【ベストバイガジェット2017】Logicool「MX MASTER 2S」は徹底的に突き詰められた非ゲーミングマウスの最高峰

2017.12.11 PC・Mac・周辺機器 ライター:8d6x

こちらは「今年のベストバイガジェット Advent Calendar 2017」の11日目、かんざき(@8d6x)担当の記事です。ロジクールのマウス「MX MASTER 2S」をご紹介します。



「MX MASTER 2S」はMX RevolutionやMX Masterに続く、Logicoolのハイエンドマウス・MXシリーズの最新モデルです。今年発売された新型トラックボール「MX ERGO」もこのMXシリーズの一つです。

ゲーミングマウスを除く同社の通常型マウスのラインナップにおいては最上位にあたる機種だけあって、操作性や機能などあらゆる面でより良い体験を追求したモデルとなっています。以下、私が実際に使用していく中で特に気に入った点を挙げます。

持ちやすいデザインと優秀なトラッキング性能

PCを扱う上で、キーボードやマウスは使用者の手の延長となるもの。作業効率の面でも、また身体にかかる負荷を減らすためにも、手に馴染むものを見つけることには大きな意味があります。


MX MASTER 2Sの筐体は職人の手によって緻密に作り上げられた原型を元に成形されており、考え抜かれた本体形状は私の手にはとてもよく合いました。
個人的にはMASTER 2Sがフィットしましたが、扱いやすい形状である一方で大きめのマウスであることもまた事実。もし店頭などでMASTER 2Sに触れてみて大きいと感じるようであれば、同様の視点で設計されている一回り小さな「MX Anywhere 2S」をおすすめします。

また、マウスの基本として扱いやすい筐体と並んで重要だと考えているのが、トラッキング性能です。
このマウスは暗視野顕鏡法を応用したLogicool独自の「Darkfield」センサーを採用しており、通常のレーザーマウスが苦手とするガラス面をはじめとしたあらゆる場所で正確な操作が可能です。
また、解像度は最高4,000DPIと高いだけでなく50DPI刻みでの調整も可能で、環境を問わず快適にカーソルを動かすことが出来ます。

この「持ちやすいデザイン」と「優秀なトラッキング性能」の2点は非常に満足できるものでした。

異なる環境を行き来できる「FLOW」がすごい


MX MASTER 2Sだけの機能ではないのですが、Logicoolの一部機種に搭載されている「FLOW」という機能があります。

FLOW対応のマウスをペアリングした2台のPCにそれぞれユーティリティを導入することで、異なる環境を1つのマウスで行き来しつつ操作することが可能。マルチペアリング機能の付いたマウスは少なくないですがFLOWの場合はスイッチ等での切り替えの必要がなく、マルチディスプレイの操作をしているかのようにシームレスに移動できるのが非常に快適です。

単に2台のPCのカーソル移動が1つのマウスで完結できるだけではなく、クリップボードの共有機能が付いており環境を跨いでのコピー&ペーストもできます。文字ばかりでなく画像などの各種ファイルのコピーにも対応しており、転送速度も十分実用的なレベルなのでUSBメモリなどに入り切らないような容量の大きいデータのやりとりにも便利です。

シンプルな良いマウスが欲しい方にはおすすめ

「MX MASTER 2S」にはカスタマイズ性や派手なデザインなどの尖った点は少ないものの、快適なPC操作に必要な基本を突き詰めた非常に完成度の高いマウスでした。

私がこのマウスを選択した理由のうちの一つに、ゲーミングデバイスに通じる色使いやLEDがあまり好みではなく落ち着いた物が欲しいという理由もあったのですが、ゲーミングモデル以外の高級マウスというのはそう多くはありません。
デザインや機能性など、ゲーム用途を重視したモデルと一般用途のモデルでは異なる部分も多いと思います。”非”ゲーミングマウスでより良い物が欲しい方にはおすすめできる一品です。

定価で12,880円(税別)と決して安いものではありませんが、価格に見合った満足感を得られました。

おまけ1:富士通コンポーネント「Libertouch(FKB8540)」


ギリギリまで迷った結果、こちらの選出は見送って「MX MASTER 2S」を今年のベストバイガジェットとしましたが、言わずと知れた高級キーボードの1つ「Libertouch」も今年購入して気に入っている物です。

メカニカルキーボードの打鍵感が好みではないため他の方式のキーボードで良い物を探していたのですが、他の候補であった東プレの「Realforce」シリーズには好みの荷重のモデルが存在せず、Libertouchは打鍵感・荷重ともに好みのものだったのでこちらを選びました。


主流のメンブレン方式のスイッチを採用したキーボードなのですが、一般的なメンブレンキーボードとは全く違う作りとなっており、一番の特徴はキートップのラバーを交換することによって好きな荷重を選べるという点です。
こちらを購入してから文字入力が非常に快適になり、MX MASTER 2Sと合わせてPCの操作環境がより良くなりました。

おまけ2:今後が楽しみな物たち

ベストバイガジェットの本旨からは外れますが、来年に向けて今後が楽しみな物たちも紹介させてください。


まずはスマートスピーカー。Google Home MiniとAmazon Echo Dotの2機種を今年購入しました。音声認識によって声だけで様々なことができるというのは素晴らしいですね。とても便利に活用していますが、まだまだ改善が必要だと感じる点も多いです。

例えばGoogle Home(Googleアシスタント)であればカレンダー・スケジュールの参照機能が弱く、Amazon Echo(Amazon Alexa)であればそもそも日本語の音声認識自体がまだ磨かれていない印象です。
この分野での2大企業のデバイスがいよいよ日本でも登場したので、それぞれ得意な分野はそのままに、競争の中で相手陣営と比較した弱点を埋めていく形で来年以降さらに進化していくだろうと期待しています。


もう1つはNintendo Switch。最近ようやく本体を買えたのですが、今のところまだソフトを殆ど持っていないので今後色々と遊んでいきたいと思います。来年にはこちらが出るので、私的にはこれからが本番といったところでしょうか。

以上、かんざき(@8d6x)のベストバイガジェット2017でした。
明日はゆーとし(@yuutosi_hiyuu)さん。今年はまだあまりメンバー同士の被りも無いので、どんなガジェットが出てくるかとても楽しみです。