20100mAhの大容量モバイルバッテリー「iMuto Z2」レビュー

2017.10.28 その他レビュー ライター:__agar

大容量かつ2種類の急速充電規格に対応したモバイルバッテリー「iMuto Z2」をレビューしたいと思います。

開封


パッケージには製品の特徴やPower Deliveryについての説明、いくつかの製品を「iMuto Z2」で充電した場合の充電回数の目安などが書かれています。
主な特徴としては、20100mAhの大容量バッテリーであること、そしてUSB PDとQuick Charge 2.0の2つの急速充電規格に対応していることが挙げられます。

USB PDの公称出力は45Wでこれに関しては議論があるようですが、判断できる立場にないので本記事中ではこの件について一切言及しません。あらかじめご了承の上、ご不明の点は第三者ではなくメーカーにお問い合わせいただくようお願いいたします。


パッケージ内容の一覧です。モバイルバッテリー本体の他に、USB A-Cのケーブルが1本と携帯用のポーチ、書類が入っていました。



付属ポーチは少し余裕のあるサイズで、ケーブルなどを合わせて収納しておくのも良いでしょう。

外観


20000mAhクラスのモバイルバッテリーということで大きさはそれなりにあり、重量は実測366g。人によっては少し気になるかもしれません。
大柄ながらデザインには気を使っており、プラスチック無塗装の外装ですが極度の安っぽさはないのが好印象です。


裏面にも同じく市松模様のような加工が施されていました。


側面には電源ボタンと、電池残量を確認できる4つのLEDが付いています。


「iMuto Z2」には左からUSB micro B / A / Cの3つの端子が並んでおり、入力にはmicro BまたはC、出力にはAまたはCの端子を使用します。

機能


まず出力時の使い方を見ていくと、USB PDを利用したい場合はUSB Type-C端子に、Quick Charge 2.0を利用したい場合はUSB A端子にそれぞれケーブルを差すように指示されていました。

最初にこの製品の仕様を見た時に「USB PDとQCの両対応は便利なものの、Type-CにUSB PD以外の急速充電を載せるのは規格違反だしリスクがあるのでは…?」という懸念をしていたのですが、実物を見ると何の事はなく、両者を利用する場合で明確に系統が分かれているのでこれなら安心して使い分けられるでしょう。

入力時にはmicro BまたはType-Cのケーブルで充電できると外観の項目で触れました。
本機種はQC 2.0には出力のみの対応ですがUSB PDには入出力ともに対応している記載があるので、対応の充電環境があるようならType-C経由での充電をおすすめします。
micro USB経由で充電する場合は5V/2.1Aまでなので、これだけの大容量バッテリーを充電するには結構な時間がかかってしまいます。


余談ですが、iMuto Z2に付属しているケーブルはUSB A-Cの1本です。
出力時の仕様上このケーブルを使えるケースは少ないので、事実上モバイルバッテリーを充電する時にしかあまり使い道がないかと思います。
出来れば(USB PDを利用する場合の)両端がType-Cのケーブルや、(QC 2.0を利用する場合の)A-micro Bのケーブルを付属させて欲しかったところです。

まとめ


大容量かつUSB PD対応ということで、スマートフォンやタブレットに限らず物によってはPCの充電という可能性も見えてくる製品。数年前であれば高価な製品でしか出来なかった使い方ではあるので利用価値はあるでしょう。

またQuickCharge 2.0と両立しているのも嬉しいポイントで、複数台持ちなど1つのモバイルバッテリーでどちらの急速充電規格も欲しい場合には良いと思います。
公称出力の問題や給電用のケーブルは別途必要な点などに納得できるようであれば、同じ条件を満たす製品も少ないですしまずまずの選択肢ではないでしょうか。