USB Type-C対応の外付けDVDドライブ「ZenDrive U9M」レビュー

2019.01.26 PC・Mac・周辺機器 ライター:__agar

気付けばPCで光学ドライブを使うこともほとんど無くなったな~、という方も少なくなさそうな昨今。私も万が一の備えとして外付けDVDドライブを用意してはいるものの、ほとんど使うことはありません。



最近、10枚組のすばらしいCD BOXを購入したのですが、さてPCに取り込もう……というところで、5年ほど使っていたバッファローのDVDドライブが不調だったので年末に処分してしまったことを思い出しました。


そんなわけで急遽、家電量販店へ。USB Type-C対応で今時のモバイルノートでも使いやすい薄型モデルの「ZenDrive U9M」(SDRW-08U9M-U)を選びました。


開封してみると、パッケージ内容はこんな感じ。DVDドライブ本体の他に、2種類のケーブルと付属ソフトウェア、説明書が入っていました。


天板にはASUS製品ではおなじみのスピン仕上げが施されています。ただし、樹脂製で商品画像で見るよりはチープなので過度の期待は禁物。その分軽く仕上げられており、実測値で約240gでした。大きさとしては、CDケースを少し厚くしたようなサイズ感。持ち運びにも困らないでしょう。

薄さゆえの弱点を挙げるなら、トレイを開閉する際に天板に手をかけているとたわんで干渉してしまう場合があります。トレイのレール自体もあまりスムーズにまっすぐ入るようなものではないので、開閉に気を使う必要があり、やや作りの甘さを感じました。


先述の通り、ZenDrive U9Mには2種類のケーブルが付属しています。1つはUSB A端子を持つPCに接続するためのケーブル、もう1つはUSB Type-Cケーブル。USB Aの方の付属ケーブルは、パスパワーでうまく動作しない場合に電源を取れるよう、Y字ケーブルとなっています。

なお、「USB Type-Cをサポート」と製品説明で謳われているのはこの付属ケーブルのことで、DVDドライブ本体に付いている端子はmini Bのまま。当然、USB 2.0となっているのが残念なところです。


書き込み速度は8倍速とごく平凡なスペックですが、仮に16倍速であっても内周ではそう大きな効果は得られませんし、コンパクトな外付けDVDドライブで済ませるような軽い用途であれば実用上はこれで十分とも言えるでしょう。動作音はそれなりにしますが、振動はゴム足でほとんど吸収されていて気になりませんでした。

また、Millenniata社が開発した長寿命光ディスク「M-DISC」にも対応しています。無機材料を使用したディスクに高出力レーザーで書き込むため経年劣化に強いDVD-Rで(M-DISC自体にはBD-R版もあります)、開発元は「1,000年持つ」と豪語しているほど。対応メディアは「生涯保存のためのDVD」などとして売り出されています。M-DISCは書き込みこそ対応ドライブが必要ですが、読み込みは一般のDVD/BDドライブでもできますし、使えて損はない機能ではないでしょうか。

まとめ

別途ケーブルなどを用意せずとも、USB Type-C端子しかないような今時のモバイルノートでもすぐに使えることや、持ち運びや保管の邪魔にならない薄さ、コンパクトさは評価できます。

一方でスペックや作りを見ると、同じASUSのもっと廉価なモデル(SDRW-08D2S-Uなど)に対して、果たして差額分の価値がZenDrive U9Mにはあるだろうか?というのは少々考えてしまいました。