スケーリング解像度を自在に変えられる「QuickRes」を12インチMacBookに導入してみた

2018.12.16 PC・Mac・周辺機器 ライター:__agar

先日、12インチの「MacBook」を購入しました。RetinaディスプレイのMacが登場してからだいぶ年数が経ったのでもはや説明の必要はないかと思いますが、RetinaのMacは高解像度ディスプレイをドットバイドットで扱っているわけではなく、複数のピクセルを1つの論理ピクセルとして扱うスケーリングを行うことで、滑らかさと画素密度が高くても小さすぎず見やすい表示を両立しています。



つまり、ディスプレイの実解像度より実際の作業スペースは狭くなるわけですが、そこはユーザーの好み(あるいは視力)に応じて調整できるように、標準では4段階の表示サイズを選べるようになっています。

12インチMacBookの場合、実解像度は2,304×1,440です。そして、4段階のうち最大となる「スペースを拡大」を選んだ場合の表示サイズはどうなっているのかというと、1,440×900です。うーん、今時のマシンとしては正直かなり狭いですよね。


そんなわけで「もっと“スペースを拡大”したい」あるいは「ドットバイドットで使ってみたい」という人も少なからずいるのでしょう、この設定を拡張するためのツールは多数存在します。

筆者は以前、13インチの「MacBook Pro Retina」を使っていたことがあり、その頃は「Display Menu」というMac App Storeで提供されている無料ツールを使って解像度を変更していました。12インチMacBookにもこのツールを入れてみたのですが、こちらは選べる解像度があらかじめある程度決められている仕様です。

12インチMacBookでDisplay Menuを使った場合、標準設定の最大サイズ「1,440×900」の次が「2,048×1,200」とだいぶ飛んでしまい、もちろん人によるとは思いますが、筆者の視力では「この2つの間が欲しいんだよなあ……」としっくり来る設定がありませんでした。


もっと柔軟に設定できるツールはないのかと探してみたところ、たどり着いたのが「QuickRes」というツール。有料ツールとはなりますが、使っている方も多く評判は良いようです。

QuickRes | ThnkDev


豊富な選択肢の中から使いたい解像度を選んで登録しておけます。


あとはメニューバーに常駐するアイコンをクリックするだけで解像度が切り替わります。押すたびに複数の解像度を行き来できるのが意外と便利で、筆者の場合は十分な作業スペースが得られる「1,920×1,200」を主に使いつつ、膝上に置いて文章を打つ時など、ある程度画面までの距離があるシーンでは少し見やすいようにワンクリックで解像度を落として使えるようにしています。

まとめ


選択肢の豊富さや自動起動設定、切り替えのしやすさなど、RetinaのMacのための解像度変更ツールとしては文句無し。いい加減これぐらい標準でやってよ、とは思いますが……。

似たような機能を備えた無料ツールがいくつかあるので手を出しにくいかもしれませんが、あらゆる機能の使い勝手に関わってくる根本的な部分の設定ツールであるだけに、理想の設定ができるのなら高くない買い物かと思います。