楽天モバイルの料金プランを解説!“長く使うか”の見極めが重要、条件次第ではお得に

2018.07.23 モバイル ライター:__agar

MVNOの中では国内トップのシェアを誇る「楽天モバイル」。ネットワークとしてはdocomo回線を利用しています。データ容量を使い切った後も最大1Mbpsで通信できる、速度制限の緩やかな「スーパーホーダイ」プランを提供していることや、セット端末の割引などのキャンペーンの多さが特徴。もちろん、楽天系列ならではの「楽天スーパーポイント」を支払いに充てることもできます。



この記事では、「楽天モバイル」の料金プランについて解説していきます。

楽天モバイルのプランは大きく分けて、音声対応SIM / SMS対応SIM / データ専用SIMのいずれでも使えるオーソドックスな「組み合わせプラン」と、音声SIMかつ長期利用を前提とした「スーパーホーダイ」の2つがあります。それぞれまったく異なる料金体系となっているので、まずは基本の「組み合わせプラン」からチェックしてみましょう。

「組み合わせプラン」の料金

容量基本料金
(音声)
基本料金
(SMS)
基本料金
(データ)
ベーシック1,250円645円525円
3.1GB1,650円1,020円900円
5GB2,150円1,570円1,450円
10GB2,960円2,380円2,260円
20GB4,750円4,170円4,050円
30GB6,150円5,520円5,450円

組み合わせプランは、音声対応SIM / SMS対応SIM / データ専用SIMという目的に合わせた3つのタイプと、毎月のデータ通信が使えるデータ容量の組み合わせで基本料金が決まります。MVNOの料金プランとしては一般的な仕組みといえるでしょう。

容量は、3.1GB / 5GB / 10GB / 20GB / 30GBの5段階。どちらかといえばヘビーユーザー寄りのラインナップで、ライトユーザーやWi-Fiを上手く活用している方に需要の多い1GBや2GBのプランは残念ながらありません。

最安値の「ベーシックプラン」とは何かと言うと、いわゆる“低速無制限”タイプのSIMで、ざっくり言えば常に速度制限がかかっている状態、その代わり安く使えますよ、というプランです。こちらは、ほぼメールやLINEしか使わない方、あるいは2台持ちなどで割り切って上手く使える方向き。一番安いからといって飛び付くのは少々危険です。一般的な用途であれば、データSIMの3.1GB、900円/月からと思っておいても良いでしょう。

「スーパーホーダイ」の料金


音声SIMのみで選べる「スーパーホーダイ」は、一定の条件を満たせば先にご紹介した「組み合わせプラン」よりも安く使えるメリットがある一方、契約年数や楽天の会員ランクによって料金が大きく変動するため、最安値だけを見て選ぶとかえって損をしてしまう可能性もある諸刃の剣です。

少々複雑なのですが、一例として、3年契約の場合の料金を以下の表にまとめました。

ダイヤモンド会員
(1年目)
楽天会員
(1~2年目)
非楽天会員
(1~2年目)
プランS / 2GB980円1,480円1,980円
プランM / 6GB1,980円2,480円2,980円
プランL / 14GB3,980円4,480円4,980円
プランLL / 24GB4,980円5,480円5,980円

「スーパーホーダイ」では、最低利用期間を1年・2年・3年の3種類から選ぶことができ、契約期間が長いほど割引が大きくなります。加えて、楽天会員またはその最上位である「ダイヤモンド会員」であればさらに割引が受けられます。

具体例を挙げて説明すると、仮に楽天会員でない方が1年契約でスーパーホーダイの2GBプランを申し込んだ場合、基本料金は2,980円となります。契約年数を2年にすると2,480円、3年にすると1,980円。楽天会員になれば1,480円、さらにダイヤモンド会員まで上り詰めれば980円。なんと通常料金よりも2,000円も安く使える可能性があるのです。

おそらく楽天モバイル的には一押しのプランなのですが、筆者としてはスーパーホーダイはおすすめしません。ここまで読んでいただいた方ならお分かりかと思いますが、まずその理由の1つに、とても複雑なプランです。そして、いくつかの落とし穴があります。

最安値で使うには3年契約にする必要がありますが、割引は2年目まで。ダイヤモンド会員特典に至っては1年目だけです。つまり、結局3年目には割高な料金を払うか、泣く泣く9,800円の解約金を払うかを選択するしかないのです。もっと言えば、ダイヤモンド会員はそう簡単になれるものではありません。元々、楽天のサービスを使い込んでいるヘビーユーザーでないと厳しいと思われます。


もちろん、スーパーホーダイにもそれなりのメリットはあります。データ容量を使い切った後の速度制限が緩く最大1Mbpsまでとなっていることや、国内通話の10分以内かけ放題が付いていることです。しかし、このメリットを考慮してもやはり、正確に理解した上で使わないことには損になりやすいプランといえるでしょう。

まとめ

楽天モバイルを使うなら、シンプルかつリーズナブルな「組み合わせプラン」がおすすめです。楽天のサービスを使い込んでいる人、長期的な利用が確実な人であれば、しっかり計算した上で「スーパーホーダイ」を検討してみるのもアリかと思いますが、多くの場合は「組み合わせプラン」の方が結果的に安く抑えられます。

また、電話をかける機会が多い方に関しても、10分かけ放題のオプションは「組み合わせプラン」にも別料金で付けられるので、差額を考慮した上で検討してみると良いでしょう。