私がdポイントを活用しようと思えない理由

2016.01.24 雑記 ライター:__agar

ドコモポイントがdポイントになって2ヶ月近くが経ちました。実際に使っての印象を書き残しておきたいと思います。

そもそもdポイントとは何か

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ドコモの携帯電話等の利用料金に応じて貯まる「ドコモポイント」というものがかつてありました。基本的にはそれの延長です。

変わったところとしては、ドコモ以外の加盟店でも貯める・使うことができるようになったのが最大のポイント。

このような動きの背景には、自社のポイントサービスをTポイントという大御所に統合しているSoftBankへの対抗があるのではないかと考えられます。

一つの企業内でのポイントに留まらない、共通ポイントサービスに踏み出した!…はずだったと思うのです。

鳴り物入りの「Ponta」との連携が不完全

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Tポイント陣営のSoftBankとの対比を考えると、同じく大手共通ポイントであるPontaとの連携こそdポイントの最大の武器になるはずです。ところが肝心のこの部分があまりにも未完成なサービスであるように感じます。

dポイントカードを提示してポイントがもらえるのは、Ponta陣営の中では現状はローソンだけです。
そのローソンにおいても、Pontaを提示することだってもちろん可能なわけですし、既にPontaカードを持ち歩いている人にはまず持ってもらえないのではないでしょうか。

そうそう、ローソンでは最近「おさいふPonta」という新しいカードがdポイントカードと一緒に並んで配布されています。
PontaカードにJCBブランドのプリペイド機能が付いたものでとても便利なんですよ。
2枚同時に提示することは出来ないのですから、Pontaをまだ使っていない人でも、店頭で新しくポイントカードをもらうならより高機能なこちらを選ぶ方が多いのではないかと思います。

唯一の救いはPontaとdポイントの交換が相互にWeb上で出来るようになっていること。
金額的にはどちらで貯めてもユーザーが使いたいほうに好きなように損せず移せるのです。ユーザーの多くがdポイントカードを選ばなかったとしてもメリットが残る形になっています。

ドコモにとってのPontaとの提携メリットは先に挙げた通りですし、非常に多くのユーザーを持つドコモとの提携はPontaサイドにとっても悪いことではないはず。にも関わらず足並みが揃っていないのは残念に思います。

Ponta陣営以外での加盟店もあまりに少ない

Ponta陣営と連携しつつも完全に一緒ではないdポイント。もしPonta陣営以外での加盟店がたくさんあったら、Pontaの拡張サービスとして興味を持ってもらえる可能性は高いと思うんですよね。Pontaにポイント移行できるわけですし。

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うん。
街のお店でためられるのはローソンとマクドナルドだけです。

dポイントの名誉のために言っておくとJALや引越屋、レオパレスなどでも貯まります(リンク)。ただ、日常的に貯められそうなところはすごく少ないですね。

マクドナルドで使えるPontaになってしまっているんですよ。これでは正直メリットが少ない。マクドナルド、落ち目じゃないですか。

しかも、現状dポイントが貯められるマクドナルドって都内の100店舗だけなんですよ。

洗練されていないシステム

現状唯一の目玉、ローソンでの使用時にも不満があります。ばっさり言ってしまえばめんどくさいんですよ。これはdポイントカードというよりはdカードで買い物する時ですね。

ドコモとローソンの取り組みとしてはdポイントが始まる前から「DCMX/DCMX GOLDをローソンで使って買い物すると3%引き」というものが行われています。
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簡単に言えば「dカードを使うことでの割引」と「dカードのiDで払うことでの割引」と「dカード(に内蔵されているdポイントカード)を提示することでの割引」があるんです。これが何を意味するか?

せっかく電子マネーでスマートに決済したのにそのカードをポイントカードとして1回渡さないとフルに利用できないというわけです。
何のためのICカード決済なのか、非常に哲学的なシステムですよね。

まとめ

「メリットがない」「めんどくさい」生まれたてのサービスを潰すのに十分すぎるほどの要素だと思います。これでも使っていこうと思えるのはポイントカードマニアか節約マニアだけではないのか、というのが今の心境です。