世界初の画面埋め込み型指紋センサー搭載機「Vivo X20 Plus UD」が正式発表

2018.01.25 ニュース ライター:__agar

Vivoが、市販のスマートフォンとしては世界初となる画面埋め込み型指紋センサーを搭載した「Vivo X20 Plus UD」を発表しました。



Vivoは先日開催された「CES 2018」でもSynaptics社の「Clear ID」という技術を採用してディスプレイ内に指紋センサーを備えた試作機を展示していたのが記憶に新しいですが、ついにその技術を用いた市販機を、同様の機能を持った機種の開発を試みてきた各社に先んじて投入してきたというわけです。


指紋センサーをディスプレイ下に埋め込むことのメリットとしては、端末のデザインや設計の自由度が増すこと、そして指紋センサーへの視覚的な誘導が可能になり、ユーザー体験としてもよりスムーズに指紋認証機能を利用してもらいやすいことが挙げられます。

画面内に指紋センサーを埋め込むことができれば、ベゼルに指紋センサーを配置するための大きなマージンを取ったりせずに済み、かといって操作性への配慮に欠けるとユーザビリティを損ねやすい背面や、設計上の難易度が高い側面に指紋センサーを逃がす必要も無くなります。

昨今のスマートフォン、特にハイエンド機における動きとして、従来普及していた16:9よりもさらに引き伸ばされた超ワイドディスプレイの採用や狭額縁化による画面占有率の向上という流れがありますが、この方向性を推し進める上では必要不可欠とも言える技術なのです。
AppleやSamsungなどの各社は顔認証・虹彩認証といった代替策を現行機種では使いつつも、水面下では画面埋め込み型指紋センサーの開発・採用への取り組みを続けていました。その中でVivoが一番乗り、というのは時代を感じますね。



第1弾となった「Vivo X20 Plus UD」は、その名の通り昨年秋に発売された「Vivo X20 Plus」をベースとした機種です。
ベース機種では背面に搭載していた指紋センサーを廃止し、Synapticsの「Clear ID」を新たに搭載した以外は同一の仕様となっています。

主な仕様としては、Snapdragon 660にRAM 4GB / ROM 128GB、ディスプレイは6.43インチ2160×1080のSuper AMOLEDで、バッテリー容量は3,905mAh。OSはAndroid 7.1です。

あくまで”世界初”の称号を獲るためのモデルという印象で、真に画面埋め込み型指紋センサーの利点を活かした機種が登場するのはこれからだろうと思いますが、Vivo以外でSynapticsと「Clear ID」の契約を結んでいるとされる他社も含め、今後の展開が楽しみです。認証精度や使用感はどんなものか、ぜひ一度触ってみたい機種ですね。

Source: 公式サイト