「Miix 2 8」を購入して感じた事

2014.05.25 Mac・PC ライター:__agar

少し前にLenovoのWindowsタブレット「Miix 2 8」を購入しました。開封レビュー+初めてWindowsタブレットを買ってみての雑感といった感じですので気軽に読んでいただければと思います。



購入した理由としてはWindowsタブレットへの興味が主でした。

デスクトップ向けOSがタブレットで動くのはどんな感覚なのか、実際に体験してみたかったというわけです。それらしき理由を付けてみたものの一種の衝動買いということになるでしょうか。

ひとまず本体の外観をチェック。


良い意味で普通のタブレットだなあ、という感じです。
AndroidやiOSなどのモバイルOSを搭載するタブレットと何ら変わらないサイズ感です。


これで一昔前のネットブック並、それどころか世代が進んで格段に性能が上がった立派なPCだということには素直に驚きました。


ディスプレイサイズの近い「iPad mini」と並べてみました。
フットプリントは「Miix 2 8」が若干大きいですが、厚さや重さはかなりいい勝負。


中身は普通のWindows PC、ましてやフルタッチなので操作系での差別化も難しく、この機種ならでは・このメーカーならではといったアピールポイントは少ないです。
ですのでここからはWindows 8/8.1タブレットそのものへの感想、とも言えるかもしれません。


まずはストアアプリ。デスクトップやノートPCでWindows 8系を使う上では私はあまり使わなかったのですが、タブレットとして使うなら避けては通れません。

従来のデスクトップアプリを使えることがもちろんWindowsタブレットの大きなメリットではあるのですが、それらはタブレットに最適化されたものではないのですべての作業をデスクトップアプリでこなすのは操作がしんどいところがあります。

従来のソフトウェアを使えるということを目当てに買いつつも、タブレットとしても快適に使いたい、となるとストアアプリの活用は結局避けられない、というわけです。

ここで支障になってしまうのがストアラインナップの貧弱さ。
今後増えてくることに期待…したいところですが既にWindows8のリリースから1年半。経過した期間の割には期待しにくい状況だと感じます。

定着しつつあるAndroidタブレットやiPadなどの選択肢を蹴ってWindowsタブレットを選ぶ。そんな選択をして不便を感じない、あるいは人にそれを勧められる、という段階ではないという印象。
ここが充実しないことにはアーリーアダプターの玩具か、Windowsマシンを持ち歩く必要がある人への一種の飛び道具的な選択肢か…という域を脱せないのではないでしょうか。



だからといってWindowsタブレットはまったく魅力のないデバイスか、と問われれば決してそんなことはありません。
本体の外観を紹介した際にも触れましたが、従来型のPCとは比べ物にならないくらいの機動性。これは大きな武器です。

もっともそれだけならばVAIO type PやPシリーズ、工人舎やVilivの様々な機種、Willcom D4やF-07C…などなど風変わりな機種たちが同じところに挑んできたわけですが、フルタッチであるということを除けば現行のWindowsタブレットは実用的な性能を持っています。

あくまで世代の違い、技術の進化によるところであって上述の機種たちだって今のAtomで作られていればきっとそうだったのだ…ということを考えると運命というのは残酷なものですが、おそらく彼らを使ったことのあるようなユーザーならばこの小さく軽い板でWIndowsが動く、ということにロマンを感じるはずです。

話が逸れましたが、Windowsデバイスとしては現状ではトップレベルの軽さやコンパクトさ。そしてそれを実現しつつもそこそこに動いてくれる今のAtom。
漠然と「タブレットが欲しい」というだけで選ぶと不満を感じるところが少なからずあると思いますが、「小さなWindows機を買ってこれがしたい、あれを持ち歩きたい」とやりたいことが決まっているのならば良いツールになるでしょう。現時点での8インチWindowsタブレットはそんなデバイスだと私は感じました。