エキサイトモバイルを半年間使ってみて、良かった点・イマイチな点

2018.04.03 モバイル ライター:__agar

エキサイトモバイルを半年ほど使ってみて感じた、メリット・デメリットを振り返ってみたいと思います。

エキサイトモバイルについて


「エキサイトモバイル」は、ポータルサイト「エキサイト」やインターネットサービスプロバイダ「BB.excite」などで知られるエキサイト株式会社が運営するdocomo回線のMVNOです。

MVNOとしてのエキサイトモバイルの最大の特徴はその料金体系にあり、月間のデータ容量をあらかじめ決めておくオーソドックスな「定額プラン」のほかに、実際の毎月の通信量に応じて料金が変動する「最適料金プラン」を展開。さらに、1契約で3枚から最大5枚までのSIMをまとめて運用できるコースも用意されています。

筆者の使用状況


筆者がエキサイトモバイルを使っていたのは、2017年の春から冬までの約半年間。本記事の執筆時点では解約済のため最新のスピードテスト結果などは残念ながら提供できませんがご了承ください。

15GB/月まで1GB単位の通信量に応じて料金が変動する「最適料金プラン」を選び、音声SIM 1枚+データSIM 2枚の計3枚を契約。1枚目は当時メインで使っていたSIMフリーのAndroidスマートフォンに、2枚目・3枚目はプランの特性を活かして、使用頻度の低い端末にもあまり維持費をかけずに入れておけるSIMとして利用していました。

良かった点①:使った分だけ支払えるので無駄がない


やはり最大の魅力は特徴的なプラン。「最適料金プラン」の1枚コースなら10GBまで、3枚コースなら15GBまでの範囲で毎月使った分だけの料金で済み、使用状況が多少変わってもプランを見直す手間はかかりません。

定額プランの料金と比べても同容量まで使った状態で100円前後高い程度ですし、最適料金プランは定額プランよりも細かい1GB刻みの料金なので、使い方によっては自分で容量をあらかじめ決めておくより最適料金プランに任せてしまったほうがかえって安いケースも多いでしょう。

良かった点②:タブレットなどのサブ端末を含めた運用がしやすい


こちらも料金プランに関連したメリットなのですが、「使った量に応じて自動で料金が決まる」ということに加え、1契約で最大5回線までまとめて管理できるのも嬉しい点です(上限はあくまで15GBなので、5回線まで増やしてしまうと使い方によってはデータ容量が厳しいかもしれませんが)。

1台目のスマートフォンはともかく2台目以降の端末、例えばタブレットなどは、月によって使用頻度や通信量に波があるケースも少なくないかと思います。複数台でエキサイトモバイルを使う場合は、最適料金プランのメリットがより大きく感じられました。筆者の場合はメインの音声SIMとサブのデータSIM×2という形で使っていましたが、2枚目以降のSIMも音声SIMに出来るので、家族でまとめて契約するという使い方もありですね。

良かった点③:高速通信・低速通信の切り替えも可能


エキサイトモバイルでは、契約者向けのマイページから各回線ごとに高速通信・低速通信の切り替えも可能です。低速モードではデータ容量を使い切った際と同じく、上り・下りともに200kbpsに制限されますが容量を消費せずに通信できます。

使った分だけ料金がかかる仕組みだけに予算に応じて「これ以上はちょっと」というところで自分で制限をかける使い方も1つかと思いますが、個人的に便利だなと思ったのは複数台で使っている場合に用途に応じてあまり速度が出る必要のない端末にだけ制限をかけておく、ということもできる点。1契約に複数の回線をまとめたとしてもこういった柔軟な使い方ができるのは便利かと思います。

ちなみにMVNEはIIJなので、低速通信時の読み込み時間を短縮する「バースト転送」機能も付いています。高速通信をOFFにした状態でも比較的使いやすい仕様ですね。

イマイチな点①:速度は“MVNOとしては”並


通信速度に関しては特別速いということはなく、MVNOとしては平均的なレベルでした。昼12時台など混雑する時間帯の使い方にはある程度工夫が必要なので、いつでも快適に使えることが条件なら他を選んだ方が良さそうです。

イマイチな点②:電話をよくかける場合には不向き


ユニークなプランを提供している一方で、オプション関連はかなりあっさり。特に通話料を軽減できるサービスが一切ないのは痛いところで、20円/30秒の通常料金で通話するほかありません。音声通話の利用頻度が高い方にもあまり向いているSIMとは言えないでしょう。

まとめ

通話料やオプションサービス、速度などメイン回線としてバリバリ使うには少々厳しい面もありますが、「最適料金プラン」と3枚コースの使い勝手の良さは魅力。2台目以降のサブ用途にはおすすめです。