T90ChiからSurface 3に買い替えた理由

2015.08.15 Mac・PC ライター:__agar

持ち歩き用のマシンとして数週間、ASUSのT90Chiを使っていたのですが思うところがあってSurface 3へと買い換えました。全然カテゴリの違う機種なのですが書き残しておこうと思います。


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T90Chiは8.9インチのWindowsタブレット。専用のbluetoothキーボードが付属していてクラムシェルスタイルで使えるようになっています。

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一方のSurface 3はMicroSoft直々に発売するWindowsタブレット、Surfaceシリーズの最新機種。10.1インチで専用のカバー兼キーボードを付ければノートPCライクにも使えます。

大きさも性格も異なる機種なのですがT90Chiの乗り換え先として選びました。というのもしばらく使ってみてT90Chiは自分の求めているモバイルマシンに近いようで全然違ったことが分かったからです。

1.小さくても持ち運びやすいとは限らない
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確かにT90Chiは世に出ている一般的なキーボード付きのPCよりフットプリントは小さいです。それはあくまでタブレットにキーボードを付けたものなので当然とも言えます。

しかし、どうしてもA4サイズは入らないカバンだったら仕方ないのですがそうでもなければ「小さくて厚い」よりは「大きくて薄い」ほうが持ち運びやすいんですよね。このあたりはT90Chiのレビューでも書いたのですが、実際に使ってみてモバイル性を重視するなら大事なのは大きさではないことに気付いたのです。

2.Windowsを使うなら10インチは欲しい
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実はこれって筆者が初めてWindowsタブレットにトライしたMiix 2 8を買った時(レビュー)にも書いているので私の学習能力の低さが垣間見えるような気もするのですが、Windowsを普通に無理なく使うならある程度の画面サイズは大事です。
そりゃストアアプリだってありますしそれらを活用すれば8インチだって7インチだって出来ないことはないのですが、それはもう「Windowsタブレットを使う」ということが目的を乗っ取ってしまっているアプローチですよね。
あえてiOSでもAndroidでもなくタブレットをWindowsで選ぶのはPCと同じ環境を得たいからなわけです。無理なく使うなら10インチがボーダーだと感じます。

3.重量
T90Chiはタブレット+Bluetoothキーボードという構造でタブレットが400g、キーボードと合わせると750gあります。Surface 3は本体が622g、TypeCoverを付けて887g。ここだけ見たら100gちょっとの差でまあ大きさの違いを考えれば自然でしょう。
でも、T90Chiはキーボードにタッチパッドがありませんし、デスクトップUIの時に8.9インチではタッチがつらい部分もあるのでBluetoothマウスを持ち運んでいました。単体でのモバイル通信は備えていませんし、スマホでのテザリングは電池的に避けたいのでルーターも…となるとシステム全体としては軽く1kg超えてしまうんですよね。これなら10インチでタッチ操作もある程度しやすくキーボード側にタッチパッドもあり、LTEモジュールを内蔵しているSurface 3に利がある、という見方も出てきます。

4.使う準備が多ければ多いほど、使いたくなくなる
当たり前の話なのですがモバイルマシンでの生産性を上げるにはとても重要です。
使うのに手間のかかるマシンを選んだらちょっとした時間には絶対に手を付けなくなります。開いてbluetoothキーボードを繋いでルーターの電源を入れるかテザリングして…なんてデバイスではなかなか開かなくなるのです、これはよほど強靭な鉄の意志を持った人でない限り間違いないです。
だからこそ本気でモバイルマシンで出先でサクッと作業して生産性を上げる気があるならお金に糸目を付けてはいけませんし絶対に使おうと思ったらすぐ使えなくちゃダメです。毎日無駄な荷物を持ち運ぶだけになりますししまいには持ち歩かなくなります(一度お金に糸目を付けてT90Chiを選んでおいて偉そうに言うことでもないのですけれどね)。

結論

Windowsベースのモバイルマシンは純然たるモバイルOSでないからこそ小さすぎれば実用性を損ねますし、出来るだけ周辺機器を持ち運ばずに済むほうが効率が良い。そしてこちらは他の機器にも言えますが薄くてフラットなほうが結局持ち運びしやすい。
そんなところを考えると現状ベストに思えるマシンがSurface 3だったわけです。

MicroSoft自身が送り出すWindowsタブレットですからこれが間違っているはずがないんですよね。あとはAtom機としては比較的高価な価格設定を財布が許せばというところです。ただ仕様的にも、そして実際に使ってみれば納得出来る価格ではあります。
上にも書いた通りモバイルマシンで妥協は禁物で下手にケチると使わなくなる可能性があるので、一つでも多く自分の要求を満たせるマシンがあるなら絶対にそっちを買うべきです。というのが私がモバイル用のマシンをSurface 3に買い換えた理由です。