「XPS 13」を1ヶ月試用してみて #DELLアンバサダー

2017.11.26 Mac・PC ライター:__agar

DELLアンバサダープログラムのモニター企画で、「XPS 13」をお借りしていました。
約1ヶ月の試用を終えて感じたこの機種の長所と短所など、使ってみた感想を残しておきたいと思います。

試用機の構成


お借りしていた「XPS 13」は第7世代Coreプロセッサ搭載モデルでは最上位の構成、直販サイトの表記で言えば「プラチナハイエンド・QHD+タッチパネル」にあたるモデルでした。
本記事の執筆時点では第8世代Coreプロセッサ搭載のモデルにマイナーチェンジされているので試用機と多少異なる点がありますが、多くの仕様は共通しており今後の購入の参考にしていただいても申し分ないかと思います。

試用機の構成は以下の通りです。

CPU: Core i7-7560U
メモリ: 16GB(DDR3)
ストレージ: SSD 512GB
ディスプレイ: 3200×1800(QHD+) / タッチパネル

良かった点

・3辺狭額縁で13.3インチながらコンパクト


XPS 13は、13.3インチディスプレイを搭載するノートPCとしては非常にコンパクトな本体サイズとなっています。
304×200mmというフットプリントは11インチクラスのノートPCに匹敵するほどで、13インチ機からの買い替えであれば画面サイズはそのままに本体サイズだけ一回りコンパクトに、11インチ機からの買い替えであれば同等の本体サイズでより広い作業スペースを得ることができるのは大きなメリットでしょう。

携帯時にはよほどバッグのサイズがギリギリでなければあまりフットプリントは重要ではなく、むしろ薄さや軽さのほうが重要だと思いますが、やはり持ち歩くからにはちょっとした時に出先で使いたいというのがあります。
その点では開いた時に最小限のスペースしか取らずに済むXPS 13は優秀で、カフェや特急の車内など狭いテーブルでも利用しやすかったです。


・アルミとカーボンで構成された質感の高いボディ


アルミニウム削り出しの天板・底面やシャーシ、カーボンファイバーのパームレストなど、素材にもこだわって作られた質感の高い筐体も、ベゼルレスデザインと合わせて目を引くポイントです。
特に気に入ったのはカーボン素材のパームレストで、滑らかな手触りで見た目にも高級感があるばかりでなく、金属素材と違って冬場に冷たかったり逆に排熱で熱かったりというストレスがなく実用性を兼ね備えています。


・スピーディーな指紋認証


昨今はスマートフォン・タブレットを中心に指紋認証付きのデバイスも急速に普及しており、PCでもやはり利用したいものです。
XPS 13に搭載されている指紋センサーは、指でセンサーをなぞるスライド式ではなく指を置くだけのタッチ式なので、最近のスマートフォンの指紋認証の使い勝手に慣れていても違和感なく使えました。速度・精度ともに申し分なく、ぜひ使っておくべき機能だと思います。


・USB Type-Cでの充電が可能

標準の充電方法はDCプラグからの入力ですが、USB PD対応のACアダプタやUSB Type-Cケーブルを別途用意すればUSB Type-C端子からの充電も可能です。
45W以上の出力が必要なためUSB Type-Cで充電できればなんでもOKというわけではない点に注意が必要ですが、スマートフォン等の充電器と共用できる環境なら旅行・出張などでの荷物を1つ減らせますし、以前は難しかった「モバイルバッテリーでPCを充電する」というような運用も手軽にできるようになります。

気になった点

・コイル鳴きやファン音など動作音が気になる

ファーストインプレッションでもお伝えしていたのですが、やはり多少音に気を使いながら利用するシーンも少なくないモバイルPCとしてはかなり気になる点です。

ファンに関しては構成にもよると思うのですが、お借りしていた上位構成ですとあまりハードな使い方ではなくてもよく回る印象でした。
主に文章の執筆とちょっとした画像編集に使用していてそう大きな負荷をかけていたわけではなく、かつ涼しい時期でこの状態というのは少々疑問ではありますが、ある程度致し方ない部分はあるでしょう。
ファンが回りやすいことに加えて高回転時のファン音が他機種と比べてかなり大きく、もう少し動作音とパフォーマンスのバランスを考慮されていたほうがモバイルマシンとしてはシーンを選ばず使いやすいのではないでしょうか。

個体差はあるようですがこの機種では「コイル鳴き」の症状が報告されていて、今回の試用機でも頻繁に確認できました。
独特の音で静かな場所で利用しているとかなり気になり、残念ながらこの点はストレスを感じました。


・ディスプレイ/タッチパネルの構成

これは好みの問題も大きいと思いますが、ディスプレイ・タッチパネルの構成にもう少し選択の自由があると良いなと思います。

XPS 13のディスプレイは、QHD+/光沢/タッチ対応のタイプとFHD/非光沢/タッチ非対応のタイプから選択できます。
タッチパネルの有無で本体重量が1.29kg/1.2kgと大きく変わるのが悩みどころで、「モバイルPCとして最大の価値である軽さを犠牲にしてまでタッチ操作は要らない、だけど高解像度ディスプレイは欲しい」という方も多いのではないでしょうか。

最大公約数的な2つの構成なのでしょうが、解像度・表面処理・タッチパネルの3つの要素が抱き合わせられてしまっているからにはどこかを妥協しなくてはならず、こだわりたい方にとってはマイナスポイントかもしれません。

まとめ


全体的な印象としては使い始めた時と変わらず、高性能かつコンパクトなモバイルノートPCをお探しなら良い機種だと思います。Kaby Lake RefreshのCore i5/i7を搭載する現行モデルでは4C8TのCPUとなりパフォーマンス的にはより魅力が増しているので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。