「Amazon Echo Dot」ファーストインプレッション

2018.03.24 IoT ライター:__agar

だいぶ発売から遅れてしまいましたが、Amazonのスマートスピーカー「Echo Dot」を購入しました。細かな機能は追々見ていくとして、ひとまず開封・セットアップしたので簡単に紹介しておきたいと思います。

開封・付属品


Echo Dotは「Echo」シリーズのエントリーモデル。EchoやEcho Plusほど高性能なスピーカーは備えていませんが、その一方でオーディオ出力用の端子を備えているので手持ちの普通のスピーカーをスマートスピーカー化する使い方もできます。また、リーズナブルかつコンパクトなので、複数台のEchoシリーズを揃えて家中で音声アシスタント「Alexa」を利用できる環境を構築したい場合にも適した機種です。


水色のパッケージには、製品の特徴や簡単な音声コマンドの一例などが書かれています。


日本でEchoシリーズが手に入る正規ルートは、今のところAmazon.co.jpでの招待制での購入に限られていますが、Echo Dotのパッケージは什器に吊るして陳列できるような作りになっています。

先行して展開されている北米市場では、Amazonが買収したスーパーマーケットチェーン「Whole Foods Market」での店頭販売なども行われているようですし、いずれは日本でももっと気軽に入手しやすくなる日が来るのかもしれませんね。


箱を開けて中身を取り出すと、黒い台紙に本体や付属品がまとめて収められていました。すべて取り出して見てみましょう。


内容物は、Echo Dot本体、micro USBケーブル、ACアダプタ、説明書。シンプルなパッケージ内容ですが、これだけあればすぐに使い始められます(正確にはWi-Fi環境とセットアップのためのスマートフォンが別途必要ですが)。

外観


Echo Dotのカラーバリエーションはブラック・ホワイトの2色。今回はブラックを購入しました。


上部には操作用のボタンが4つ。音量の+/-とマイクミュート、Alexaの呼び出しボタンが配置されています。


底面は大半が滑り止めのゴムで覆われていて、認証情報などもここに書かれています。周囲には上部と同じく、スピーカーやマイクのためと思われる穴が並んでいます。


後部には電源用のmicro USB端子と、外部スピーカーを繋ぐための端子。

光沢のある樹脂製の筐体で、細かな傷などは入りやすく、ブラックの場合は指紋や汚れも目立ちやすいです。競合製品であるGoogleのエントリーモデル「Google Home Mini」がファブリック素材を多用した外装やセンサー式の操作ボタンなどによってとても6,000円程度のデジタルガジェットとは思えないクオリティーに仕上がっていることを思うとややモノとしては見劣りしますが、この分野では先行する王者であるAmazonと後追いのGoogleでは見ている物も違うでしょうし、Echo Dotの立ち位置を考えるとコストカットしていかに多くのAmazon会員に手に取ってもらうかが重要でしょうからむしろ自然なのかな、と思います。

セットアップ・使用感


他陣営のスマートスピーカーと同様……というより、Amazonが元祖ですからむしろ他のスマートスピーカーがEchoに似ているというのが正確なのでしょうが、セットアップはスマートフォンを使って簡単に行えます。

ただ、スマートフォンを一旦アクセスポイント扱いのEcho Dotに接続する必要があったり、スマートフォンのWi-Fi設定をそのまま引き継ぐ機能はなかったりと、Google Homeシリーズのセットアップほど「何もしなくていい」というレベルで洗練されてはいないと感じました。


少し面白いなと思ったのが、購入時の配送ステータスを追っているのか、Echo Dotが自宅に届いた直後にメールで使い方の紹介が送られてきました。これはなかなか他社には真似できないことですよね。


主な音声コマンドはAlexaアプリ内の「試してみよう!」というページに具体例を交えて書かれているので、使い方を覚えるにはこちらを一読しておくのが手っ取り早いでしょう。


EchoシリーズとGoogle Homeシリーズの両方を使ったことのある方からは「日本語での音声認識はGoogleの方が良い」という感想をよく聞いていたので、先にGoogleアシスタント搭載のスマートスピーカーを何機種か使ってきた私としてはEcho Dotに不満が出るかな、と懸念していたのですが、思いのほかスムーズに対話でき好印象でした。

ただしAlexaの標準機能ではなくAlexaスキルが絡んだ指示になるとワンテンポ遅くなるのがやや気になるのと、日本語の発音はGoogleアシスタントのほうが流暢かと思います。


Google Homeの場合はサードパーティーのものも含めたほとんどの機能が特に準備無しに使えますが、Alexaの場合は「Alexaスキル」というスマートフォンでいうアプリのようなものがあり、基本機能以外はAlexaアプリ内のメニューから探してあらかじめ有効化しておいたスキルだけを使えます。

面倒という見方もありそうですが、必要なものだけを組み合わせられるということは各機能の誤認識も減らせますし、「今どんな機能が使えるのか」が可視化されているおかげで何が出来るのか分かりやすいという面もあり、これはこれでメリットもあると感じました。


揃っている機能自体はAmazonのサービスとの連携を除けば他機種とそう大きな違いはありませんが、「定型アクション」といって複数のコマンドをまとめて実行できるアクションは便利。

例として用意されているアクションは、Googleアシスタントの「おはよう(今日はどんな日?)」コマンドやLINE Clovaのブリーフィング機能と同じようなものですが、自由にこういった複数のコマンドの組み合わせが作れるのは色々と応用できそうです。

まとめ

これでようやくAmazon・Google・LINEの3陣営のスマートスピーカーが手元に揃ったので、これから色々試してみたいと思います。

Echoシリーズは国内では招待制での販売ですが、今回の購入にあたっては2月半ばに招待リクエストを送信して約1ヶ月での招待だったのでそろそろ欲しい人に行き渡ってきているのかな?という気もします。検討中の方はまずは招待リクエストだけでもしておくことをおすすめします。