ケーブルの補強・バッテリーの保管や廃棄などに「絶縁テープ」が1本あると便利!

2018.02.12 雑記 ライター:__agar

ケーブルが破損してしまった際の応急処置やバッテリー類の保管・廃棄などデジタルガジェットに関わる様々な場面で、電気絶縁用のテープが1本あると便利です。



私が使っているのは3Mの「スコッチ 電気絶縁テープ」という製品で、おそらく300円ほどだったかと思います。元々別の用事で買った物だったのですが、しまい込んで忘れていたのを最近発見して先に挙げたような用途に活用しています。

普通のビニールテープでも代用はできるのですが、ベタつきやすかったり十分な効果が得られない場合もあるので、絶縁用に作られたテープの利用をおすすめします。

テープとは言っても用途が特殊な物ゆえか、なかなかスーパーや文具店では売っておらずホームセンターなどに行かないと入手が難しいのですが、Webでの購入であれば電子部品を専門とした通販サイト「RSコンポーネンツ」ならサイズ・材質の違う様々な製品が揃っているので用途に応じて選びやすいでしょう。


今回使用したテープはポリ塩化ビニル(PVC)製なので、見た目はごく普通のビニールテープです。
使ってみるとやや粘着面の感じが普通のビニールテープとは違い、粘着剤が残りにくいように思います。廃棄する物であれば普通のビニールテープでも良いかもしれませんが、保管のための一時的な絶縁であればこちらの方が使いやすいですね。

活用例

実際に、絶縁テープを使ってみた活用例をいくつかご紹介します。



まずはこちら。先日落としてケースが割れてしまったモバイルバッテリーです。よく見るとケースが外れているだけではなく+側の端子が外れてしまっており、このままにしておくのは危険なので絶縁しておきましょう。


使い方は簡単。絶縁テープが金属部分全体を覆うようにして……


巻き付ければ完成です。

ちなみに、ここでは壊れてしまったモバイルバッテリーを使っているので開いた状態の物を安全のために絶縁しましたが、外装に破損のない状態のモバイルバッテリーを廃棄する場合は絶対に分解しないでください。
かえって危険ですし、そもそもJBRCの設置している回収ボックスでの回収も、モバイルバッテリーの場合は分解せず本体ごとの回収と定められています。

参考:モバイルバッテリーの回収開始のお知らせ | 一般社団法人JBRC



乾電池や充電池を回収に出す場合、回収ボックス内でのショート・発火を防ぐために端子部分を絶縁しておく必要があります。こういった場合にももちろん使えますね。

また、使いかけの一次電池を後で他の機器にまた使いたい場合やスマートフォン・カメラなどの交換用バッテリーを持っている場合など、電池を保管しておくというケースも少なくないかと思います。ケースなどの用意が無ければ、これもショートしないよう対策しておく必要があります。

後でまた使う電池を普通のビニールテープなどで絶縁してしまうと、使いたい時にはもうベタベタ……ということもあり得ますが、電気絶縁用に作られたテープなら通常のテープよりも高温環境下での使用を考慮して作られているのでそのような心配が少ないです。一時的な絶縁にこそ、実はしっかりとした絶縁テープを使うメリットがあります。



最後にご紹介する用途は電池類から離れて、ケーブル類の補強です。

スマートフォンの充電ケーブルなど抜き差しする機会の多いケーブルは特に、使っているうちに端子の付け根部分から被膜が破れたり剥がれてしまう場合があります。充電しながらスマートフォンを使うことが多い方などからはよく聞く話ですね。

そんな時、上の写真のように絶縁テープを上からグルグルと巻きつけることで対処できます。もっとも、被膜が破れるまで酷使されたケーブルは内部にもダメージを受けている可能性があるのでそのまま使い続けるのはあまりおすすめできませんが、新しいケーブルを買いに行くまでの応急処置としては良いのではないでしょうか。

まとめ

使わずに保管していた絶縁テープで何かできないかな?と色々試してみましたが、デジタルガジェットには付き物のバッテリー・ケーブル関連の様々なシーンで活用できました。1本持っておいて損はないアイテムでしょう。


ちなみに最後にご紹介したケーブルの補強に関しては、もう少しスッキリと処理したい方には、手軽さでは絶縁テープに一歩譲りますが「収縮チューブ」を使う方法もおすすめです。
こちらの方法なら絶縁テープよりも強度が出るのである程度長く使えますし、被膜が破れる前に行っておいて破損を防ぐという応用技もあります。

収縮チューブも絶縁テープと同様に、電子部品の通販サイト「RSコンポーネンツ」なら用途に応じた様々な種類が揃っているのでチェックしてみてください。