パワーサポート「エアージャケット for iPhone 8/7 (クリアマット)」レビュー

2018.03.16 その他レビュー ライター:__agar

パワーサポートのiPhone 8/7用ケース「エアージャケット for iPhone 8/7」を購入し、数日使ってみましたのでレビューします。



(参考画像: iPhone 5/5S/SE用のエアージャケット)

パワーサポートのエアージャケットと言えば、iPhone用ケースとしては以前から定番のハードケース。端末自体の持ちやすさを損ねない無駄のないサイズ、歪みやガタつきのないフィット感、丁寧な各部の穴開け処理など、見た目はごく普通のケースですが非常に高品質なシリーズです。

筆者もこのシリーズはとても気に入っていて、特にiPhone 5/5s/SE用の物は角張った本体形状との相性の良さもあってかエアージャケットの持ち味が最大限に発揮された名作だと感じ、度々リピートしていました。

現行機種まで続くiPhone 6以降の本体形状になってからはかつてほどの衝撃はなくあまり買っていなかったのですが、先日iPhone 8用の派生モデル「ウルトラスエードエアージャケット」を使ってみて、久しぶりに普通のタイプも使ってみたいなと思い、8用の通常のエアージャケットを改めて購入しました。


8用のエアージャケットは無色透明な「クリア」とスモークのかかった「クリアブラック」、半透明でサラサラした手触りの「クリアマット」、黒のラバー塗装が施された「ラバーブラック」の4色があります。今回は「クリアマット」を選びました。


このシリーズではお馴染みの丈夫なプラスチック製のケースを開き、中身を取り出します。


先に挙げた「ウルトラスエードエアージャケット」などの派生モデルはケース単品での販売ですが、通常モデルは「エアージャケットセット」という商品名で保護フィルムやクリーニングクロスが付属しています。

最近はガラス派も多いので単品でも売って欲しいな……という気もする一方、付属しているフィルムは同じくパワーサポート製の「AFPクリスタルフィルム」という商品で、フィルムのみでも1,000円以上するそこそこ評判も良い商品なのでお得といえばお得ですね。


今回購入した「クリアマット」は表面にラバー塗装が施されているので、本体の色やデザインはしっかり見えるものの「クリア」と比べると透明度では劣ります。その代わりと言っては何ですが手汗や指紋はかなり付きにくく、長時間持っていてもサラサラしたままなのは快適です。


iPhone 8のゴールドに装着してみました。これまでのエアージャケットと変わらず前面への張り出しは最小限に抑えられているので、端からスワイプするような操作でもほとんどケースの存在を意識させず操作性は良好。最近はApple純正のレザーケースを主に使っていたので、iPhoneそのものが薄く・軽くなったかのような新鮮さがありました。


iPhone 6以降のハードケースは大抵、側面に丸みのある形状の本体でもスムーズに着脱できるように下部あるいは上部の切り欠きを大きめにしているのが常ですが、それ故に全面を覆いたければTPUケースなどを当たるしかありませんし、軽い力で外れやすい部分を意図的に作っているが故に一体感に欠けます。

エアージャケットの場合は「取り外し用の専用ツールを付属させる」という荒業で着脱の問題を回避し、画面以外のすべての部分をカバーすることを第一に作られています。このある程度着脱性を切り捨ててでも持ち味を最大限活かした作りのおかげで、5s以前のモデルと変わらず(強いて言えばLightning端子の上側だけは着脱のために最低限切られていますが)死角のない保護が可能です。


ボタン周りの切り抜きはフレーム形状の兼ね合いもあってかつてほどギリギリを攻めてはいませんが、やはり競合製品に比べると丁寧な切り抜きではあるでしょう。スピーカー穴の切り抜きなどは執念を感じる出来栄えで、本体側の穴とサイズ・位置ともに綺麗に揃っていて美しいです。


ケースの内側にはマイクロドット加工が施されていますが、パワーサポートの作り込みをもってしてもやはりガラス製の背面をクリアケースで綺麗に見せるというのは難しいのか、虹色の干渉縞はどうしても外周に少し出てしまいました。ただ、クリアマットの場合は半透明ということもあってはっきりと縞が見えて気になる角度は限られているので、よほどじっくり眺めない限りは気になりにくいのではないでしょうか。

まとめ

おそらく私を含め、全盛期のエアージャケットを知る人ほど「今のはそれほど……」と思っている方は少なくないのではないかと思います。しかし改めて現行機種向けの物を触ってみると、機種の形状そのものが変わったことによる制約がある部分を除けば、その品質や作り込みは健在。依然としてシンプルなハードケースとしては最強クラスでしょう。

保護範囲の広さと薄さ・軽さをこれほどまでに両立しているケースはあまりなく、色・仕上げを4種類から選べることも合わせ、「デザインを上書きして飾るためのケース」ではなく「本体のデザインを引き立てるためのケース」としては満足の行く物だと言えます。