「MX ERGO」がもっと使いやすくなる“あるパーツ”を3Dプリントしよう

2018.06.07 PC・Mac・周辺機器 ライター:__agar

愛用の親指トラックボール「MX ERGO」ですが、レビュー記事などでも度々書いているように、個人的には「使いやすいけれど、角度調整機構は邪魔」と思いつつ使っていました。

「Thingiverse」で理想のパーツを発見


それを解決できるような物、具体的にはMX ERGOの角度を固定してしまえる物はないのだろうかと探していたところ、たどり着いたのが今回ご紹介する一品。

市販されている既製品ではなく、3Dプリンターで出力するための3Dモデルをシェアできる海外サイト「Thingiverse」で有志の方が公開されているデータを見つけたのです。

Logitech Ergo MX Dongle Storage by dlofstrom | Thingiverse

まさに探していた通りの物で、発見した時は大喜びしました。これでもうMX ERGOを使っている時に、うっかり力を加えて「ガタッ」となってはイライラすることもありません。

実際に出力したパーツ



実際に、上の3Dモデルを3Dプリンターで出力したものがこちらです(白背景に白いパーツなので見にくくなってしまいすみません)。精度や積層痕などはモデルの問題ではなく出力環境の問題なのでここでは評価の対象としませんが、特にデータに手を加えなくともサイズや形状に問題はありませんでした。

ちなみに、こちらの3Dモデルは商用利用以外であれば自由に出力して使うことができますが、「3Dプリンターを持っていないけれどこのパーツが欲しい」という場合、そもそも3Dプリントサービスへの依頼はサービス側の規約上できないサービスが多いと思われるので要注意。当たり前のことですが、依頼者が著作権を有していないデータの出力は基本的にはNGです。

今回は、出力環境のある知人のアテがあったのでお願いして出力してもらいました。もし、3Dプリンターを持っていない/持っている人が周りにいないという状況であれば、外注の3Dプリントサービスではなく、3Dプリンターを使わせてもらえるワークカフェやワークスペースのようなところを当たってみるのが良いかもしれませんね。

使ってみた


「MX ERGO」の底面には金属製のプレートが付いていて、磁力によって固定されています。このプレートを取り付ける位置を変えることで本体の角度を2段階に変えることができる仕組みです。使用中に力を加えると不意に角度が変わってしまうことがあるのが玉にキズなのですが、それを解決するのが今回のパーツです。


プレートを取り外し、3Dプリンターで出力したパーツを上のようにセットします。


後はプレートを元通りに取り付ければ完成です。筆者は今のところ利用していませんが、このパーツにはもう1つの機能があり、Bluetoothではなくロジクール独自の「Unifying」でMX ERGOをお使いの方なら、携帯時にUnifyingレシーバーを収納するスペースとしても利用できます。


ただMX ERGO本体に挟み込むだけのパーツですが、グラつきもありませんし角度が変わってしまうイライラもなくなり、自由なポジションと力加減で手を置けるようになったのでとても快適に使えています。出力環境のあるMX ERGOユーザーはぜひ。