「LIBMO」ってどんな格安SIM?1ヶ月使ってみた感想&解説

2018.10.21 モバイル ライター:__agar

TOKAIコミュニケーションズが運営するMVNO「LIBMO(リブモ)」を約1ヶ月試用させていただきました。この記事では、実際に使ってみた感想を交えて、LIBMOについて解説します。

LIBMOとは?


LIBMO(リブモ)は、docomo回線を使ったMVNO。静岡県など中部地方を中心に「@T COMヒカリ」などの通信事業を展開しているTOKAIコミュニケーションズが運営元です。

同系列のサービスとのセット割引やポイントプログラムなどのメリットがあるほか、サービス面では特にサポートに力を入れている印象。訪問サポートや、端末購入時の設定を済ませた状態で発送してくれるキッティングサービスが用意されています。

料金プランは、データSIMで最安480円/月から。用途に合わせて20GBや30GBの大容量プランも選べます。また、通話関連のオプションサービスも豊富で、2種類のかけ放題オプションをはじめとした各種機能が揃っています。

480円の低速プランから、30GBの大容量プランまで用意

まずは料金プランからチェックしてみましょう。以下の表をご覧ください。

基本料金
(音声)
基本料金
(SMS)
基本料金
(データ)
ライトプラン
(無制限/200kbps)
1,180円620円480円
3GB1,580円1,020円880円
6GB2,180円1,620円1,480円
10GB2,980円2,420円2,280円
20GB4,680円4,120円3,980円
30GB6,580円6,020円5,880円

データ容量は3/6/10/20/30GBの5段階と、常時200kbps制限となる代わりに容量無制限の「ライトプラン」が用意されています。他社の同容量のプランと比較すると、MVNOとしては平均的な料金といえるでしょう。約半数のスマホユーザーは月3GB程度に収まっているという統計もあることから、標準的な使い方に適しているといえる3GBプランに始まり、ヘビーユーザーにも対応できる20GBや30GBの大容量プランまで、幅広くカバーされている点は評価できます。

余ったデータ容量は翌月まで繰り越しでき、データ容量を使い切った後の通信速度は上下最大128kbpsに制限されます。容量の変更は月単位で可能です。音声SIMのみ課金開始日から1年間の最低利用期間があり、もし1年以内に解約した場合は契約解除料(9,500円)が発生。SMS機能付きSIMやデータ専用SIMには最低利用期間はありません。


また、家族でLIBMOを使う場合やスマートフォンとタブレットの2台持ちをしている場合に便利な「データシェアオプション」も用意。1契約につき2枚までのSIMカードを追加でき、元の1枚を含め3枚までデータ容量を分け合って使えます。

通信速度はどう?


MVNOを選ぶ上で重要な、しかしながら実際に使ってみないと分かりにくいポイントの1つが通信速度。特に、大手キャリアからの乗り換えで初めてMVNOを使うといった方ですと不安な方も多いのではないでしょうか。

ユーザーの多さやそれに見合った設備増強などに左右され、その状況は日々変化することから口コミも過去のものであったりすると当てにしにくい部分です。単にユーザー数が多いMVNOは混んでいるから遅い、ユーザー数が少ないと空いていて速いといった単純な話ではなく、ユーザー数に見合った設備投資をしているかどうか、各事業者の質が現れる部分ともいえます。

筆者は普段から他のMVNO(OCNモバイルONE、LINEモバイルなど)を使っていますが、1ヶ月間LIBMOを使ってみて、特別遅いと感じる場面はありませんでした。2018年10月時点では、MVNOとしては並か少し良い部類の通信速度だと思います。夜間の閑散時などを除けば極端に速いというわけではないのですが、特に利用者の集中するピーク時である昼12時台を除けば、安定して実用的に十分な速度が出ていたので大きなストレスなく使えました。

通話関連のオプションサービスが充実


オプションサービスの種類は特別多い方ではありませんが、その多くが通話関連とサポートに集中しており、手厚い内容になっています。

通話のオプションに関しては、留守番電話や割込電話などの基本的な機能に加えて、メールやLINEで留守電の内容を確認できる「スマート留守電」(290円/月)を用意。さらに、かけ放題や無料通話のサービスが複数用意されていることも通話頻度の高い方には嬉しい点です。

1回10分以内の国内通話が無料になる「10分かけ放題」(850円/月)、さらによく電話をかける上位3番号への通話も無料になる「かけ放題ダブル」(1,300円/月)、毎月1,200円分の無料通話が付く「通話パック30」(880円)の3種類から自分の使い方に合ったものを選べます。

セット端末は分割払いOK。すぐに使えるキッティングサービスも


セット販売されている端末は、ASUSのZenFoneシリーズやファーウェイのP20 lite、国内メーカーとして人気のAQUOS sense liteなど、主要な売れ筋SIMフリー機を押さえています。

今回は「ZenFone 5(ZE620KL)」をお借りして試用しましたが、このようなDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)対応の機種なら「通話は大手キャリアのまま、データ通信だけLIBMOに変えて安く使う」といった運用もしやすいかと思います。

端末代金は一括払いだけでなく、24回の分割払いも可能。スマートフォンだけでなく、タブレットやモバイルルーターの取り扱いもあります。また、APN設定などの馴染みのない人も多い設定を済ませた状態で発送してくれるキッティングサービスもあるので、初めてMVNOに乗り換える方など不慣れな方は利用してみても良いかと思います。

半年間600円引きの「LIBMO秋祭り」を実施中


2018年9月3日から12月20日まで、「LIBMO秋祭り」というキャンペーンが実施されています。期間中に音声SIMを申し込むと、最大6ヶ月間は基本料金から毎月600円が割り引かれます。例えば3GBプランの場合、通常1,580円/月のところが980円/月に。LIBMOを使い始めるなら年内がチャンスです。

まとめ


LIBMOといえばこれ、というような独自色の強いサービスがあるわけではありませんが、通話機能やサポートといった重要な部分にしっかり力を入れていて、速度面でも悪くない部類。シンプルなサービス内容と平均的な料金設定で、目立った欠点の少ないMVNOだと思います。格安SIMとはどんなものか、これから試してみたい方にも良いのではないでしょうか。