Snapdragon 808搭載でわずか200ドル強、Xiaomi Mi 4cを買ってみた

2016.05.14 端末レビュー ライター:__agar

非常に価格競争力の高い機種を数多く生み出し、高い人気を誇る中国のXiaomi(小米)。
スマートフォンマニアでありながらまだ触れたことがなかったので輸入してみることにしました。


購入した機種は「Mi4c」。2015年の秋に発売された機種です。
最新モデルの「Mi5」も非常に魅力的ですが、とりあえずお試しということで。

GearBestにて購入

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今回はGearBestという海外通販サイトを利用しました。
中国メーカーの商品を多く扱っているサイトで、スマートフォンに限ってもかなり見慣れないメーカーが揃っています。

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中にはかなりお値段以上の実力を持つ機種も潜んでいるようなので、そういうものを探すのも一つの楽しみ方かもしれませんね。

話を戻しますが、デフォルトの配送方法だとかなり日数がかかってしまうので今回は追加料金を払いました。
その場合の運送業者はDHLやFedExなどいくつかの業者が使われているようで、GearBest側で場合に応じて決めているようです。今回はDHLでした。

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5/3に注文し、5/5にはGearBestから発送のメールが。
ただ、追跡のデータを見ると荷物が集荷されたのはメールが来てから1日半は後になっていたので、ある程度の数をプールしてから出荷するようなラグがあるのかもしれませんね。

動き出してからはスムーズで、すべて合わせて注文からちょうど1週間もあれば手元に届きました。

ExpansysやEtorenあたりの「実は日本国内の通販サイトなんじゃないか」というレベルで対応の素早いところと比べればある程度かかりますが、そこは海外通販なのでゆったり構えておきましょう。これくらいが普通です。

早さについては上記の通りで問題ないのですが、ひとつGearBestについて意見を述べるとすれば梱包です。

「元のパッケージを薄いビニールで覆い、DHLの黄色いビニール袋に入れただけ」というなかなかハードな梱包での配送でして、Xiaomi製品の箱はかなり頑丈なので良いようなものの、商品によっては届くまでにボコボコだったのでは…。

他の方がGearBestで購入された物のレビューを拝読する限りではきちんとした梱包をされているケースもあるようなのでだいぶバラつきがあるのかも。
安いとはいえある程度の金額の買い物ではあるので、もう少ししっかりしてほしいところではありますね。

開封の儀!

何はともあれ、無事に届いたので開けてみましょう。

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オレンジ色の外箱は頑丈な紙製の物。かなり硬いです。
小米の箱と言えば数年前「大人2人が乗っても潰れない箱」なんて画像を公開していた機種もあるのですが、最近はアピールしていないものの実力は健在のようです。これなら例えひどい梱包でも安心ですね。

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蓋を開けるとまずは本体、その下に付属品という定番のスタイル。

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ACアダプタとUSBケーブル、簡単な説明書やSIMスロットを開けるピンなどが入っていました。

外観をチェック!

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前面から見てみましょう。左上にロゴが入っている以外は完全にブラックアウトしていてすっきり。

画面下にはタッチ式のキーがあるのですが、バックライトが点灯していない時は斜めから見るとうっすらアイコンが見える程度で、ベゼルの黒に溶け込んでいます。

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背面は左上にカメラがあり、下のほうにはスピーカー。
ロゴの部分だけ鏡面になっています。

プラスチック製ですがサラサラした手触りの良い仕上げと、側面にかけて一体成型の継ぎ目のない作りでなかなか質感は悪くないです。
強く押してもたわむ感じもなくしっかりとした作り。見た目も綺麗ですし好感が持てました。

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充電などに使う端子はUSB Type-Cを採用。

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左側面に配置されたSIMスロットは、iPhoneなどのようにピンを刺すとトレイが出てくるタイプ。
デュアルSIM機でサイズは2枚ともmicroです。

ソフトウェア

非公式移植などもしばしば行われているので見たことくらいはある方も多いかと思いますが、Xiaomiのスマートフォンに搭載される「MIUI」はAndroidベースですがかなり独自色が強いです。

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乱暴な言い方をすればiOS風味なのですが、それだけなら中国メーカーのカスタムUIにはよくある話。
MIUIは年数を重ねて単なる「パクリ」ではない、両者のエッセンスを取り込んだ独自の物に昇華させているなという印象です。

逆に言えば他のどのスマートフォンとも違うので最初は慣れが必要ではありますね。ただ、綺麗な独自UIや機能の豊富さなどが合う人ならかなりハマりそうです。


余談ですが、Xiaomiのスマートフォンを購入しようとすると日本からは正規の販路では購入できませんが、本来の状態のまま手元に届くショップは少ないです。今回の場合も手が加わっていました。

理由としてはGoogleサービスの対応化であったり言語の追加のためにショップで手を加えているというのが多いようです(上のスクリーンショットも本来の仕様ではないです)。
一見悪いことではないように思えますが、アップデート機能が塞がれていてOTAを受信できなかったり、機種によっては不具合の出てしまっているものもある様子。

そういったただの「お節介」だけであればまだ良いのですが、そういったショップカスタムのソフトウェアが焼かれていた事例の中にはマルウェアが入っていたケースなどもあるので、基本的には買ったままでの利用はおすすめしません。

公式フォーラムから正規のROMをダウンロードして導入した上で、改めてPlayストアの導入や日本語化を必要に応じてやり直すのがベストでしょう。

まとめ

日本円にして2万円台で買える機種ですが、Snapdragon 808/RAM 3GBとこの値段では考えられないスペックがもたらす動作は非常に快適。
ソフトウェアや外装もよく出来ていますし一見の価値はあると思います。

通販での輸入だと前述の問題もありますし扱っているサイト自体も日本から使いやすいところは少ないのでハードルが高いかもしれませんが、公式ストア「小米之家」のある中国本土や香港、台湾などにお出かけの際はぜひ一度Xiaomiのスマートフォンに触れてみてはいかがでしょうか。

XIAOMI Mi4C 3GB 4G Smartphone | GearBest