ドコモオンラインショップでXperia Z4を買ってみました

2016.08.13 端末レビュー ライター:__agar

ドコモオンラインショップ限定で、Xperia Z4(SO-03G)が機種変更での端末購入サポート対象となっています。


Xperia Z4 SO-03Gが機種変更一括14,904円の特価で販売開始、在庫限りで終了 | ガジェットショット

1年間の縛りはかかるもののそれなりに安いですし、ちょうど大して月々サポートの付いていない回線があって機種変更する予定もなかったので、いただいておくことにしました。

到着まで

twitterのフォロワーさんのサイトで情報を見かけてすぐ、8月10日の20時頃に注文。
黒以外の3色があったので、Z4のカラーの中では一番好きなアクアグリーンを選びました。

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ドコモオンラインショップというと日数が長めのイメージがあったのですが、機種変更かつ注文の少ない時期ということもあってか、12日到着予定で驚き。
翌日発送・翌々日到着ということなので結構速いですよね。


余談なのですが、ドコモでは同一回線で180日以上前に他端末のSIMロック解除をした履歴がある場合だけ、新しく機種変更した機種を購入から180日経っていなくてもSIMロック解除することができます。

My docomoから手続きするのですが、ドコモオンラインショップで購入した場合は端末が手元に届く前に解除コードの発行が行えました。
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具体的に言うと、My docomoを見て最終購入端末が切り替わったところで解除可能になりました。
条件を満たす方は到着を待っている間に解除コードを発行しておくのも良いでしょう。

開封

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Z5シリーズまでの国内版Xperiaではよく見た箱です。

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Z4からは卓上ホルダが廃止されていることもあって、箱の中身はかなりシンプル。

外観

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フロントデュアルスピーカー搭載ですが、ガラスとフレームの隙間に配置されているため、表は一枚板のシンプルなデザインとなっています。

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裏面。Z4だけに設定されていた1世代限りのカラー「アクアグリーン」を選んでみましたが、ほどよく反射する美しい水色が美しいです。

銀色のフレームはZ3とは印象の異なる派手な光沢を持った仕上げとなっており、そこだけ見ると安っぽい印象もありますが、背面との相性を見ると綺麗なカラーリングだとも思えます。

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Zシリーズ初のキャップレス防水なmicro USB端子。最近ではどのメーカーもすっかり当たり前の仕様ですが、やはり楽です。

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nano SIMとmicro SDは1枚のトレイに載せる仕様。
現行のX Performanceまでこの仕様は引き継がれていますが、micro SDを取り外すたびに再起動せざるを得ないのでちょっと不満ですね。

デザインはカラーリングや質感の違いを除けばZ3と近いのですが、細かく見ると余計なパーツを減らしてシンプルに、より薄く軽くと、リファインされています。

Z4が発表された頃に私はZ3を使っていて、正直なところ「安っぽい」というのがZ4の第一印象でした。

その後に続いたXperiaシリーズのフラグシップのデザインもあまり好きではなかったので、偏った言い方をすれば「Z3が至高」ぐらいに思っていたのですが、Z4よりももっと後が出た上で今振り返ると、デザイン的にはこれも悪くないかも。
カラーリングで少々キャラクターが違っては見えるものの、Z3の延長線上にあるデザインだなと思います。

動作など

デザインについては見直しましたが、問題は中身。
ぶっちゃけてしまえば「Xperiaシリーズの中でもZ4だけはない」と思っていましたし買うこともないだろうと思っていた機種でした。

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もちろん、Snapdragon 810で薄型設計だから発熱が…とか、それによってサーマルスロットリングが…とか、語り尽くされた話も理由ではあるのですが、既存機種のアップデートで触れた物も含めて、動作的にもUI的にも、Xperiaの5.0系のソフトウェアの印象が非常に悪かったです。

Android 6.0になってから改善されたような話も聞きますし、安いなら試してみてもいいかな、というのが今回の購入動機なのですが、結果としては確かによくなっているように思います。

同じS810でもある程度諸問題の解決ができていたZ5のフィードバックもあるのか、放熱の難しい設計になっているので「熱くならない」とまで言ったら嘘になりますが、多少負荷をかけても発熱しにくくはなっているように思います。
発熱してしまった場合の温度に関しては目立った差はないですね、上がる時は上がります。

動作に関しては初期とは比べ物にならない違いがあります。
容量が多めのアプリの起動時や、設定のアプリ一覧の起動時など若干溜めが長いなあと感じるところはあるのですが、スクロールなど操作感はかなりよくなっています。

適当に負荷をかけながらCPU-Z等で動作を見てみると比較的クロックや動作させるコアを控える方向のチューニングに変わっているようなので、単純に考えればパフォーマンスは落ちているはずなのですが、そのおかげで発熱の発生を抑えられ悪循環が起きにくくなったことが良い結果につながっていそうです。


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上にも書いたように、Z1やZ3の5.xアップデート後やZ5Cなどでも感じましたが、このZ4の出荷段階でのバージョンでもある、XperiaシリーズのAndrod 5.xのソフトウェアには度々不満を感じていました。

複数の機種で見られたのですが起動直後の動作が極端に悪いものが多かったことや、素のAndroidそのままかと思えば過去のXperiaシリーズのものをそのまま放り込んだような部分もあるツギハギだらけのUI、かなり失望するところがありました。

6.0ではかなりよくなっていますね。動作の問題も鳴りを潜めていますし、UIも現行の仕様に合わない遺産は一掃されてまとまりのある物になっています。

まとめ

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かなりの汚名をこうむってしまった機種ではありますが、”現状の”仕様を見て評価するなら物理的に解決できない範囲を除けば良くなったと思います。

完成度の高い人気機種の次だったこと、扱いの難しいSoCが主流になっている時期に生まれてしまったこと、Xperiaのソフトウェア自体がやっつけ感のあるシーズンだったこと、挙げればキリがなさそうですが不幸なタイミングが重なってしまったのでしょう。

Android 6.0のZ4は、バッテリー持ちやタッチパネル等に癖が残るものの以前よりかなり改善されていました。