中古のThinkPad X250を購入して遊んだ覚え書き(2017/8)

2017.08.18 Mac・PC ライター:__agar

先日、ThinkPad X250を中古で購入し、使用するに当たって一通り欲しい仕様のパーツに交換しました。


今回はメイン機としての購入なので「遊んだ」というタイトルも微妙なのですが、前回のX230の記事がよく読まれているので人気にあやかっておこうと思います。



数年間Macユーザーだったのですが、愛想を尽かしてWindowsに帰ってきて約1年。
何台か買ってみて、遊びのつもりで整備した先述のX230にしばらく落ち着いていました。

「これからはThinkPadで行こう」と決めたはいいもののさすがに少々古いマシンですし、良い機種でしたがもう少し新しい物を調達しておこうということで今回X250を購入しました。
とは言っても現行(X270)から数えて2世代前の機種ですけれどね。

X250本体(20CL-S0E300) 43k


まだリース上がりの物が潤沢に出回るような時期ではないのでそれなりに値が張るかと思っていたのですが、好都合な個体を42,800円で発見。

購入時の構成は、i5-5300U/メモリ8GB/HDD 500GB/FWXGA液晶といったもの。

X250のメモリはDDR3L(1スロット)で一応16GBまで積めるのですが、16GBのDDR3Lメモリは値が張るので今回はMAXを目指さず8GBにしようと思っていました。初めから8GB積まれている個体を買えたのでメモリ換装の費用が浮きラッキーです。

同じショップで売られていた他のX250と比べても構成の割には若干安かったです。
「LCDに光ムラがある」との記載があったのでおそらくそのせいでしょう。
フルHD液晶に交換するつもりなので、使わないパーツの不良で減額されているとなればこれもラッキー。


フロントバッテリーも搭載されているモデルで、フロントとリアに3+3セルの構成でした。
両方ほぼフル充電の状態で上の表示だったのでそれなりに劣化していると思われ、いずれ交換するつもりです。



XシリーズはThinkPadのラインナップの中でも特に旧来の姿を保っているシリーズではありますが、X230以前の機種からすればX240~X270の筐体はよく見ればそれなりに現代的な作りに変わっていると感じます。

天板が一枚板になったり、底面を見てもメモリやHDDに直接アクセスできる蓋が無くなるなどかなりスッキリした印象。


ちなみに、電源が入っている時は天板のThinkPadロゴの赤い部分が光るギミックがあります。


今時のノートPCの中では特に目立ったものではないですが、極端に厚いマシンだとは感じない程度の薄さになっています。


アイソレーションキーボードになったのはX230からですが、X240以降の機種ではさらに作りが変わり、本体幅をいっぱいに使ったキーボードではなくなっています。
キーピッチが狭くなり特に右側の各種キーはかなり詰まっているので少々勝手が違いますね。慣れるまでしばらく違和感がありそうです。

私が購入した個体は指紋センサー搭載なので、キーボード右側の余白にセンサーが載っています。


画面サイズや本体のフットプリントはX230とそう変わりませんが、ヒンジの構造が変わったので開いた時の高さには差があります。若干コンパクトに見えますね。



ヒンジが変わっても、180°開く使い勝手の良さは健在です。


ロゴの印字が傾いている…?というお茶目なエラーはあったのですが、外装も綺麗でなかなか良い個体を入手できたのではないでしょうか。

SanDisk SSD PLUS 240GB 10k

まずはSSDへの換装から。


今回選択したのは、先代モデルはMLCだったものの現行はTLCになってしまった、SanDiskのエントリーSSDです。

「MLCの物を買おうよ」という心の天使は無視し、「そもそも本当に信頼性や耐久性を重視していたら中古ベースのDIYノートなんて使わないだろ!」という悪魔の意見に従いました。もっとも、言うほど悪い物ではないと思っています。

「M.2 SSDを使用して軽量化」という案も頭にはあったのですが、トラブル報告やモデルごとの認識可否など情報が錯綜気味だったこともあって賭けはやめておきました。
今後WWANカードを入れたくなった時のためにスロットを空けておきたかったという理由もあります。



フロントバッテリー搭載機なので、交換にあたってはまずは内蔵バッテリーの無効化を行ってから分解。
なお、ACアダプタを繋ぐと無効化は自動的に解除されるので、作業終了時にはこの設定を戻しに行く必要はありません。


従来機種のようなHDD/SSDへのアクセスができる蓋こそありませんが、裏蓋を外せばすぐに触れる位置にあるので特に難しい作業ではありません。


ちなみに私の個体は元々500GBのHDDが入っているモデルでしたが、使われていたのはSeagateのST500LM021でした。

LP125WF2-SPB2 10k

X230を使っていて数少ない不満だったことの1つが、ディスプレイの解像度でした。さすがに2017年のインターネットを1366×768でさまようのは厳しいです。

X250には、1366×768 TN液晶、1366×768 IPS液晶、1920×1080 IPS液晶のバリエーションがあります。
私が購入した個体はデフォルトの1366×768 TN液晶だったので、迷わず交換。


規格自体はX240以降で共通なのですが、LP125WF2-SPB1とLP125WF2-SPB2という2種類の型番のパネルがありますので注意(X250はSPB2指定)。

SPB1でも表示自体は可能ですが、輝度調整が通常の方法で出来なくなってしまうようなので購入時はSPB2であることをよく確認しておくのが吉です。



タッチパネル搭載のモデルとタッチパネル非搭載のモデル(今回はこちら)でディスプレイ周りの構造が異なるのですが、タッチパネル非搭載モデルはとても交換が簡単でした。


ディスプレイの枠にカードなどを差し込んで爪を外して行き、枠が外れたら新しいパネルにケーブルを繋ぎ変えて元通りに戻すだけで完了です。


作業スペースの拡大はもちろん表示も綺麗で、当然ThinkPadらしい非光沢のディスプレイ。
デメリットはあまりないのでぜひ入れておきたいオプションです。

65WトラベルACアダプタ 3k


本体のカスタマイズではないのですが、ぜひおすすめしたいアクセサリーです。



旅行用として考えられているのでプラグ部分を交換できる構造になっているなどの特徴はありますが、至って普通のACアダプタです。
わざわざこれをおすすめする理由は、そのコンパクトさにあります。


付属している45WのACアダプタ(写真下)と比べると、箱自体が小さいのももちろんですが、ケーブルが1本になり取り回しが良いです。

ACアダプタも持ち歩くことがある方であれば、用意しておく価値はあると思います。
もちろん、45W ACアダプタは自宅用として併用するなどすれば出かける際の手間も省けますしね。

現在の構成


CPU: Core i5-5300U(Broadwell)
メモリ: 8GB
ストレージ: SSD 240GB
ディスプレイ: FHD(1920×1080) IPS液晶
バッテリー: 3+3セル

総費用:約66,000円


ある程度、別途購入するパーツが少なく済みそうな個体を選んだこともあって、費用は比較的抑えられました。
半年前に組み立てたX230とさほど価格が変わらないのは複雑な心境ですね。

16GBメモリはコスト的に手をだす気がないので、次に手を加えるとすればWWAN対応でしょうか。アンテナが入っていないモデルだったので面倒かな…とは思いつつ。

X240が潤沢に出回ってきているので、機会があればサブ機も作りたいところです(できればX240sが欲しいですね)。