定番モバイルバッテリーがついにモデルチェンジ、「cheero Power Plus 4 13400mAh」レビュー

2018.11.13 モバイル ライター:__agar

Amazonで買える安くて良い感じのモバイルバッテリーといえばAnkerかcheero、新たなメーカーが続々と参入する激戦区ですが、そんなイメージが頭の片隅に残っている方も少なくないのではないでしょうか。実際、スマートフォン普及期にはこの2メーカーのモバイルバッテリーの人気はかなりのものだったと思います。



さて、そんなcheeroを代表するモデルといえば「Power Plus」シリーズですが、この秋、主力の13,400mAhモデルがPower Plus 3から「Power Plus 4」へと待望のモデルチェンジを果たしました。実に4年ぶりということでどのように進化したのか、早速チェックしてみましょう。


本体の形状はPower Plus 3と変わらず、飽きの来ないシンプルなデザイン。寸法が一致しているので、端子の並んでいる面以外は金型を流用しているのかな?と予想。長いブランクを経てのモデルチェンジなので、もう少し代わり映えのする物を出してくれても良かったんじゃないか……と思うところではあります。

ちなみに、カラーは現時点ではブラックのみ。cheeroといえばホワイトなど明るいカラーでおしゃれなイメージもあり、今後のカラーバリエーションの追加に期待したいところです。


端子は今時の仕様へと変わり、入出力兼用のUSB Type-Cポートと出力用のUSB Aポートが1つずつ。Type-C経由では最大18WのUSB PDに対応しています。

バッテリー容量は従来と変わらず、13,400mAh。一般的な10,000mAhクラスのモバイルバッテリーと変わらないコンパクトなボディーで“あと少し”の余裕が得られる絶妙な容量です。


本体のほかには、ケーブルと説明書が同梱されています。付属ケーブルはもちろんC to Cの物です。


18W止まりなので劇的に速いというわけではないものの、最近のAndroidスマートフォンの充電には適しているでしょう。一方で、「USB PDだからType-C充電のノートPCにも使える」と安直に考えて良いほどの出力はありません。大抵のノートPCでは出力が足りないため使えず、MacBookなど充電できる物に関してもあくまで最終手段と考えておくのが無難かと思います。

「USB PDが使える」ということ以上に、「スマホの充電はType-C、モバイルバッテリーの充電はmicro USB」というようなねじれ状態を解消できることのほうが、Type-CのAndroidスマートフォンを使っている方にとってのメリットは大きそうです。

まとめ


Type-C端子への変更や最大18WとはいえUSB PDへの対応など改良点は見られるものの、既にPower Plus 3をお持ちの方であれば今すぐ買い替えるべきとまでは行かないかな、というのが実際に使ってみた感想です。

良くも悪くもあまり代わり映えはせず、Power Plus 3の良さはそのままに時代に合わせて仕様を見直した物がこの「Power Plus 4」だと感じました。正直なところ、フルモデルチェンジというよりは“Power Plus 3 PD”的な存在かと。

ややネガティブな話に聞こえるかもしれませんが、定評のある前作との差があまりないのは決して悪いことではないでしょう。嬉しいことに値段もあまり変わらず、執筆時点では旧モデルに300円足せば買えてしまいます。今から買うなら「Power Plus 4」の方がおすすめということには違いありません。