おサイフケータイ対応のSIMフリースマホ6機種、待望のモバイルSuica対応へ

2015.12.02 ニュース ライター:__agar

12月2日、JR東日本のリリースが発表され、近日中に6機種のSIMフリースマートフォンがモバイルSuicaに対応することが明らかになりました。

モバイルSuicaは10周年

Suicaそのものは2001年、モバイルSuicaは2006年にサービス開始され、後から追加されたモバイルSuicaももう来年で10周年の節目となります。

10周年記念のキャンペーン内容などが発表されたのですが、そのPDF内にSIMフリー機種の対応についてが書かれています(PDF注意)。

対応する機種

・Xperia J1 Compact
・SH-M02/SH-RM02/SH-M02-EVA20
・arrows M02/arrows RM02

販路や仕様の違いで都合6機種となりますが、実質3つの機種が対応することになります。
いずれもNTT docomoから発売されているベース機種があり、そちらは既にモバイルSuicaに対応しているので使えることを期待していた方もいるのではないでしょうか。
J1 Compactに関しては発売から少し期間が空いているので驚きです。

なぜこれまで使えなかったのか?

おサイフケータイ対応の機種なら当然モバイルSuicaが使えるんじゃないの?という方もいらっしゃると思います。
実際、おサイフケータイ対応のSIMフリー機種が出ると聞いて飛びついたがモバイルSuicaは使えず早とちりでがっかり…というケースも目にしました。

おサイフケータイ(FeliCa)対応の機種を作るためにはFeliCaの規格に適合しているかの試験が行われていますが、モバイルSuicaにも対応させたい場合はその上でJR東日本側での性能試験を行ってSuicaとして正しく使えることを認められる必要があります。

数年前の物ですがその試験について書かれている記事が日経トレンディネットさんにありましたので参考文献として添えておきます。

閉まるなゲート!JR東日本担当者が明かす涙の“モバイルSuica検定”【想像図もあるよ】| 日経トレンディネット

簡単に言えばおサイフケータイをSuicaとして使うには速く確実な動作が求められます。自動改札で引っかかってしまうのは混んでいる場所であれば多くの人に影響が出るのでそれもそうですよね。

話を戻しますと、docomoから出ているベース機種があるとしてもSIMフリー機として別の型番・別のソフトウェアで出てきている以上別の機種なわけです。
同じハードなので「docomo版は合格でSIMフリー版は不合格」というのは考えにくいですが、改めて試験を行うことでしょう。

推測ですが、メーカーからの直接の販売となりキャリアに卸す場合よりダイレクトに影響するSIMフリー版では対応コストをかけることが難しかったか、あるいは特定の通信回線での使用ではない(想定される条件が多い)ことが基準を満たせなかったのではないでしょうか?

いずれにしても今回一斉に対応機種が出たということは今後のSIMフリー新機種での対応も期待できそうです。