2万円以下のお手頃6インチファブレット「Bluboo Maya Max」レビュー

2017.02.23 端末レビュー ライター:__agar

海外通販サイトのGearBest様より、「Bluboo Maya Max」というファブレットをご提供いただきましたのでレビューします。

どんな機種?


「Maya Max」は、中国のスマホメーカー「Bluboo」による6インチファブレットです。

1万円以下の3Gスマートフォンを始めとして安価な機種が多いメーカーなのでこちらのMaya MaxはBlubooのラインナップの中では高めの機種であるものの、一般的に見てかなりコストパフォーマンスの高い内容となっています。

ゴリラガラス4で覆われた6.0インチの大きなディスプレイを持つファブレットであり、USB Type-Cや指紋認証など今のスマートフォンとして相応しい装備を持っています。
2万円ほどの機種でありながらRAM 3GB/ROM 32GBという十分な量を確保しているのも良さそうですね。

一体どの程度使える機種なのか、試してみたいと思います。

開封


箱はBlubooのロゴが入っているだけのかなり簡素なものです。


開けてみると、まず一番上に本体、その下から付属品が入った白い内箱が出てきました。


付属品はType-CケーブルとACアダプタ、TPUケース。


そして、本体にあらかじめ保護フィルムが貼られています。
2.5Dガラスの機種なので、端まではカバーされないタイプのフィルムです。


付属のTPUケースを付けてみました。
中華スマホの専用フィルムやケースを入手するのはマイナーな機種だと難易度が高いので、付属していることは嬉しいですね。


ただ、個体差なのか設計の問題なのかは不明ですが、手元に来たケースはどうもサイズがギリギリで着けにくく、着けてみてもケースの一部が本体の縁に届きませんでした。付属のフィルム・ケースにはあまり期待しないほうが良いかも。

とびきり安い機種ですし、そこは割り切ってノーガードで使ったほうが気楽かなと思います。

外観


前面。今回ご提供いただいた端末のカラーは「ゴールド」で、こちらの場合はベゼル色が白になっています。

よくある話ですが、画面の周りを黒い帯で囲ってあるので、一見かなりの狭額縁に見えますが実際の画面占有率はもう少し低いです。

オンスクリーンキーの機種なので、上部にインカメラ・受話口・センサーがある以外は何も配置されていないシンプルなデザインです。


裏面。アルミボディで全体に横方向のヘアラインが入っています。
こういった仕上げをしている機種としては大人しめだと思いますが、角度によってはギラギラと光りますね。
ゴールドの色合い自体はかなり落ち着いていて、ヘアラインの入っていない側面などを見るとベージュに近いように感じました。


アルミボディの機種のお約束ですが、上下2ヶ所が電波を通すための樹脂パーツになっています。

このプラのアンテナカバー部分をどう見せるかには意外と各メーカーの工夫が見えるのですが、塗装などでアルミ部分の見た目に近付けて「違和感を無くす」方向の機種が多い一方で、Maya Maxではあえて似せずにまったく違う模様を付けてデザインの一部にしています。こういう手法もアリですね。


各種キーは右側面に、上から音量+/-、電源の順に並んで配置されています。


左側面にはSIMカードトレイとマナーモードスイッチがあります。


充電端子はUSB Type-C。この価格帯でもだいぶ普及が進んできていますね。


本体上部にはイヤホンジャックがあります。キャップのような物が付いていて、取り外すとSIMカードトレイのピンとして使うことが可能です。
以前Huaweiの一部機種などにも同じギミックがありましたが、意外と便利。

組み付け精度や質感を見てしまうとお値段以上とは行きませんが、最低限おもちゃのようには見えない無難な作りにまとまっていると感じました。

スペック・動作

項目 内容 備考
SoC MediaTek MT6750
RAM 3GB
ROM 32GB
画面サイズ 6.0インチ 液晶
画面解像度 1280×720
バッテリー 4200mAh 取り外し不可
OS Android 6.0




MediaTek MT6750というオクタコアのSoCを搭載しています。オクタコアとは言っても低消費電力重視のCortex-A53なのでそう処理能力が高いわけではありません。
大画面のファブレットでゲームを始めとして色々使いたくはなるものの取捨選択が重要。用途を考える必要はありますが、不相応な負荷をかけなければそこそこ快適な動きをしてくれます。

指紋認証の速さや精度は並です。精度の良い端末に慣れているとその感覚で使ってしまうと厳しいですね。しっかり押さえるように意識していれば十分使えます。

カメラは、定評のあるSONYのIMX214がイメージセンサーなので少し期待してみましたが、ソフトウェアがあまり良くないのかもしれません。記録程度といった写りですね。

センサー類に関してはだいぶコストカットの跡が見られます。
画面輝度の自動調整が出来ないほか、ポケモンGOのARモードなどの需要で最近重視されることの多い電子コンパスもありません。必要な方は注意。

UI・機能など



ホームアプリはiOSのようなドロワーがないタイプ。
プリインストールされているアプリはかなり少ないです。



ちょっとしたカスタム機能が付いていて、いくつかのテーマから選んで外観を変えたり、ページ遷移時のアニメーションを変えることができます。

ホームアプリ以外はほぼ素のAndroidです。この価格帯の機種では多いですが、ほぼMediaTekの提供するソフトウェアそのままという印象ですね。
余分な物が入っていないという意味ではウケは悪くないと思います。



あまりAndroid標準以外の機能というのはありませんが、MTK機共通の「MiraVision」と「ターボダウンロード」は利用可能です。



とてももったいない点があって、標準のdensityのままだと6インチの画面サイズをまるで活かせません。


adbを通してdensityの値を小さく変えればファブレットらしい使い方もしやすくなります。

極端に変えると最悪起動できなくなる場合などもあるあくまで自己責任の設定ですが、正直なところこれをして初めてファブレットとしての真価が出てくる機種だと思いました。標準のままだとらくらくスマホ状態です。

まとめ


6インチの大画面を持つファブレットとしては最安クラスでありながら、無難にまとまった外装、RAM 3GB/ROM 32GBという十分なキャパシティ、指紋認証やUSB Type-Cの搭載と、ある意味ではコストパフォーマンスの良い機種なことは間違いありません。

一方で、センサー関係やソフトウェアの作りには安さも感じるので、自分の用途を把握できる人、不足の点を自己責任の上で解決できる人向きかなという印象です。割安なハードではあるので、うまく活用できればお買い得でしょう。

Bluboo Maya Max 4G+ Phablet -BLACK | GearBest