4K液晶搭載の高性能モバイルノート「XPS 13(9370)」を買いました

2018.02.16 PC・Mac・周辺機器 ライター:__agar

1月に国内発売されたばかりのDELLのモバイルノートPC「XPS 13(9370)」を購入しました。まだ受け取ったばかりでレビューできるほど使い込んでいないのですが、取り急ぎファーストインプレッション(ではなかったり…)をお届けしたいと思います。



XPS 13(9370)は、2015年発売の9343から続いている狭額縁設計の「Infinity Display」デザインを採用した13インチディスプレイ搭載のノートPCです。XPS 13がInfinity Displayとなってからの9343→9350→9360→9370という一連のモデルの中では比較的大がかりな改良が行われた今回の2018年モデル・9370では、キープコンセプトのデザインながらディスプレイ幅を4mmとさらに狭めつつ、厚さも最厚部11.6mmへと薄型化。

CPUにはTDP 15WのUシリーズながら前世代の2コア→4コアになった第8世代Core iプロセッサ(Kaby Lake Refresh)を採用したほか、4Kディスプレイ搭載モデルが設定されるなどスペック面でも昨年モデルから進化しています。

日本初公開の「XPS 13」2018年モデルを見てきました #DELLアンバサダー

9343以降のXPS 13は度々検討しつつも購入に至っていなかった筆者ですが、先日DELLアンバサダープログラムの一環としてお招きいただいた発表会で9370の実機を見て「今年こそは買わなきゃ!」と思い、昨秋買ったばかりのThinkPadがあるしなあ…と数日迷ったものの1月末には注文してしまったのでした。

注文後、DELLのサイト内で確認できるオーダーステータスを見ると配送予定日が3月になっていて結構かかるのかなと覚悟していたのですが、2月15日に到着。思いのほか早く受け取れました。やはりせっかく最新モデルを買ったので、いち早く使えるのは素直に嬉しいですよね。

開封・付属品


DELLのロゴが入ったダンボール箱で到着。


ダンボールを開けると真っ黒な化粧箱が出てきましたが、この時点で明らかに13インチのノートPCが入っているにしては小さすぎるサイズ。本体のコンパクトさに期待が高まります。


黒い箱を開けると、フィルムに包まれた本体が登場。


本体の下にはクイックスタートガイドなどの書類が収められています。


最初に開けたダンボールの中には、本体が入っている化粧箱とは別に、ビニール袋に入った付属品が入っているのでこちらも忘れずに。


9370からは充電方式がUSB Type-Cに1本化されたので付属のACアダプタももちろんType-Cの物になっているのですが、従来の物と同様に2分割された構造で携帯性はイマイチ。
本体のサイズ感が素晴らしいだけにもう少しコンパクトに持ち歩けるACアダプタが欲しかったところで、いずれサードパーティ製の充電器を物色してみようかと思います。


また、USB端子が左右ともにUSB Type-Cのみとなったことを受けて変換アダプタが付属しています。
より多機能な「DA300」というアダプタも別売で用意されているのですが、USBだけであれば付属品でまかなえるのはありがたい配慮です。

外観


新色の「ローズゴールド&アルペンホワイト」ではなく既存カラーの「プラチナシルバー&ブラック」を選択したので、このシリーズをよく知っている人でないと最新モデルとはまず分からないでしょう。


とは言え、ベゼルレスディスプレイやカーボンファイバーのパームレストを組み合わせたデザインは、初出から3年経っても決して色褪せていないと思います。


天板はCNC削り出しのアルミ製。


中央にDELLのロゴがワンポイントで入っています。


底面も従来通りのシンプルなデザイン。9360までは「XPS」ロゴの部分がフタになっていてその内側に認証情報などの表記が隠されていたのですが、9370でこのギミックは廃止され一般的な外装への印字となりました。おそらく軽量化のための変更でしょうか。


また、ゴム足の色がブラックから底面の色に合わせた明るい色に変更されています。少し汚れやすそうな色ではありますが、XPS 13のゴム足は横長で目立つので、統一感のあるカラーになったのは良いですね。


側面から。かなり薄くなったのが実感できます。


左側面のボタンを押すと、閉じたままでも電池残量を確認できるインジケーターは健在。



「指紋認証機能付きの構成にしたはずなのにセンサーがない…?」と一瞬焦りましたが、9370から電源ボタンと指紋センサーが一体になっています。

スマートフォン・タブレットでは電源ボタンやホームボタンなど他の役割を持ったユニットに指紋センサーが組み込まれているケースは少なくないですが、ノートPCでは意外と少数派。見た目的にも機能的にもこの方がしっくり来る気がします。


キーボードにはバックライト付き。9360までで気になっていた細長いEnterキーが改善されたほか、PgUp・PgDnキーが独立して↑キーの左右に配置されるなど若干改良されています。

スペック・使用感


今回はDELLの公式サイトで購入しましたが、発売直後からクーポンが出ていてスペックの割には安かったということもあり、i7-8550U / RAM 16GB / SSD 512GB / 4K(3840×2160)というやや欲張った構成にしてみました。1TB SSDを選択しなかった点を除けば最上位モデルに近い構成です。

実を言うと2018年モデルの目玉であろう4Kディスプレイ自体は個人的には購入前はあまり求めておらず、選択できる構成の都合上、FHDディスプレイではメモリが8GBまでしか積めなかったので仕方なく…という感じだったのですが、セットアップのために起動してみるとフォントの綺麗さに感動。

標準設定でのスケーリングは300%なのでそれもそのはずなのですが、高解像度ディスプレイで殴ったらWindows機でもこんな綺麗になるんだ、というのは少し衝撃を受けました。作業スペースの広さとのバランスを取って実際には200%にして使っていますが、基本的にPCではテキストコンテンツとばかり向き合うユーザーではあるもののこれなら4Kディスプレイを選択した価値はありました。4Kディスプレイにすることで負荷が増す、という点での心配も今のところは杞憂で済んでいます。

従来モデルもそうですが、フットプリントの小ささだけでなく薄さという武器も得たことで改めて感じるのが、13インチ機でありながら数年前の11インチ機相当、はっきり言ってしまえばMacBook Air 11″並みのサイズなのですよね。そのサイズ感でこれだけパワフルというのは時代の流れを感じました。


発表会で見てからほぼ即決で買ったはいいものの、実は到着してみるまでは確認できなかった(発表会場では確認し切れなかった)不安要素がいくつかありました。コイル鳴き問題とファン音の大きさです。

「XPS 13」ファーストインプレッション #DELLアンバサダー

昨年、前モデルである「XPS 13(9360)」を1ヶ月に渡って試用させていただいたのですが、この際にどうにも気になって興を削がれたのがこの2つの五月蝿さでした。そんなわけで今回の買い物は、一番気に入らなかった部分が解決しているか分からないまま20万円払ってみる博打のようなものだったのですが、どうやらこのギャンブルは私の勝ちのようです。

9370ではファン停止中でないと気づかない程度の小さなノイズが聞こえることはあっても甲高い大きなノイズが聞こえることは今のところありませんし、ファンが回ってもドライヤーのような爆音に悩まされるようなことは無いです。
先日の発表会の中でも排熱関係の改善が主な変更点の1つとして取り上げられていたのですが確かに良くなっているようで、9360ほど頻繁にファンは回らず、回り始めても比較的短時間で止まるのであまり気になりません。

これまでXPS 13の購入に踏み切れなかった理由の1つに「見た目やサイズ感はモバイル用途に最高なのに、こんなに色々うるさいんじゃ公共の場で使う気にはなれない」というのがあったので、これが改善されて様々な面でどこでも使えるマシンに生まれ変わったのは非常に嬉しく思います。

まとめ

買ってよかったです!