LTE Band 19対応・RAM 6GB搭載「Ulefone T1」レビュー

2017.09.03 端末レビュー ライター:__agar

海外通販サイトのBanggood様より、SIMフリースマートフォン「Ulefone T1」をレビュー用に提供していただいたのでご紹介します。


※本記事は、技術基準適合証明を取得していない端末の日本国内での利用を推奨するものではありません。

「Ulefone T1」ってどんな機種?


Ulefone T1は中国メーカー「Ulefone」のSIMフリースマートフォンです。

MediaTekのHelio P25を搭載するミドルレンジの機種ですが、RAM 6GBROM 64GBの余裕のある構成となっています。

ディスプレイは5.5インチFHD(1920×1080)で、バッテリーは3680mAh。
充電端子はUSB Type-C、背面カメラはデュアルカメラとツボを押さえた機種です。


基本性能もさることながら、非常に珍しいのが対応バンドの多さです。

Ulefone自らも”Global Version”などと謳っている通り通信面での対応が充実しており、LTE/W-CDMA/CDMA2000/GSMに対応、中でもLTEはなんとBand 1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/38/39/40/41に対応しています。

中華スマホでこれだけ対応バンドが多い機種は珍しく、日本で言えばBand 1/3/8/41が使えることになるSoftBank系回線との相性も良さそうですが、なんと言ってもBand 19対応に注目です。

Band 19は世界的に見ても日本のNTT docomoだけが利用しているものなので、中華スマホに限らず海外SIMフリー機で採用している例というのはごく稀です。


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当ブログでも7月にこの機種のセール情報をお伝えさせていただいたのですが、しばらく様子を見ていた限りですとなかなかの人気です。
貴重な使いやすいバンド構成に、それを抜きにしてもコストパフォーマンス良好なスペック。今シーズン注目のミドルレンジモデルですね。

Ulefone T1 Global Version | Banggood

開封

さて、それではレビューに移りましょう。


平らで大きめの箱に入っています。


赤いタブを引っ張ると内箱がスライドして出てきました。なかなかシャレたパッケージですね。



本体の下に付属品が入っています。ACアダプタ、USB Type-Cケーブル、SIMピンなどがまず現れました。
付属ケーブルはもちろんType-Cなのですが、手持ちのアクセサリーを利用できるようにmicro B→Type-Cのアダプタも付いているのが便利です。


さらに黒い小箱を開けると、ケース、保護フィルム、スマホリング、説明書、保証書が入っていました。
保護フィルムはあらかじめ1枚貼られているので、こちらは交換用ですね。



クリアケースが付属している機種はよく見かけますが、レザー風のケースが付属品というのは凝っていますね。

内箱やケーブルなどが赤になっているのも珍しいですし(OnePlusのオマージュ?)、パッケージや付属品はなかなか力が入っていると感じました。

外観


前面は2.5Dガラスで覆われています。


オンスクリーンキーの機種ですが、指紋センサーは前面に搭載。十分な面積が確保されています。
下部にはUSB Type-C端子があります。3.5mmヘッドホンジャックは上部に配置されています。


ボディは金属製で、側面まで一体の作りです。
上下に1本ずつアンテナラインがあり、カメラ部分は若干飛び出しています。


電源キー・音量キーは右側面に並んでいます。


左側面にはSIMカードトレイがあります。
サイズはnano SIMで、2枚目はmicroSDと排他利用です。


筐体の構造としてはiPhoneライク。背面から側面にかけての形状やアンテナラインの繋ぎも滑らかで、マットブラックの仕上げも手触りが良いです。

少し残念なのはディスプレイ部分との繋ぎで、滑らかにラウンドした金属筐体の上に画面が乗っているような形状で段差があるのが少し気になりました。

動作・ソフトウェアなど


Antutuスコアは約65000点。Helio P25搭載機としては標準的なところでしょう。
RAM 6GBということもあってか、実使用においても十分快適に使えるレベルでした。ただ、強いて言えばスクロールの挙動に若干クセがあります。

動作の話とは少しズレますが、ディスプレイの発色は黒・グレーなどが白っぽいのが気になります。



UIはUlefoneの他機種と同様、AOSPに近いシンプルなもの。
ナビゲーションバーが若干細めに調整されています。


デフォルトではバックキーが右側の配置ですが、こちらは変更可能です。




最近、同じUlefone製のより安価な機種(Ulefone S8 Pro)を試用していたのですが、そちらと比べると独自機能が多く盛り込まれていました。
バックグラウンドアプリの管理機能や、3本指操作、指紋センサーを使ったアクションなどが追加されています。


執筆時点でのOSはAndroid 7.0。セキュリティパッチは6月5日のものでした。



カメラアプリはマニュアルモードが用意されていて細かく設定して撮影できるほか、デュアルカメラを使ったぼかし撮影などの機能が用意されています。

VoLTEに対応

※本記事は、技術基準適合証明を取得していない端末の日本国内での利用を推奨するものではありません。


バンド構成の良さからネットワーク面では期待していましたが、検証してみると予想外のことが判明しました。
非公式ながらdocomo網でのVoLTE通話が可能なようです。

しつこいようですが、本記事は技術基準適合証明を取得していない端末の日本国内での利用を推奨するものではないと同時に、動作を保証するものではないので自己責任においてご確認ください。

まとめ


ミドルレンジながらRAM/ROMに余裕のある構成、指紋センサーにデュアルカメラ、USB Type-Cなど今のスマートフォンに求められる要素をそつなくまとめた機種です。

これだけでも良く出来た機種ですが、やはり通信面が最大のトピックでしょう。
使いやすいバンド構成で、対応エリアや繋がりやすさも求めたいのであれば良い機種ではないでしょうか。

今回ご紹介したUlefone T1は以下のページから購入可能です。

Ulefone T1 Global Version | Banggood