ZenFone Zoomレビュー(1:外観/スペック) #ASUSZenFan

2016.04.29 ガジェットレビュー ライター:__agar

ASUS様よりZenFone Zoom(ZX551ML)をレビュー用にお借りしています。
今回は外観やソフトウェアなど基本的な部分を中心にレビューしたいと思います。

パッケージ/付属品

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他のZenFoneシリーズでは本体の写真が入ったおおむね共通のデザインのパッケージになっているのですが、Zoomのパッケージは異なる物になっていました。

単色で落ち着いた感じですね。ホワイトのモデルでは箱も白いようです。
箱を開けると特徴的なカメラのある背面が上になって本体が収められていました。

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付属品はmicro USBケーブル、ACアダプタ、イヤホンと交換用のイヤーピース、ユーザーマニュアル。
そしてレザーストラップが付属しています。

外観

続いて、本体のデザインを見てみましょう。

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角を丸めた形状にオンスクリーンキー、そして下部の同心円状の仕上げなど、前面から見ると他のZenFoneシリーズと似たデザインです。

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背面は大きな丸いカメラユニットに目が行きます。
その周りを覆うパネルはモデルによって本革とプラスチックの2種類が用意されており、今回お借りしているモデルは本革仕様。
ASUSとintelのロゴをエンボスで入れてあったり、縫い目を入れてあったりと工夫が見られます。

着脱式のカバーなので仕方ないのですがプラスチックの上にかなり薄いレザーを貼ったもので、表面の加工も含めてプレミアムレザーを謳うほどの高級感はないなという印象でした。
これならプラスチックに同じような仕上げのシボ加工をしても質感はあまり変わらないでしょうし、その分値段を抑えてくれたほうが…。

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カバーを外すとmicro SIMとmicro SDカードのスロットがあります。

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ちなみにプラスチック版のカバーはこんな感じ。サラサラした仕上げになっていました。若干デザインも違いますね。

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側面は金属製で、縁はダイヤモンドカットされています。

側面のキーはカメラ機能を重視したものになっており、音量キーにはズーム操作に使用する時のためのW/Tの刻印が入っています。シャッターキーだけでなく録画キーが付いているのも珍しいですね。

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ZenFoneシリーズでは初めてストラップホールを用意しており、付属のストラップを通せるようになっています。
コンパクトカメラに付属するような手首に通せる形状のものになっており、こちらもカメラ用途を考慮した仕様です。

ソフトウェア

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内蔵されているソフトウェアは基本的には他のZenFoneシリーズと共通する仕様です。外観的にも機能的にもかなり素のAndroidから手を加えられた物で、誤解を恐れずに言えば好みは分かれるでしょう。

おそらく初めてスマートフォンを使う人や既にZenFoneシリーズにどっぷり浸かっている人なら至れり尽くせりで心地良いのでしょうが、他メーカーのAndroid端末に馴染んでいるとちょっと戸惑うかもしれませんね。

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カメラアプリは水準器やヒストグラム表示まで付いており、カメラに特化したスマートフォンとして不足のないものだと思います。

ただ、若干気になったのが売りの光学ズームの操作で、本体側面のボリュームキーで操作する際にはさほど問題ないのですが、画面上のスライダーで調整すると動作がワンテンポ遅いですね。今後のアップデートでの改善に期待したいところです。

スペック

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Atom Z3590/Z3580にRAM 4GB、ROM 32/64/128GB、1920×1080のディスプレイといった構成。

x86/x64系のCPUを搭載するAndroid端末としてはトップクラスの処理能力ですが、他アーキテクチャも含めて考えると、体感としてはARMで言えばSnapdragon 805以上には及ばないかなと感じました。
体感速度としてもベンチマーク的にもおそらくS801と互角程度と考えられます。

とはいえ通常の利用において不満を多々感じるレベルではないですし、x86/x64系のCPUを搭載するAndroid端末が出始めたばかりの頃と比べればアプリ互換性のデメリットも減ったので、このことが足枷になることはあまりないのではないでしょうか。

まとめ

ZenFone Zoomは日本のSIMフリースマートフォン市場においては比較的高価な部類に入る端末です。

一方でほとんどの構成はスタンダードなZenFone 2と共通していて、モデルにもよりますが数万円の差額の価値があるかどうかは、やはりセールスポイントのカメラ性能に価値があるかにかかっているのではないでしょうか。

次回はそのカメラを重点的に試します。