国内最大のWin10Mスマホ「MADOSMA Q601」レビュー

2017.05.05 端末レビュー ライター:__agar

マウスコンピューターの「MADOSMA Q601」を購入したのでレビューします。

開封


白と黄緑のパッケージ。Q501のものと似ていますね。


Type-CケーブルやACアダプタ、SIMピンに加えて、nano SIM用のアダプタや液晶保護フィルムまで付属しているのはなかなか行き届いていて良いと思います。


出荷状態で貼られているフィルムには、Q501の時と同様に説明が詳しく書かれていました。

外観


前面はラウンドガラスで、ベゼル色は白(カラーは1色展開)。


しばしば見かける仕様ですが、一見かなりの狭額縁に見えるものの実際には黒い縁取りが入っています。


背面には「MADOSMA」「Windows」それからマウスの新ロゴが入っています。

背面もアルミ製としている記事が一部で見られますが、背面はプラスチックでフレームのみアルミですね。


USB 2.0ですが端子形状はType-Cです。
フレームがかなり細いので、少し欠けるような形で背面にまたがっています。あまり格好良い仕上がりではないですかね…。


SIMカードトレイはmicro SIM+nano SIM、またはmicro SIM+microSDの2枚を入れられるようになっています。

4G+3GのDSDSが出来るわけではないので日本国内で2枚入れておくメリットはあまりありませんから、SDとの組み合わせが無難かと思います。
nano SIMを使いたい場合でもアダプターが付属していますし不便はないでしょう。


6インチの大画面を搭載する機種ながら重さや厚さはそこそこ抑えられているので、手に取った印象としては非常に軽く感じました。


かつてはハードウェアボタンがOSの要件だったので未だに新鮮な気がしてしまうのですが、Q601のホームボタンなどはオンスクリーンキーです。

使用感


Snapdragon 617にRAM 3GBという構成で、Win10M搭載機としてはそこそこ悪くないスペックです。

Snapdragon 800番台を搭載するようなハイエンド機種はそう多くない世界ですし、600番台も実はOSでサポートされているSoCがほとんど無く搭載機種が少ないくらいですからね。
リソース的には比較的恵まれた機種と言えるでしょう。

だから動作的には快適、と言いたいところなのですが、全体的には悪くないもののアプリ起動や複数のアプリ間でのデータの受け渡しなど同等スペックのAndroid端末と比べるともたつく印象を受けるシーンも多いです。

アプリ自体も他OS版と比べて作りが甘かったり古いままのものも多いですし、純正の機能ですらずっとイマイチなままのところもあるので(ストアとか相当モッサリですよね)こればかりは「そこそこ使える」以上を求めるのは高望みなのかもしれません。
とりあえず、動作に関してはWin10Mスマホとしては合格点だと思います。



6インチフルHD液晶の視野角や発色は良く、大画面端末としては嬉しいところです。

Lumia 1520を入手した際にも感じましたが、ただでさえアプリの少ないWin10Mにおいてファブレットを有効活用できるようなコンテンツを探すのは茨の道なのが惜しいですね…


そこはもう大人しく、Office MobileやContinuumなど公式に用意されている機能の魅力を享受することを第一にしておくのが無難かと思います。

まとめ


私はAndroidを主に使いつつ時々Win10Mの機種も買っていますが、正直なところ今のWindows 10 Mobileはもう、散々言われてきた「アプリが少ない」だとかそんな生ぬるい次元の問題では無くなってきていると感じます。

OSを提供するMicroSoft自身、イベントなどでWin10Mに言及する機会がめっきり減りとても力を入れていくようには見えませんし、ハードの面でもすっかり新しい機種が出て来ることが減り活気がありません。
数少ない使えるアプリたちだって、更新が途絶えまともに動かなくなってしまったものもいくつもあります。

OS、端末、アプリ、どの立場の動向を見てもこれまで以上に敗退ムードがありWin10Mの未来は暗いなというのが正直な感想です。



そんな中で、新規のユーザーに購入を勧めるかと言われれば断じてNoです。

しかし、その一方で「NuAns NEO」「VAIO Phone Biz」そして今回紹介した「MADOSMA Q601」など、日本国内で一時期Win10M端末が急増した頃の機種たちが軒並み叩き売り状態になっています。

これらはWin10M端末の中では比較的良い機種ばかりですし、既存のユーザーが買い替えや予備端末の確保をしておくには絶好のタイミングではないでしょうか。