イオンモバイルがリニューアル。新プラン29種類のコストパフォーマンスを考察

2016.02.18 ニュース ライター:__agar

これまで日本通信やBIGLOBEなどのMVNOの「代理店」として提供されてきたイオンモバイルですが、ついにイオンリテール株式会社自らがMVNO事業者となって新たな体制でサービスを行うことを発表しました。

従来とは大きく変わったサービス

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イオンモバイル自体が従来とは別のMVNO事業者になることで通信品質が変わることも予想されますし、今回のリニューアルに合わせてイオンの店舗網を活かしたアフターサービスも行うとのこと。詳しくは公式サイトでご確認ください。

今回注目したいのは、プランの多さです。なんと29種類ものプランを用意するとのことで、シンプルさとは対局にあるように思えます。先述のアフターサービスの拡充も合わせて、「MNO的なMVNO」を目指したいのかな…というのは感じますね。

これだけの数があると「どれがコストパフォーマンスが良いのか」という疑問が残ると思います。
そこで今回は、発表された価格を元に1GBあたりの単価を割り出してみました。

プラン概要

29種類のプランと言われると途方もない数に見えますが、実際はまず大きく3種類のタイプに分けられます。

・データプラン
データ通信のみ使える一番安いタイプです。
SMSもオプションで対応できます。

・音声プラン
データ通信に加えて音声通話やSMSが使えるタイプです。

・音声シェアプラン
1つの契約で音声×1+データ×2の3枚のSIMカードが使えるタイプです。
追加料金を払えばデータSIMを音声SIMに変更する(例:音声x2+データ×1)こともできます。

1GBあたりの単価表

29プランすべて、1GBあたりの価格を算出してみました。
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音声プランやシェアプランは単価以外のメリットがあるので相互に比較はしにくいですが、お得な容量とそうでない容量が分かりますね。
以下、データ/音声/シェアのそれぞれのプランについての考察です。

データプランの考察

12GBプランは業界トップクラスに安い単価です。
私の知る限りではDMMの10GBプラン(2190円、1GBあたり219円)が一番安いのですがかなり肉薄する数値。イオンモバイルのサポートの強力さなども踏まえたら安すぎるくらいだと思います。

12GB(223円/GB)と次に安い30GB(232円/GB)を除くと4GB〜40GBまでは大差ない数値が並ぶのも特徴。多ければ多いほどお得というわけではないので注意が必要ですね。最大の50GBプランに関しては特に、急激に高くなっているのでオススメできません。

また、データプランはいずれも140円でSMSオプションを付けることができ、機種によっては重大なセルスタンバイ対策に有効です。
12GBプランの場合、このSMSオプションまで含めても2820円(235円/GB)。SMS付きにしても他プランより安いとは驚異的です。

結論として、データプランなら飛び抜けて安い12GBがオススメです。

音声プランの考察

かなり容量によっての差が激しいです。

0.5GB〜4GBまでの価格差がたった400円しかないおかげで、0.5/1/2GBの3コースがかなり割高になっています。音声通話を中心に使いたい人でも、よほどこだわりがなければ4GBをオススメします

単価のランキングとしては、30GB>40GB>12GB。ですが一人でそんな容量を使うのは厳しい気も…。

シェアプランの考察

音声+データ+データの3回線使えるのに、音声1回線のプランとの差がとても少ないのが素晴らしいです。

ランキングは40GB>30GB>12GB。音声プランに300円(※4GBコースは200円)足すだけなのでかなりお得でしょう。特に30GBや40GBのような1人では使い切れない量の場合はシェアにしておく価値があると思います。

ただし、音声+データ+データではなく音声+音声+データの組み合わせにしたい場合は700円/月かかります。
この場合、容量によっては音声契約2つに分けたほうが安くなるパターンもあるので、3本目のデータ回線が不要な場合は1度計算してみると良いでしょう。

まとめ

適切なプランを選べばかなり安いです。種類が多いだけあって柔軟にニーズに合わせやすそうなのは魅力。

あとは、かなり大容量のプランが多いのでそれだけの通信量を使うに値するほどの品質を維持していけるのかが重要です。サポートの話を含めて構想はかなり良いのでサービスインしてからの実態を見守りたいですね。