日本通信、ソフトバンク回線のサービスでもテザリングを利用可能に

2018.04.11 モバイル ライター:__agar

日本通信は4月11日、「b-mobile S」の各プランをはじめとしたSoftBank回線を利用するMVNOサービスにおいて、テザリング(インターネット共有)機能が利用可能になったと発表しました。



従来、SoftBank網のMVNOは「Disney Mobile on SoftBank」などの特殊な立ち位置のサービスに限られ広く展開されているものではありませんが、日本通信は年単位での交渉の末、2017年3月の「b-mobile S 開幕SIM」を皮切りにSoftBank回線を利用するいくつかのサービスを展開しています。

そして現時点での「b-mobile S」の各プランに共通している特徴の1つが、iPhone・iPad向けのサービスとされていることです。

iPhone専用のSIMとなると出てくるのが、テザリング機能に関する問題。サービス開始から日が浅く速度面での評判も良いSIMですし、大容量プランも用意されていますからテザリング用途でも使いたい人は少なくないかと思われますが、一筋縄では行きません。

SoftBank網のMVNOに限った話ではなく、au網のMVNOでも同種の問題が起きているのですが、MVNOでのiPhoneのテザリング(インターネット共有)はキャリア設定の兼ね合いで出来ないケースがあります。

具体的には、au・SoftBankのようにテザリングを有料オプションとして提供しているキャリアの回線を利用していると、実際にはMVNOでの利用であっても「テザリングオプション」の契約が確認できない状態なのでインターネット共有が無効になってしまうという問題があり、現状ではUQ mobileなどの例外を除き、au網・SoftBank網のMVNOに共通するウィークポイントとなっています。


具体的にどのような方法で対処したのかはプレスリリース中では明らかにされていませんが、「b-mobile S」の動作確認済端末のうち、iOS 8以降のLTE対応端末で利用できるとのこと。利用にあたっての申し込みや追加料金は不要です。

MVNOでのテザリング問題については、総務省の「モバイル市場の公正競争促進に関する検討会」でも取り上げられており、今回の対応はこれを受けた動きと見られます。そう遠くない時期に、他のSoftBank網MVNOからも同様の発表があるのではないでしょうか。

Source: プレスリリース