、描写には癖がありますし広角〜標準のズームとしてはそれなりに覚悟のいる大きさです。万人におすすめはしません。デメリットを承知の上ならとても便利なレンズだと思います。