「格安スマホ」っていつ頃言われ出したんだろうか

2015.10.05 雑記 ライター:__agar

主にMNO(ざっくり言えば従来の携帯会社)より安く契約できることを売りにしたMVNOの回線、あるいはそれを使うことを想定した端末に使われている「格安スマホ」というフレーズ、だいぶ定着した感がありますよね。もうギーク層に限らず通じる単語になったと思います。


DSC05196
ところでこの言葉、いつ頃から出てきたんでしょう?

地道に検索

年代ごとに絞っていくと…一番最初に引っかかってきたのはこちらの記事(もっと前があったらこっそり教えてください)。


2011年
コストを抑えたい初心者にもうってつけ! 格安スマホカタログ11機種(PC online様)

ただ、これは今使われている意味とは少し違って、「型落ちだから安いよ」という話なので発祥ではないですね。


2012年
ロンドン五輪に行って海外格安スマホを購入しよう(週刊アスキー様)
中国格安スマホを狙え(日経テクノロジーonline様)
この年は海外での話ではありますが、日本ではラインナップのほとんどを占めていたハイエンドなスマートフォンと比較して本体価格の安い機種に目を向ける記事が出てきました。注目が出始めたのはその後日本でもそういった市場ができる兆候だったのかもしれませんね。


そういえば2012年ともなるともうSIMロックフリーの廉価なAndroidスマートフォン、ヨ○バシとかに並んでましたよね。Rstream A1ってやつです。
売れ行きはどうだったのか分かりませんが安くワゴンに積まれているのをよく見たものです…。まさか3年後にその類の機種がここまで市民権を得ているとは思いませんでした。

あと、この年には「格安SIM」というワードは既に登場しています。


2013年
安くて速い!格安スマートフォンを実現する月額980円のデータ通信SIMカード「OCNモバイルエントリー d LTE980」が誕生(らばQ様)
この年には既にモバイルガジェット専門でないサイトでも「格安スマホ」という単語が使われていますね。

2013年前半頃に出来た呼び方

検索で得られた情報からするとおおよその時期は2013年前半あたりかと思われます。

調べてみるとこの「格安スマホ」という呼び方に至るまでには分かりやすく伝えるための紆余曲折があったことがうかがえました。

最初は単純に「MVNO」「白ロム」と言ったそのまんまのワードでどこの媒体も書かれていて分かっている人が使うサービスという雰囲気でしたが、MVNOが大量に設立され普及していくにつれて徐々に「格安SIM」「格安スマホ」と分かりやすい言葉に変わっています。

もちろん色々な会社が増えた上に敷居も下がった今だからこそ、どれを選ぶか、本当に得できるのかというのが難しい面もあるのですが良い表し方に落ち着いたと思います。一時期は「SIMフリー」で何故か格安を意味するような取り違えが広く起きていた頃もありましたし…(苦笑)。

最近だとY!mobileなどを中心にMNOでありながら自ら「格安スマホ」を名乗る売り方も見かけます。それは違うのでは?と思われる方もいそうですが、実態を考えればMVNOかMNOかなんてことより値段で比較したい方もいるはずですしそういった垣根を超えて競争が起きるのなら消費者としてはありですよね。
何かきっかけがあってまた契約スタイルが変わり始めれば新しい呼ばれ方が出てくる日も近いのかもしれません。