「Redmi Note 4(Snapdragon 625版)」レビュー

2017.08.05 端末レビュー ライター:__agar

海外通販サイトのBanggood様より、Xiaomiの「Redmi Note 4」をレビュー用に提供していただいたのでご紹介します。


※本記事は、技術基準適合証明を取得していない端末の日本国内での利用を推奨するものではありません。

Redmi Note 4/4Xとは?


「Redmi Note 4」は2016年夏に発売されたXiaomiの5.5インチスマートフォン。SoCはMediaTekのHelio X20を搭載しています。
従来のRedmiシリーズ同様、コストパフォーマンスの高い機種でした。


そして2017年になってから発売されたマイナーチェンジモデルが「Redmi Note 4X」で、こちらは筐体サイズや機能などは共通する部分も多いですがSnapdragon 625にSoCが変更されています。
初音ミクモデルがラインナップされたことで話題となったのも記憶に新しいですね。

デザイン上でも若干見分けの付くポイントはあるものの、「Redmi Note 4」と「Redmi Note 4X」の最大の違いはやはりMediaTekかQualcommか…なのですが。


今回ご紹介するモデルはちょっとマイナーなモデルです(私もこの記事の執筆にあたるまで存在を知りませんでした)。
というのも、Note 4だけれどSnapdragon搭載というイレギュラーなモデルなのです。

後半でも書きますが結論としては、一部の地域(インドなど)で「Redmi Note 4を名乗って発売されたRedmi Note 4X」ということのようです。

そんなわけで、この変わったモデルの購入を検討されている方ももちろんですが、「Redmi Note 4X」のレビューとしてもお読みいただけますのでお付き合いください。

開封


Banggoodではお馴染みの袋状のエアクッションで梱包されていました。
下手をすればビニール袋に化粧箱だけ、なんて海外通販もある中、これは本当に安心で良いですよね。


一見真っ白な箱ですが、大きく「4」の字が描かれています。

本機種はRAM/ROM容量のバリエーションがいくつかあるので、箱の隅に構成を記されたシールが貼られていますね。
今回のレビュー機は、RAM 3GB/ROM 32GBのモデルです。


箱の側面には「Redmi Note 4」の表記がありました。


箱の底を見てみると、確かにサイト上の誤記などではなく「Snapdragon 625のRedmi Note 4」が実在するらしきことが確認できます。


本体サイズぴったりの箱で、開けるとまずは本体が登場。


付属品はmicro USBケーブルとACアダプタ、SIMピン、簡易的な説明書が入っていました。

外観


写真の端末はゴールドで、この本体色の場合はベゼルは白です。

画面下部にはセンサーキーが3つ並んでいます。印刷を見るとバックキーが右に位置していて中国の機種でよく見かける配置ですが、こちらは従来のXiaomiスマートフォンと同様、設定による入れ替えが可能でした。


黒ベゼルのカラーであれば気にならないかと思いますが、白の場合は実際のベゼル幅と見かけ上のベゼル幅が異なり黒縁があります。


ゴールドと言ってもかなりシルバーに近い淡い色合い。
私はあまりゴールドのスマートフォンは選ばないのですが、主張が強くない色合いでこの端末のゴールドは好きです。

金色に見える写真を撮るのに苦戦、というより肉眼でも「少し色付いたシルバー」程度に見えることが多く、公式画像のような鮮やかな色合いを期待して買うとイメージが違うかもしれません。


側面のキーは右上にまとめられています。
上から、音量+/-、電源キーという並びです。


左側面にはSIMトレイがあります。
micro SIM用のスペースと、nano SIM/microSD用のスペースに分かれているタイプなので、nano SIM利用でmicroSDを入れたい方はアダプタを用意しておくと良いでしょう。


充電端子はmicro Bです。
Redmiシリーズでも「Redmi Pro」などはType-Cですし、今年の機種では普及帯の機種もType-Cに移行してくれたらなと期待しています。


背面にはカメラとLEDフラッシュ、指紋センサーが縦1列に並んでいます。
印字類は「Mi」ロゴのみでシンプルですね。仕向地によってはMiロゴと下のアンテナラインの間に認証情報などの表記が入っているようです。

「Redmi Note 4」と「Redmi Note 4X」の外観上の違いはこの背面で、4は上から下まで金属で上下1本ずつ樹脂のアンテナラインが入っています。
一方、4Xは上下に入っている光沢のある細いラインを境に、端の部分は樹脂製となっています。

つまり、今回紹介している「Redmi Note 4(S625版)」は、スペックだけでなく筐体デザインもNote 4Xのものというわけですね。

ソフトウェア


今回入手した個体はいわゆる「ショップROM」ではない正規のソフトウェアでした。

というよりも、この「Redmi Note 4を名乗るRedmi Note 4X」という端末自体が一部市場でしか投入されておらず中国本土向けには存在しないので、中国モデルを輸出するためにソフトウェアを改変するというような必要がそもそも出てくることがないのでしょう。

そういった意味では、「Xiaomiの端末は買ってみたいけれどショップROM絡みがめんどくさそう」という方はあえてストレートなRedmi Note 4Xではなくこのモデルを狙ってみるのも良いと思います。


China版は存在しない端末なので、Global版のMIUI 8.2 Stableでした。
日本語ロケールはないので必要があれば「MoreLocale 2」などを使って有効にしましょう。

表示されている情報を見ると、ソフトウェア的にもどうやらNote 4Xと変わりませんね。

余談ですが、最近のMIUIのDeveloper ROMではついに日本語ロケールが追加されたそうですね。Stableでもそう遠くないうちに使えるようになるのではないでしょうか。



使い勝手の面で独特なところがあるのは従来通りなのですが、MIUI 8はだいぶ今時の美しいUIになっている部分もあって見た目は良いですね。クイック設定パネルの辺りなどはかなりお気に入りです。

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ソフトウェアについては、同じMIUI 8を搭載する端末ということで以前書いた「Redmi 4」のレビューも合わせてご覧いただければと思います。

スペック・動作


狭義の「Redmi Note 4」はMediaTek Helio X20、今回紹介している「Redmi Note 4(S625版)」や「Redmi Note 4X」はQualcommのSnapdragon 625搭載。
両モデルともそう大きく価格が異なるわけではありませんし、やはりどちらを選ぶか迷うポイントかと思います。

ちなみに、本機種にはRAM 2GB/ROM 32GB、RAM 3GB/ROM 32GB、RAM 4GB/ROM 64GBの3種類の構成があります。
評価機はちょうど中間となるRAM 3GBのモデルでしたが、試用する上でゲームのプレイなどもしてみましたが特段RAMの不足は動作において感じませんでした。


実を言うと、単純なベンチマークスコアの比較であれば処理能力自体はHelio X20搭載の無印「Redmi Note 4」のほうが上です。

Snapdragon 625版を選ぶメリットとしては、(特に日本においては)事実上の主流であるSnapdragon機のほうがアプリの最適化などで有利な場面があること、より省電力なことなどが大きいところでしょうか。

このSnapdragon 625というSoCはミドルレンジのものとしては非常に評判が良く、私自身も搭載機種をいくつか使ってきましたがパフォーマンスと低消費電力のバランスが取れた良いSoCだと感じています。

あとは、カスタムROM等の導入をもし考えられているようであれば、その辺りもMTK版とSD版でまったく事情が異なるので比較の上で検討すると良いかもしれませんね。

まとめ


基本的に「Redmi Note 4X」と変わらないので、「Redmi Note 4X」ならびに「Redmi Note 4(S625版)」に共通する評価をしますと、定評のあるSoCを積んだお手頃価格のXiaomiスマートフォンとして良く出来ていると思います。

スペック以外の点では、Helio X20の「Redmi Note 4」より若干ですが本体重量が軽くなっているのも良いですね。薄く感じやすい形状も相まって、5.5インチ機としてはそれなりに扱いやすいです。

あえて「Redmi Note 4X」ではなくマイナーな「Redmi Note 4(Snapdragon 625版)」を選ぶ意味を考えるなら、ソフトウェアの項でも書きましたがやはり「Global版しか存在しないので手間のかかる物を買う可能性が限りなく低い」というところでしょうか。

パッケージを除けば4Xと同じなので一度使い始めてしまえば区別は付きませんし珍しい端末を持っている気になれるわけではないのですが、Xiaomi端末をショップROMから公式ROMに戻すのはそれなりに面倒と言えば面倒なので精神衛生上良い買い方だと思います。

ミクカラーこそありませんが、Redmi Note 4Xを検討中の方、ぜひ「Note 4のS625版」を選んでみてはいかがでしょうか?

Xiaomi Redmi Note 4 Global Edition 5.5-inch 3GB RAM 32GB ROM Snapdragon 625 Octa-core 4G Smartphone | Banggood

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