スマホも入る財布「Bellroy Phone Pocket Plus」レビュー

2018.01.01 その他レビュー ライター:__agar

以前から気になっていた、BellroyのPhone Pocket Plusという財布を昨年購入しました。

開封


Phone Pocket Plusに限らずBellroy製品の多くがそうなのですが、封筒のような変わったパッケージに入っています。


封筒の内側もおしゃれなデザインです。ちょっとレトロな感じが素敵。


一旦Phone Pocket Plus本体を開けて見ると、右のような台紙が入っていました。
単なる型崩れ防止ではなく、「スマートフォンも入る」というこの財布の特徴のデモンストレーションも兼ねており、台紙の大きさがおよそiPhoneのPlus系列と同じ大きさになっています。これくらいまでの機種なら入るよ、というわけですね。


台紙を開くと各ポケットの使い方なども書かれていて、説明書代わりになっています。内部の構造については、詳しくはこの記事の後半で。

外観


分類的には一応、長財布ということになるのでしょうか。幅が広く独特なサイズ感です。


レザー部分の素材は良質なフルグレインレザーに、植物から抽出したタンニンでなめすベジタブルタンニングを施したもの。手触りが良く、使い込んだ後の変化も楽しみです。


外周の半分少々がファスナーで開閉できるようになっており、中身が落ちる心配はありません。

内部構造

カードや現金(紙幣・硬貨)、鍵、スマートフォン、SIMカードなど様々な貴重品をこれ1つでまとめて持ち歩けることがコンセプト。それでいてスリムさも重視して作られているので少々変わった作りになっています。

説明書きや公式サイトを見てもあまり明確に各ポケットの用途が決まっているわけではないようなのであくまで私自身の使い方に過ぎない部分もありますが、実際にどう収納しているかも交えてPhone Pocket Plusの作りを見てみましょう。


まずファスナーを開けたところ。大きく左右に分かれていて、右側には外と同じ色の仕切りが付いています。


この開いてすぐの一番大きなスペースにスマートフォンを収納できるようになっていて、上の写真は「Galaxy S8 SC-02J」を入れた状態)。
公式ページの対応機種リストには、本記事の執筆時点では「Pixel 2 XL」「Galaxy Note8」など大型の機種も入っており、多くの機種で利用できそうです。


左サイドを見ると、まず斜めの切り込み部分に紙幣を収納できるようになっています。
日本の紙幣のサイズでは一応伸ばしたまま入れることができますが、10000円札はかなりギリギリ。乱雑に入れるとファスナーに角を挟んでしまいそうです。


大きさがギリギリすぎて気になる、あるいは紙幣を伸ばして入れるとスマートフォンを入れた時に直接触れることになるのでそれが嫌という方は、2つ折りにして入れてしまったほうが良いかもしれません。
入口が斜めにカットされているなので、端だけちょうど顔を出してくれてこちらの方法でも使いにくくはありませんでした。


紙幣を入れるスペースの裏に小銭用のポケットが隠れていて、上部の隙間から出し入れできます。
小銭入れを密閉できる作りではありませんが最小限の開き方ですし、逆さまにしても外のファスナーに当たって止まるのでよほど振ったりしない限りは小銭がメインの収納スペースに出てきてしまいスマートフォンを傷付けることはないでしょう。

深さとしては本体の高さのおよそ半分程度までのポケットになっていて、収納力は十分。ただし、こぼれにくいよう配慮された構造のため一覧性は低く、現金メインで小銭をその都度ぴったり出したい方にはあまり向いていないと思います。緊急用に数枚入れておく、あるいはお釣りを入れておくスペースといった印象です。

すべての貴重品を1つにまとめられるのがこの財布の利点でもあるので悩ましいところですが、小銭を多用するのであれば別途小銭入れを持って、こちらのスペースはカードポケットに入れるほどではない使用頻度の低いカード類をまとめて入れてしまうのも手です。


続いて右サイドをチェック。まず、仕切りの部分がカード入れになっています。

仕切りの表裏に2つずつポケットがあり、推奨されている使い方ではありませんが裏側は若干余裕があり1ポケットに2,3枚入りそうです。表の2つはクレジットカードサイズにほぼぴったりで作られていますし、左右が縫製ではなくレザーに切り込みを入れているだけなのであまり無理させないほうが良いかと思います。
私の場合は表に使用頻度の高いカードを2枚、裏の2つのポケットには2,3枚ずつ重ねてその他のカードを収めています。


仕切りの裏側にはカードポケット以外に、nano SIMとSIMピン、手帳用の短いボールペンをそれぞれ収納できるポケットが付いています。
SIMピンとボールペンのポケットは使い勝手に問題ありませんでしたが、nano SIMのポケットはやや深すぎると感じました。すっぽり収まってしまうので革の厚みもあり取り出す時に苦戦。紛失しにくいという意味ではありがたい安定感なので、日常的に差し替えるようなSIMを入れておくというよりは海外用など時々使う程度のSIMの保管にちょうど良さそうです。


右サイドの一番端には鍵を入れられるポケットが付いているのですが、かなり浅いので注意。
特に大きな鍵ではないと思うのですが、筆者の自宅の鍵を入れることはできませんでした。およそ5cm程度までの鍵なら入るようで用途は限られています。


仕切りと右側面の間は特に用途を指定されていないフリースペースとなっているので、ひとまずここに鍵を入れています。
このスペースは結構余裕があるので、まとめて持ち歩きたい物が他にも出てきたら便利に使えそうですね。

まとめ


「日本の紙幣のサイズではギリギリすぎる」「キーポケットに鍵が入らない」といった海外ブランド故の日本の事情と噛み合っていない部分がいくつかあるものの、全体としては十分な収納力とスリムさが両立された製品です。
そしてスマートフォンを収納できるという本製品ならではの特徴を活かせば、近場ならこれ1つ持って身軽に出かけられるのも良いですね。


余談ですが、私が購入したカラー(キャラメル)はどうも公式サイトや各通販サイトを見る限り既に廃盤のようです。実店舗で見かけて気に入ったのでこの色にしたのですが、まさかそんなことになっていたとは…。
他のカラーも含めて終売扱いになっているショップもあり、あと一歩遅ければ手に入らなかったのかもしれませんね。

新しい「All Conditions Phone Pocket Plus」は防水仕様ですが、内装がレザーでなくなっていてポケット自体も減っているデメリットもあるので、質感や財布1つで済む収納力を求める方はPhone Pocket Plusが手に入るうちに買っておくことをおすすめします。