“振ってつくる”新感覚のペットボトル緑茶「matcha LOVE」を買ってみた

2018.07.15 食べ物・飲み物 ライター:__agar

一見普通のペットボトル緑茶、しかし実は飲む直前に“振る”ことで完成するという、一風変わった新商品が出ていたので買ってみました。



今回ご紹介する商品はこちら。伊藤園の「matcha LOVE」というシリーズです。この商品の最大の特徴は、中身が「水」と「粉末緑茶」に分かれた状態で入っていること。キャップをひねると簡単にこれらが混ざり、作りたてのお茶をどこでも手軽に楽しめるというコンセプトです。

「matcha LOVE」というブランドは、伊藤園が北米で展開している緑茶関連のブランドだそうです。甘くない純粋なお茶のタイプと「ほんのり甘い」タイプがあるので、ひとまず両方ゲット。商品情報を以下に載せておきます。

matcha LOVE PET 190ml | 伊藤園

matcha LOVE ほんのり甘い PET 190ml | 伊藤園


まずは原材料をチェック。やはり品名も「ナチュラルミネラルウォーター」と「抹茶」の2品に分かれているのですね。

左側の無糖タイプ(白いボトル)を見ると粉末部分は抹茶だけになっているので、何か添加物を使って簡単に溶けるようにしているというわけではなく、加工のみでこの仕組みを実現しているようです。

右側の甘いタイプ(緑のボトル)を見ると、砂糖ではなく人工甘味料で甘みを付けているのが分かります。まあ、砂糖じゃ溶けないですよね……。仕組み的に仕方ないかもしれません。


では、作り方をチェックしてみましょう。購入時の状態では、ボトルの中身はただの水。特殊な形状のキャップ部分に粉末緑茶が仕込まれています。


緑色のキャップと白色のキャップが2段になって付いているので一見難しそうですが、飲む際に動かすのは上の緑色のキャップだけ。


緑色のキャップを1度開けると粉末が水の中に落ちます。

今回は撮影用にラベルを剥がしてから作ったので見やすいですが、通常の状態では、ボトル全体を底面以外はラベルで覆われているので、振りながら状態を確認しにくいのがイマイチ。確認用の細い小窓は付いているのですが、もう少し見やすいと良いかなと思いました。


キャップを締め直して振れば、あっという間に緑茶が完成。緑色のキャップをもう1度開ければ、後は普通のペットボトル飲料と同じように飲めます。


左側がノーマル、右側が甘いタイプです。見た目はほとんど変わりません。飲み比べてみると、やはり作りたてにこだわった仕組みのおかげか、開けた瞬間の香りはどちらもしっかりとしています。

白いボトルのノーマルタイプの感想としては、濃い液色からは想像もつかないほど薄味。香りは良いけれど味は……というところで、一般的なペットボトル緑茶に対するアドバンテージがあまり出せていない印象でした。

甘いタイプに関しては、人工甘味料の時点で予想はしていましたが、「ほんのり甘い」という商品名とは裏腹に、しっかり甘いです。ただ、甘さとともに不思議とノーマルタイプよりは緑茶の味も感じ取れて、この商品のコンセプトとして期待されるであろう本格的な味わいとは違うものの、端的に言えば「抹茶味のお菓子やアイス」のような味として成立してはいると思います。

まとめ


単純に味だけの話でいえば、この味で140円/190mlは無理があり、普通のペットボトル緑茶の方がよほど美味しいというのが筆者の感想。しかし、単なるペットボトル緑茶としての評価でこの商品を片付けてしまうのはフェアではないとも思います。コンセプトとしては非常に面白く、なかなか楽しい体験でした。

水と粉末の状態で店頭に並べ、飲む直前に混ぜることで作りたてを手軽に飲めるというパッケージングは斬新。粉末緑茶そのものは以前からラインナップにあるとはいえ、なかなかそれを持ち歩いて都度溶かして飲もうという気にはなれない方が多いのではないでしょうか。あとは味のクオリティーさえコンセプトに追い付いてくれば、ワンランク上の新しいペットボトル緑茶の形として評価されるのかもしれません。